半魔族の少女は料理と共に
16話 情報整理と女神の心配
いつも呼んでくれてありがとです
僕は、街中を1人出歩いていた。
マリアさんが、王女エンカさんとお出かけしているためだ。
僕はと言うと、冒険者ギルドに向かっている途中だ。
ここらで情報を整理しよう。
急に事件が一変するかもしれないし。
まず、僕達のこと。
マリア・アネットカール
見た目は、赤い瞳に黒く長い髪、透き通るような白い肌、そして頭に生えている角、優しい笑顔をするので
昔の出来事を何も感じないほど
魔族と人間のハーフで、性格は好奇心旺盛、世話好き、どんなに人にも優しい
5歳の頃僕の父と連れに、父親を殺されている
母親がどうなったかは、不明だそうだ
本人も気づいていない天然がある
ケルト・シライシ
見た目は、蒼い瞳に茶髪だ、マリアさんが言うにはイケメンだそうだ
勇者ミナト・シライシの息子で、性格は臆病だが友達思いで、自分よりも相手を優先するタイプ
5歳の時父についていった、先でマリアさんの父親の殺害を見ていた
マリアさんは特に気にした様子もない
出会いは魔物に襲われてる時だそうだ
エンカ・マルズダマ・セル
マルズダマ第3王女、碧い瞳にポニーテールにした蒼い髪の母親似の顔で、大人しく冷静な感じだが、実は凄く好奇心旺盛、料理は壊滅的だそうだ
上と下に姉妹がいるらしい、下の妹は図書に篭っていて魔法学をずっと学んでいるとか、上の姉は別な国に行っているらしく、今この国にはいない
父親が裏の手の者に、目を付けられて殺されかけているらしいが……真意は不明
出会いは、宿屋に行く途中、マリアさんが偶然見かけて嫌な予感したらしく、ついていった先に取引時に襲われ助けた
女神・ラクシュミー
マリアに深く関わっている女神だが、マリアさんに聞いても、詳しく言ってくれない
普通の人には声を聞くことができず、今会話出来るのは、僕とマリアさんくらいだという
そう整理していると、女神が話しかけてきた。
――ケルトさん~、冒険者ギルドに行く前に、商店街寄ってもらって行きましょう――
なんでだろう、どことなく心配げな声だ。
「どうしたんです? 余程の事が無い限りは街中は安全ですよ?」
――それが、逆に……ってなんでマリアさんの事だとバレてるんです!?――
意外とわかりやすい女神で、良くマリアさんとコントの様なやり取りを見る。
「女神さんが心配するなんて、マリアさん絡みじゃないですか」
――むぐっ! そうですけど! なんか釈然としません――
――と・に・か・く! 行きましょうよ――
女神は姿が無いため、姿は無いが顔が膨れて、急かしてくる様子が、声で分かる。
マリアさんは見たことあるとか言ってったような。
「はいはい、行きましょうか」
そう言って、寄り道で商店街に向かう。
そこでは、マリアさんとエンカ王女が店番をしていた。
――なんで店番してるんでしょうね……――
「あ、そういえば、お金渡してなかったような……」
――それ以前に無一文で街に繰り出すって、マリアさんも案外適当ですね――
マリアさんの事になると、毒舌が発揮する時あるらしい。
「今は、忙しそうですし出直しましょうか」
――ん? ちょっと待って下さい、あそこで2人を見てる人怪しくないですか?――
何処だろう……、居た物陰に隠れて、2人を監視するような視線。
フードを被っていて顔までは、わからないが。
男で、そこそこのガタイのようだ。
確認に来ただけなのか、彼が去る。
僕はその後を静かに、気づかれないよう追っていった。
次は、事態が進む……?
僕は、街中を1人出歩いていた。
マリアさんが、王女エンカさんとお出かけしているためだ。
僕はと言うと、冒険者ギルドに向かっている途中だ。
ここらで情報を整理しよう。
急に事件が一変するかもしれないし。
まず、僕達のこと。
マリア・アネットカール
見た目は、赤い瞳に黒く長い髪、透き通るような白い肌、そして頭に生えている角、優しい笑顔をするので
昔の出来事を何も感じないほど
魔族と人間のハーフで、性格は好奇心旺盛、世話好き、どんなに人にも優しい
5歳の頃僕の父と連れに、父親を殺されている
母親がどうなったかは、不明だそうだ
本人も気づいていない天然がある
ケルト・シライシ
見た目は、蒼い瞳に茶髪だ、マリアさんが言うにはイケメンだそうだ
勇者ミナト・シライシの息子で、性格は臆病だが友達思いで、自分よりも相手を優先するタイプ
5歳の時父についていった、先でマリアさんの父親の殺害を見ていた
マリアさんは特に気にした様子もない
出会いは魔物に襲われてる時だそうだ
エンカ・マルズダマ・セル
マルズダマ第3王女、碧い瞳にポニーテールにした蒼い髪の母親似の顔で、大人しく冷静な感じだが、実は凄く好奇心旺盛、料理は壊滅的だそうだ
上と下に姉妹がいるらしい、下の妹は図書に篭っていて魔法学をずっと学んでいるとか、上の姉は別な国に行っているらしく、今この国にはいない
父親が裏の手の者に、目を付けられて殺されかけているらしいが……真意は不明
出会いは、宿屋に行く途中、マリアさんが偶然見かけて嫌な予感したらしく、ついていった先に取引時に襲われ助けた
女神・ラクシュミー
マリアに深く関わっている女神だが、マリアさんに聞いても、詳しく言ってくれない
普通の人には声を聞くことができず、今会話出来るのは、僕とマリアさんくらいだという
そう整理していると、女神が話しかけてきた。
――ケルトさん~、冒険者ギルドに行く前に、商店街寄ってもらって行きましょう――
なんでだろう、どことなく心配げな声だ。
「どうしたんです? 余程の事が無い限りは街中は安全ですよ?」
――それが、逆に……ってなんでマリアさんの事だとバレてるんです!?――
意外とわかりやすい女神で、良くマリアさんとコントの様なやり取りを見る。
「女神さんが心配するなんて、マリアさん絡みじゃないですか」
――むぐっ! そうですけど! なんか釈然としません――
――と・に・か・く! 行きましょうよ――
女神は姿が無いため、姿は無いが顔が膨れて、急かしてくる様子が、声で分かる。
マリアさんは見たことあるとか言ってったような。
「はいはい、行きましょうか」
そう言って、寄り道で商店街に向かう。
そこでは、マリアさんとエンカ王女が店番をしていた。
――なんで店番してるんでしょうね……――
「あ、そういえば、お金渡してなかったような……」
――それ以前に無一文で街に繰り出すって、マリアさんも案外適当ですね――
マリアさんの事になると、毒舌が発揮する時あるらしい。
「今は、忙しそうですし出直しましょうか」
――ん? ちょっと待って下さい、あそこで2人を見てる人怪しくないですか?――
何処だろう……、居た物陰に隠れて、2人を監視するような視線。
フードを被っていて顔までは、わからないが。
男で、そこそこのガタイのようだ。
確認に来ただけなのか、彼が去る。
僕はその後を静かに、気づかれないよう追っていった。
次は、事態が進む……?
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