fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

深夜の超融合

  
「ンギモヂイィ!!」

長いメスが刺さる。
ヴァーサーカーの印首を持った鬼の腹部。
「彼女は私にとって最後の希望だったのに」
「えぇ、貴方にとって私は絶望ですとも!」
卒塔婆が外れる。
鬼の顔があった。
吸収、吸引されていく。
竜巻に食われるように。
そうして、一つになる。
医療メスは捨てられた。
そして、服を彼は脱ぐ。

「これは『試練』だ、過去に打ち勝てという『試練』とオレは受けとった、人の成長とは………未熟な過去に打ち勝つことだとな…」

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