転生ついでに最強を目指す

花鳥月下

初めての○○

魔力枯渇による睡眠から目が覚めた。
『おはようございます!クレアさん♪』
姿の見えない美少女女神が話し掛けてくる。
さて、さっそくステータスを確認するとしますか!!
あれ?何でだろう?
赤子の性なのか、寝起きはとても泣きたくなる。あ、ヤバい涙腺が……
「びえぇぇぇん!びえぇぇぇん!」
中身高校生なのに……恥ずかしい。
程なくして母さんが入ってきた。
「は~いクレアちゃんご飯でちゅよ~!」
な、何…だと……!?
赤ちゃんのご飯……や、止めてくれ、高校生なのに赤ちゃんプレイしてるみたいで気が引ける!!騙してるみたいで気が引ける!!まぁ絶賛赤ちゃんライフ満喫中だけれども!止めて!とても嬉しいけど背徳感で押しつぶされそうだからやめて!!
そう、流石にもう察しているだろう……
今、俺は異世界最初の試練に直面している。
それは……………
授乳だ。
あーー!!恥ずかしいぃぃぃ!!
そうこうしているしている内に母さんは服から二つの実の内の片方を取り出した。
…………スゲェ…………!
『……クッ、やはり胸か!?男は胸なのか!?』
何か聞こえるけど気にしなーい気にしなーい。
そして、母さんはゆっくりと迫ってくる。
目の前にまるで新雪のように白い物体が迫ってくる。暫く耐えたがやはり背に腹は代えられず、俺はそれに手を伸ばした。

ムニッ

柔らかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!
え!?なにこれ柔らかい!!めっちゃさわり心地がいい!!めっちゃめちゃ気持ちいい!!こんなの知らない!!暫く目を輝かせて揉んでいると、
「あらあら、おませさんねぇ♪」
と言われてはっとする。恥ずい。
これは死ねる!死ねるぞ!!その死因の名は
『羞恥死』!!あまりの恥ずかしさではずか死ぬと言うものだ!!
羞恥に悶えたあと、俺は実にかぶりつき、吸う。
ちゅー~………
(うんまぁぁい//)
はっ、つい恍惚の表情を浮かべてしまった。
あれ?前世では母乳は不味いって聞いていたのに……めっちゃうまぁぁぁい!!
あれか!?赤ちゃんは味覚が違うとかなのか!?でもいいや!!うまいし!!
にしても、赤ちゃんになると性欲って無くなるんだな。
感慨に浸りながら吸っていたらお腹いっぱいになった。
「まうぁ…(ふう、満腹じゃ!)」
お腹いっぱいになると、また眠気が襲ってくる。にしても、こんな日が毎日続くのか……
「あああうあいおぅ(赤ちゃんサイコー)」
そして俺は、本日二度目の眠りについた。
魔力が上がっているのを確認せずに。


いやぁ、最近ブクマが増えて嬉しい限りです!!皆様、大変感謝しています!!
大変励みになります。一話一話が短くて申し訳無いのですが、これからもよろしくお願いします。何かあれば、コメントで教えていただけると幸いです。

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