モブニートだった俺が転生したら美少女で更には能力値がチートな件について

ひなたろ

第11話 王都に行く道中で。

俺(ネロも一緒)はエルフの森を出て最速で5日くらいかかるという王都…?街か。
まぁ、なんでもいいんだがとりあえずそこまで歩いてる。

「ネロ…お前何でそんな元気なの。」

元々こっちに来てから魔法に頼ってたから自身の体力は知らなかったがここも欠点だとは。前世同様…体力が無い!!!
鍛えなきゃならんな…。

ネロ「え、もう疲れたんですか?まだ7時間位しか歩いてませんよ…?……体力無さすぎやしませんか。あ、でも、可愛i」

「7時間『も』だよ。『しか』じゃねぇよ。こんだけ歩いててそこまで元気なのがおかしい。筋肉め…ッ」

しかもなんか最後に余計な言葉が聞こえてきたがそれは聞かなかったかとにしよう。
俺は何も聞こえてない。

ネロ「でも、もう日が暮れてきましたし。ここら辺で休憩しがてら一旦夜が明けるのを待ちましょう。」

「そうだな。てか、そうして。俺の体が持たん。」

魔法使って行けるかなって一瞬考えたんだけど俺使いすぎたら倒れるんだよな。
しかもここは異世界。俺がいた現代とは違い歩けばモンスターも某RPGゲームみたいに勝負を仕掛けて来る。だから、魔法を使う場面は考えた方がいいんだよな…。

ガッ

「いってッ……なに。」
ネロ「タイミングが悪い…ですね…。オークの群れです。…と、言ってもざっと10匹くらいなので片付けm…」

ドゴォォォォォォォォンッッ!!

オーク「ピギィッ?!」

「俺の休みの邪魔をするな…早く休みてぇんだよ。クソ豚。」

ネロ「…格好良いところ見せたかったけどこれは俺の出番ないな。強ぇ…そしてあの目で蔑んでほしい…!!(すげぇ、尊敬します!!)」

「おい、建前と本音が逆だぞ。」

やべ、イラつきすぎて魔法の大出力してしまった…ねよ。

「ネロ、俺もう寝る。後なんかあったら頼んだ。てか、起すなよ。もし起こしたら…次はお前があのオークの二の舞になるだけだからな。」

ネロ「アッハイ。」




主人公言った先から魔法大出力ですねw
こ、これでも主人公はタダのいい人なんです!!信じてッ!((←


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