fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

聖石教団教祖・黒王フラグ

「万物は塩からできている、血にも塩分濃度があってしまう、だから私は血を操れる!」

教祖様の異能の三段論法は微妙であった。
というより、メチャクチャな論法である。

しかし、血を操るのは事実だ、聖石の成分はともかくそれを魔力源にして、魔力を血液に転換して増量しながら、鈍器にしたり刃物にしたり、時折弾丸にしたり、魔獣にしたり。

塩からサーヴァントを召喚したりする。

平将門。
天海。
ジム・ジョーンズ・オルタ。
ジャンヌ・ダルク・オルタ。
ラスプーチン・オルタ
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ。

ここにいるのは、発火能力パイロネシスを使うジャンヌ・ダルク・オルタ。
重力を操る平将門。
敵の心を読む天海。

アーチャー・レクイエムが勇者と言えよう。
そのパーティーは、どちらも際どかったが。

教祖様が、仰った。
「私は人々に安住の地を与えようとした、私は人々に安らぎを救いを与えようとした、拒むのか、拒絶するのか、だがそれでも助けるのが救世主としての私の役割だ、撤退などしない、敗北は心からやってくる、外圧という悪魔の使いにも私は決して屈せず破れない」

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