fate/badRagnarökーー魔王の名はアーリマンーー

家上浮太

逢魔ヶ時

「食事の時間だ」

廃墟の屋敷。
その屋根の上。
沢山の黒き獣。
666の生命の因子が混濁し渦を巻く混沌の世界、その魂胆は動物園そのものとの融合だ。
ネロ・カオスの弟子である魔術師だ。
憂鬱そうな顔をした生物学者である。
彼も、違う意味で、偽者のビースト。

「………七つの大罪・怠惰捕捉、処刑する!」

「狂詩にのたうちまわれ、そうして囚われろ、この檻にな人間動物園メカニカルアニマル

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