fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

二頭狐の本当、貪獣鬼犬

普通に徴兵令により、戦場に駆り出された。
血族と言えども華族でも財閥でも無かった。
そもそも人間としての父を越えようとしていた彼は補食者になるために山籠りを続ける。

忍道にもかなり精通した。

結果、鬼を目覚めさせた。
混血にならずとも半分鬼。

元は仙人骨を持たないただの人間だったが、自分の体を虐めるほどにとてつもない修行を繰り返し、腐りかけるほど肉体を酷使し続けたところ仙人骨が生まれ、仙人にもなった。

しかし、まだまだ人間の範疇だ。

実の祖父は、本当に本物の仙人である。
日露戦争という大博打を勝利に導いた。
が、彼は仙人になった瞬間、英霊の座に自分のデータを組み込み、世俗とは関わらない。
第一次世界大戦の時には知恵を貸したが、二度目の大戦時には知恵を貸す気にはなれなかった、人間が争いを続けるのを醜いと断じてその決断に配慮しながらも関わらなかった。

そんな祖父も孫には血涙を流す。

そして、戦場に行くことになる。
その時は飢えた獣のようだった。
食料に困窮した時の彼の食欲は覚醒した。
エナジードレインという他者の生気や精気を吸い付くす能力である、彼は大源マナ。大魔力。自然界に満ちている星の息吹たる魔力、それさえも吸収する能力を目覚めさせた、それは固有結界『飢餓農園』と呼ばれて、封印執行者、代行者は埋葬機関の数名を派遣され、アメリカの秘密部隊も出兵した。

それに、無双をかまして、彼はもはや人間でありながら生物兵器と言われる事になった。

そして、彼を人間の戦争に運用するのを拒否した、その後、彼はどんな手段を使っても戦争に関わりたいとして、軍内に独自に諜報組織を創る、戦争狂としての執念さが見受けられる、本人はイギリスのスパイマスターに喧嘩売るついでに、時計塔に入学して第三次聖杯戦争に参加した人形師の弟子になる、実は繊細さと、精密さを持っていたので、良い人形を創り続ける、主に学んだのは宝石魔術で、その腕前からゼルレッチの弟子に推薦される、半分、厄介払いに近い、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニアとの派閥抗争や権力闘争の場面において抜群の忍者的手腕を発揮し、『時計塔の悪夢』と言われた。

そして第三次聖杯戦争に乱入をした。
それは第三次だけに大惨事となった。

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