戦闘力?皆無ですが防御力とトラップには自信があります。
リバー・シー・オン・ザ・リバース
あれ…どこだここ?
確かオレはノノが作った料理の様なものを一口食べて……
あぁ、そういうことかこれが死後の世界って奴か。
はは、まさか飯を食って死ぬとは夢にも思ってなかったな……
向こうのほうに誰かいるな…あれはBOSのPvPのライブ配信だろうか…今オレが見ているのは2人組のチームか、見たことのない武器を使ってやがるぜ。あれは今後実装予定だった銃と削岩機か…いずれ機会があったら戦って見たいもんだな…
まあ、まずは元の世界に戻らない事には始まんないんだけどな!
こんな所でお死んじまう場合じゃないな!
今すぐ戻るぜ、オレ!
・・・
・・
・
「うっ…うーん」
眩しい、微睡みから目覚め感じる太陽の日差しを全身に受けオレは完全に覚醒した。
足元を見ると白眼をむいて仰向けの大の字で倒れピクピクしているノノの姿があった。
「おはようございます、シート様お加減の方は大丈夫でしょうか?」
「あぁ、なんともないな。」
「それは良かったです、昨日料理は出来ないと申しましがとてもシンプルな朝食を用意しておきました。」
 
外を見ると昨日の夜にカムが作ったテーブルに簡単な料理が並んでいる。
「ありがとなカム、助かるよ。ところでさ、なんであいつ白眼むいて倒れてるんだ?」
カムは黒い笑みをこぼしながら…
「昨夜ノノ様がお作りになった物をご自身で処分して頂いたのです。ええ、食べ物を粗末にする事はこの私が許しませんので。」
あぁ、そういう事ですか…
これはオレが食事は用意した方がいいな、これは。
そうオレは強く思うのであった…
・・・
・・
・
「ご馳走様でした、しかしびっくりだな料理ができないって言ってた割にはすごく美味かったよ。」
「有難うございます、質素な物でしたら昔を思い出してなんとか調理出来るみたいですね。」
「十分だとオレは思うぜ?ノノの作った料理を食って思ったが炊事はオレが担当するよ。そんでさ最初のうちは料理の知識をカム、教えてくれるか?」
「ええ、知識でしたらいくらでもお教えいたします。」
「ありがとう、助かるよ。さーて朝飯も済んだことだし片付けるかー」
オレは食事が済み食器を片付けようと皿を持ち立ち上がると…
「その必要は御座いません」
そうカムが言うと同時に軽やかな音を指で奏でた。
するといまのいままでそこにあった食器や椅子、机が土となり地面と同化していく。
「その食器は私が錬金術で作成したものですので元の戻すのも簡単に行うことができます。なので、食器の片付けは不要です。」
なんて便利なんだ錬金術!
オレも覚えたい!っと思ったのだがここだけの内緒にして置いた。
それにしてもなかなか起きてこないなこいつ…
「…もう食べられないよ〜」
なんてベタな寝言なんだろうか…ただし顔を青くし恐怖の表情を浮かべていなかったらな…
・・・
・・
・
特にこれといったトラブルもあれ以降なくオレたちは大きな湖に浮かぶ大きな街「コーハン」に到着した。
コーハンは街の中を大きな水路が何本も引かれていて街の人は小さな船で移動しているのが特徴的だ。
どうにもそこそこ大きな交易都市らしく通路上や水路上至る所で露店や店が開かれていた。
「いっぱいお店があるね!私こんなにお店が並んでるの始めてみたよー!」
そう言いはしゃぎながら道の真ん中で跳び跳ねているノノ、それもそうだろうBOSにいた頃の市場と比べると数倍以上の規模となっているからだ。
「なんでー嬢ちゃんこの街は始めてかぁ?これでもよぉ店の数は半分以下なんだぜぇ?」
おいおい、マジかよ、これで半分以下っていったらほぼ通路が店で埋め尽くされてあるないほどの量になるぞ!
驚きのあまりオレは言葉を失った、スケールがでけぇ…ただその一言につきる。
「この街初めての嬢ちゃんたちにはわからんだろうがなぁ、湖の水の量が減っちまってなぁ商人様方がたどり着けなくなっちまったんだぁ」
「へぇ~そうなんだ。でもどうして水の量が減っちゃったんだろう?」
「噂だとよぉ、湖に繋がる大きな川があるんだけどなぁ、そこにでっけードラゴンが巣を作っちまったんだと。そんでもって巣を作った場所がよぉいくつかのちぃせえー川と合流して一つになったところに作りやがったみてぇだ、ドラゴンなんて普通の人間じゃ退場できる分けねぇからよぉ大抵の人は陸路を大回りしてやって来るんだ、巣は町の北にあるからよぉわりぃこたぁ言わねぇがそっちには近寄らない方がいいぜぇ?」
北の方面か…確かそっちにヤマトがあったはずなんだが…さてどうしたもんか……
確かオレはノノが作った料理の様なものを一口食べて……
あぁ、そういうことかこれが死後の世界って奴か。
はは、まさか飯を食って死ぬとは夢にも思ってなかったな……
向こうのほうに誰かいるな…あれはBOSのPvPのライブ配信だろうか…今オレが見ているのは2人組のチームか、見たことのない武器を使ってやがるぜ。あれは今後実装予定だった銃と削岩機か…いずれ機会があったら戦って見たいもんだな…
まあ、まずは元の世界に戻らない事には始まんないんだけどな!
こんな所でお死んじまう場合じゃないな!
今すぐ戻るぜ、オレ!
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「うっ…うーん」
眩しい、微睡みから目覚め感じる太陽の日差しを全身に受けオレは完全に覚醒した。
足元を見ると白眼をむいて仰向けの大の字で倒れピクピクしているノノの姿があった。
「おはようございます、シート様お加減の方は大丈夫でしょうか?」
「あぁ、なんともないな。」
「それは良かったです、昨日料理は出来ないと申しましがとてもシンプルな朝食を用意しておきました。」
 
外を見ると昨日の夜にカムが作ったテーブルに簡単な料理が並んでいる。
「ありがとなカム、助かるよ。ところでさ、なんであいつ白眼むいて倒れてるんだ?」
カムは黒い笑みをこぼしながら…
「昨夜ノノ様がお作りになった物をご自身で処分して頂いたのです。ええ、食べ物を粗末にする事はこの私が許しませんので。」
あぁ、そういう事ですか…
これはオレが食事は用意した方がいいな、これは。
そうオレは強く思うのであった…
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「ご馳走様でした、しかしびっくりだな料理ができないって言ってた割にはすごく美味かったよ。」
「有難うございます、質素な物でしたら昔を思い出してなんとか調理出来るみたいですね。」
「十分だとオレは思うぜ?ノノの作った料理を食って思ったが炊事はオレが担当するよ。そんでさ最初のうちは料理の知識をカム、教えてくれるか?」
「ええ、知識でしたらいくらでもお教えいたします。」
「ありがとう、助かるよ。さーて朝飯も済んだことだし片付けるかー」
オレは食事が済み食器を片付けようと皿を持ち立ち上がると…
「その必要は御座いません」
そうカムが言うと同時に軽やかな音を指で奏でた。
するといまのいままでそこにあった食器や椅子、机が土となり地面と同化していく。
「その食器は私が錬金術で作成したものですので元の戻すのも簡単に行うことができます。なので、食器の片付けは不要です。」
なんて便利なんだ錬金術!
オレも覚えたい!っと思ったのだがここだけの内緒にして置いた。
それにしてもなかなか起きてこないなこいつ…
「…もう食べられないよ〜」
なんてベタな寝言なんだろうか…ただし顔を青くし恐怖の表情を浮かべていなかったらな…
・・・
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特にこれといったトラブルもあれ以降なくオレたちは大きな湖に浮かぶ大きな街「コーハン」に到着した。
コーハンは街の中を大きな水路が何本も引かれていて街の人は小さな船で移動しているのが特徴的だ。
どうにもそこそこ大きな交易都市らしく通路上や水路上至る所で露店や店が開かれていた。
「いっぱいお店があるね!私こんなにお店が並んでるの始めてみたよー!」
そう言いはしゃぎながら道の真ん中で跳び跳ねているノノ、それもそうだろうBOSにいた頃の市場と比べると数倍以上の規模となっているからだ。
「なんでー嬢ちゃんこの街は始めてかぁ?これでもよぉ店の数は半分以下なんだぜぇ?」
おいおい、マジかよ、これで半分以下っていったらほぼ通路が店で埋め尽くされてあるないほどの量になるぞ!
驚きのあまりオレは言葉を失った、スケールがでけぇ…ただその一言につきる。
「この街初めての嬢ちゃんたちにはわからんだろうがなぁ、湖の水の量が減っちまってなぁ商人様方がたどり着けなくなっちまったんだぁ」
「へぇ~そうなんだ。でもどうして水の量が減っちゃったんだろう?」
「噂だとよぉ、湖に繋がる大きな川があるんだけどなぁ、そこにでっけードラゴンが巣を作っちまったんだと。そんでもって巣を作った場所がよぉいくつかのちぃせえー川と合流して一つになったところに作りやがったみてぇだ、ドラゴンなんて普通の人間じゃ退場できる分けねぇからよぉ大抵の人は陸路を大回りしてやって来るんだ、巣は町の北にあるからよぉわりぃこたぁ言わねぇがそっちには近寄らない方がいいぜぇ?」
北の方面か…確かそっちにヤマトがあったはずなんだが…さてどうしたもんか……
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