思うだけなら許してな

そるとあっぷる

1,出会いの冒頭

幼稚園のころ。
俺らは出会ってん

俺は秋野  優。趣味は昔はサッカーやったけど今はどーでもいいかなって感じ
性格は明るくあほなボケ役よりかな
短所はまぁ行動に任せるヤツや
長所言うたらあんましないけど一途なとこかな
俺にはな好きや人おんねん
幼稚園から一緒の三神  愛
まぁおっちょこちょいで天然
ドジばっか踏むし目ぇはなされへんわ
いいとこなさそうやろ?
でもな愛はめっちゃ優しいねん。
それに何よりあの、くしゃくしゃな笑顔が俺は好き。

「おい秋野~」
「あ?」
こいつは水戸   流星
イケメンなアホなヤツ
「お前さ~告白しぃひんの?」
水戸にはえらいぎょうさん(たくさん)相談乗ってもらってんねんな
する訳ないやん。
そーゆって俺は紙パックジュースを潰した
「秋野。お前知らんかもやけどさ、アイツ三神めっちゃモテんで?」
それは俺だって嫌なほど知っとるわ!!思いっきり突っ込んだったわ心ん中で←
「知ってる。でも腹立つなぁほんとのあいつの良さ知らんのに好き好き言いやがって」
「…」
水戸から返事がない
目線を水戸の方にやるとゆっくりこう言った
「お前…キモ!?」
「おい!」
なーんてやり取り関西人なら当たり前やで(笑)
まぁ水戸なりのきづかいやねんやろーな
ガラガラッ
するとそこへ愛が入ってきた
「あっ!!優くん!!おはよう~聞いて聞いて!」
いつも通りや。
愛はいつも朝のことを話す
これが俺にとっての当たり前!
「相変わらず仲良しねアンタら」
後ろからひょこっと顔を出すのは
去年東京から越してきた口田  未来
口田は東京の人の割には気が強くてまぁ楽な女やわ
「あ、未来ごめん放置しちゃったわ(笑)」
「ほんとに!気をつけてよね~」
女子ってなんか…いいよな
キラキラしてるっちゅーか…
っておれなにゆーてんねん!!
「…??優くん??」
あ、なんにもねー!って焦って誤魔化す
天然ってこういう時役立つ(笑)
「と、ところで優くん…」
もじもじと頬を染め何かを言いかけた時チャイムがなった
「あ、後で話すわ!!」
焦って行ってしまった
何の話なんやろ…


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