奇怪死神〜殺戮機械が異世界転移

天流紅星

機械と撃墜

前回の3行あらすじ
出発したと思った?
行ってきまーす!
\\\(・Д・) ///←ジャレッドさん


   あ〜、まだ追って来てますよー、しつこいですよー?
   鬼ごっこを始めてから回り道をして鬼を振り切ろうとし、30分程経過したが、下で機械を全力疾走で追いかけている自称普通の門番はまだピンピンしていた。
「もう森着いたんで終わっていいですか?」
「うるせーよ!降りてこいやオルァ!」
   口調も悪くなって・・・そんな子に育てた覚えは有りません!
「育てられた覚えもねーよ!」
   え?何故ワタシの考えてる事がわかったんですか?ま、まさか心(有るのか知らないけど)を読んで・・・・・・
「この変態!」
「いい加減にしろやー!」
   さて、遊びはこの位にして、ゴブ探ししますか。どこですかー、出て来てくださーい、大丈夫ですよー、怖く無いですよー。
「『我願う、光の精霊よ、この剣に体現し、彼の敵を撃ち砕け!』」
   ん?ジャレッドさんどうしました?古代さんマスターと同じ病気ちゅうにびょうでも発症しました?
「『聖龍光斬撃ホーリードラゴネス!!』」
「・・・・・・へ?」
   その瞬間、剣が輝きだし、神聖な雰囲気を放つオーラが吹き出した。そしてソレは段々と剣に絡みつき、龍の様な形になると剣が振られた瞬間に一直線に飛んで行き、油断していた機械アホの顔面に命中した。
「っ!・・・・・・」
   見事命中されたアホ・・・機械は命中した時の衝撃で気を失い電源が落ち、そのまま森に落ちていった。
「ィヨッッシャァァァァァァ!」
   見事命中させた彼はしばらく何故かイラつく相手を倒した事に喜びの表情を見せたが、すぐに固まり、自分の犯した失態に気づいた。“意識を奪う程を攻撃をして、魔物の巣食う森に少女を墜落させた”事に。
   「しまった!大丈夫かーーーーー!」
   彼は駆け出した。自分のせいで危険な目に会っているかもしれない少女を助けに。
   しかし、彼の心配は後に良い意味で裏切られるという事を、彼はまだ知らない。


三人称「ま、頑張れジャレッド!きっといつか良い事有るさ!!次回、奇怪死神〜殺戮機械が異世界転移!《機械と二人のすれ違う恋》!お楽しみに!」
作者「辞めて!?マジで頼むから辞めて!?」

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