fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

魅惑の都知事と黒幕ちゃん

その都知事は、永久の繁栄を渇望していた。
聖杯に願った『完璧の美』。
そして酸素を操る力を得た。
空気中の酸素を移動させて、人間を酸欠または酸素中毒にさせることができ、 また肉体を強烈に酸化させることで行動不能にさせたりすることも可能なスキルである最強の力だ。

………………と誰もが思っていた。

「政治の世界と裏社会は密接なんだ、それを渡り歩くのを蝙蝠キャラというのは僻みかなんかだ、厳しい現実を知らない甘い子だね」

………………傀儡政権を字で行く美少女がいた。
血族の中でも支配者を支配する能力を持っている、権力で言えば彼女が一番持っている。
都内在住、蝙蝠の双子の妹の下の方である。

嫌われてる方にして、商売敵でもあった。
未成年ながら喫煙し、ヘビースモーカー。

「いやー、本当に上手く行き過ぎてやがる」

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