fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー
転生無限者
「なぁ、息子、タランテラ、もしくはミハイル・ロア・バルダムヨォンの名を知っているか?自らの魂を加工、『魂の情報』が転写できるようになっている。まぁ人工的な輪廻転生の酷使だと思ってくれ、小生は、その『転生』の術式を使える、まだ三回目しかしてない、一回目は弟、二度目は退魔と代行者によるリンチ、そしてこの三回目の自分がある」
「なんて、おぞましい術式を考えた、待ってください、血に固執するのが貴方では無いのですか?」
「あぁ、自分の血も脳と同じように保管してある、血は培養して増やしクローン、ゴーレムやホムンクルスを自動的に大量製造する工場もある、だから持ち主は意思をまず奪われ、その後体中の血を変えられる、拒否反応が無いのは少し吸血鬼化させて取り込めば肯定されて、自分色に勝手に染めてくれるよ」
「この名状しがたい恐怖、怯えしか、ない」
「そうか、なら吸血鬼でありながら科学と魔術のハイブリッドの術式を使うマッドサイエンティストを息子に紹介するのはやめよう」
「は?」
「お前は深淵を見て、見た深淵が全部だと思うのか?並列世界のように無限であって全部は見れないよ、深淵から見返されるのも一部分でしかない、この程度で怯えても、ラヴクラフトが書いたとしても半分も行ってない」
「まだまだ、深淵も奥が深いと言うことか」
「アルトルージュとの契約の一つだからな」
「またあの女の仕業か!」
「なんで彼女をさっさと殺さないんだ?」
「…………そう言う事は言ってはいけない」
「負債した分を踏み倒したくてたまらん」
「どこまで下郎に落ちれば気がすむんだ」
「堕落の果て、それも一種の真実だろう」
「あってたまるか!そんな忌々しい真実!」
「無明から根源へたどり着く、暗澹が大切なんだよ、暗澹が、黒き悟りを得たいよなぁ」
「さっさと真の悟りを得て成仏して下さい」
「天国に行けるとは思わないよ」
「なら悔いて下さい」
 「地獄に行ってこそ悪党だ、この世は弱肉強食で出来ている、野蛮や暴力が無くなったとして、賢しさや脅しは残る、人間は狡さをよりよく学んでいく、だから暴力は実はあった方がいい、ただし正しく殴れるならの話だ」
「……体罰を許容しろと?」
「自然淘汰の話をしてる」
「…………優性思想の話だろ」
「そうとも言う、弱さを駆逐するのは、それだけで強者にとって喜びなんだよ、自分の強さを金でも名誉でも権力でもいい、それを持ってこそ強者、強者こそ正義なのだよ息子」
「なら、私は見捨てられる弱者を守る!!」
「やってみろ、どうせこの肉には届かない」
「なんて、おぞましい術式を考えた、待ってください、血に固執するのが貴方では無いのですか?」
「あぁ、自分の血も脳と同じように保管してある、血は培養して増やしクローン、ゴーレムやホムンクルスを自動的に大量製造する工場もある、だから持ち主は意思をまず奪われ、その後体中の血を変えられる、拒否反応が無いのは少し吸血鬼化させて取り込めば肯定されて、自分色に勝手に染めてくれるよ」
「この名状しがたい恐怖、怯えしか、ない」
「そうか、なら吸血鬼でありながら科学と魔術のハイブリッドの術式を使うマッドサイエンティストを息子に紹介するのはやめよう」
「は?」
「お前は深淵を見て、見た深淵が全部だと思うのか?並列世界のように無限であって全部は見れないよ、深淵から見返されるのも一部分でしかない、この程度で怯えても、ラヴクラフトが書いたとしても半分も行ってない」
「まだまだ、深淵も奥が深いと言うことか」
「アルトルージュとの契約の一つだからな」
「またあの女の仕業か!」
「なんで彼女をさっさと殺さないんだ?」
「…………そう言う事は言ってはいけない」
「負債した分を踏み倒したくてたまらん」
「どこまで下郎に落ちれば気がすむんだ」
「堕落の果て、それも一種の真実だろう」
「あってたまるか!そんな忌々しい真実!」
「無明から根源へたどり着く、暗澹が大切なんだよ、暗澹が、黒き悟りを得たいよなぁ」
「さっさと真の悟りを得て成仏して下さい」
「天国に行けるとは思わないよ」
「なら悔いて下さい」
 「地獄に行ってこそ悪党だ、この世は弱肉強食で出来ている、野蛮や暴力が無くなったとして、賢しさや脅しは残る、人間は狡さをよりよく学んでいく、だから暴力は実はあった方がいい、ただし正しく殴れるならの話だ」
「……体罰を許容しろと?」
「自然淘汰の話をしてる」
「…………優性思想の話だろ」
「そうとも言う、弱さを駆逐するのは、それだけで強者にとって喜びなんだよ、自分の強さを金でも名誉でも権力でもいい、それを持ってこそ強者、強者こそ正義なのだよ息子」
「なら、私は見捨てられる弱者を守る!!」
「やってみろ、どうせこの肉には届かない」
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