fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

日喰と無慈悲な啓蒙

「さぁ、卿からは自尊を貰おう、その異常な優しさは、一種の屈折だからな、我輩は嫌いだ、施しの英雄、そこには偽善あくたしかないぞ」

バッカー、人類邪アウル、松永弾正久秀。
現在は蝙蝠のサーヴァントであるのだ。
カルナは彼に腸が煮えるのを隠せない。
「貴様は、どこまでも人間だ、それゆえに何よりも、魔性に近い、精神に異形さがある」

「道を切り拓く、啓蒙、と言うべきか、それを正しく理解しているのも卿より、我輩だ」

「啓蒙が暗がりから来る、芯をついているのかは俺には分からない、が貴様を聖杯に触れさせる事だけはこの英雄が決して許さない」

「なら妨害してみたまえ、愚かなる偽善者」

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