機械と遭遇

前回の3行あらすじ
全スキルチート説
駆逐してやる!! この世から、村を一つ残らず!!
？？？   が   あらわれた！

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「アレは･･･いったい？」
   そこにいたのは、海の様に深い青色で、サッカーボール位の大きさのプルプルした謎の生物？だった。見た所では筋肉も骨も見あたらないが、ゆっくりした速度でモッチモッチと動いているから生物だろう。
   いったいどういう仕組みなんだ？仕組みが気になったワタシはその辺の手頃な長さの木の枝を持ち、こっそりと近づく事にした。
コソコソ（近づく）
モッチモッチ
ツンツン(木の枝でつつく)
プニプニ
ツンツンツン(更につつく)
プニプニプニ
ペシペシ(木の枝で叩く)
プルンプルン
「･･････」
ポイッ(木の枝ポイ捨て)
ガシッ(鷲掴み)
モチッ
グイー(引っ張り)
モチー
ぱっ(手離し)
モッッチモッチモチモチ
「･･････ハッ！」
   ワタシはいったい何を･･･？謎生物を調べていた筈が、まさか感触にはまってしまうとは。
   しかし･･･ここまでやっても攻撃してこないとは、どういう事だ？ワタシなら千切りにしてるぞ？友好的な生物か？
「うーん、何なんだコイツは？」
『検索対象を見てください』
  ファッ！？何だ！敵か！･･･違うか。
   とりあえず検索対象を見ろ？見ていったいどうなるんだ？まぁ、見てみるか。
『検索対象を確認。ステータスを開きます。』
   ほう？ステータス？どれどれ･･･。
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『名前:無し
種族:スライム
Lv:5/999
HP:15
攻:2
防:10
速:3
魔:1
運:100
スキル:［吸収］
ユニークスキル:［物理攻撃無効モッチモチ］』
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   スライム･･･だと？ワタシの開発者マスターの古代こだいさんが良く見てたファンタジー系のアニメやゲームに出るあのスライムか？空想だと思ったが実際に居るとは･･･コイツ連れて行ったら古代さん喜ぶだろうか？良し決めた、コイツ連れて行こう。
   ワタシはスライムを連れて目的地に行く事にした。
   最初は抵抗されると思ったが、以外と静かだったのでとりあえず両手で抱いて行く事に決めた。モチモチ。
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   あれから5分程歩き、建物が見えた。しかし･･･なぜ茅葺き屋根？今どきどこの時代遅れの民族でも鉄筋コンクリートのビルに住んでいるというのに･･･ん？じゃあ今どきの建物はどんなだ？何を言っているんだ。
   今どきは個人の四次元空間に住むぞ？まぁ、今どきの家の話題は置いといて、さて・・・どんな生物が居るのやら･･･。

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2017:11/25   文章修正
2017:12/16   文章修正