fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

白夜劇団No.13

血染めの月の化身。
狂おしき殺戮をもたらす者。
無慈悲な啓蒙。

真紅の髪と真紅の執事服を纏った吸血鬼。
エイボンの本の血液言語版という異形さ。
青騎士と対となし、拮抗して、対極する。
赤は殺意、青は呪念、それは暗澹両儀だ。
韓国の国旗のような色合いとなったが、小生は純血の日本人であるし、ナグルファルという反日をさせる洗脳兵器、沈黙の兵器の異種を知っている、しかしながら、そのような風にしたのは、単に、赤と青を混ぜれば紫になるからで、二人で一人、一人で二人、TWO TOPにして、二人一組のウロボロスなのだ。
半鬼半書の少年。
死を司る青騎士。
生を司る赤騎士。
殺人鬼時代としての殺人技巧を受け継ぎ、ゲームでいうキャラクターのコンバートであり、もう一人の自分でありながらナルシズムゆえに発する兄弟愛によって騎士になった。

不死性は尋常ではない。
夢の世界を支配できる。
エイボンの本に書かれた事ならば不可能はない、宇宙すら支配して万物を創造する力を得られている、ヨグ=ソトーホを使役すれば次元さえ超越できる、タイムスリップや平行世界の移動、第二魔法の使用さえも思うがまま。

自存する源ウボ=サスラの一部を使えば、朱の月のように真祖を生む固有結界も出来る。
死徒を生むヴァージョンも当然できる。

他にも色々とんでもない事が可能である。
まさに死の統率者と対となる生の統括者。

魔術師エイボンがリーダーの六魂弾層ヘキサオブヘキサ第一番目の転生体なのでほとんどの事が可能である。

最も奔放なる死を運ぶもの。
アウラニイスを妹にしてた。

魔術書に利用価値を見いだしただけである。

紅騎士ブラッディーナイト

彼等はプロビデンス。
ラヴクラフトが現界して、夢想家と執筆しようとしたのは『僕の考えた最強の吸血鬼』。

それが青騎士と赤騎士である。

そは永劫に立ち荒む生者にあって知られざる永久のもと、生を超越する者。

ノーライフキングなる怪物だ。

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