土魔法ってそんなに弱いの?(凍結中)
プロローグ
「すみません!手違いであなたを殺してしまいました!」
......は?俺、死んだの?
「はい......」
どんな状況だったか覚えてないんだけど
「あ、今から教えますね!」
「おーい、起きろー」
「......あと、5分」
「それもう五回目だからな?そろそろ遅刻するからな?」
今寝てるのは幼なじみの三嶋眠花
暇さえあればずっと寝てる
それなのに学力は学年トップ
初めてやるスポーツもすぐにできるようになる
ハイスペックな奴だ
「......もうそんな時間なの?」
「お前が二度寝してるからな」
「......じゃあ起きる」
「おう、そうしてくれ、早く準備して行くぞ」
ちなみに、なんで俺が起こしに来ているかと言うと、迎えにいても寝てることが多いからだ
いつも迎えに来る時間までに起きた試しがない
ということで、俺が早めに来て、起こしているというわけだ
「ほら、準備終わったらさっさと行くぞ」
「......ん、テツ君ちょい待ち 」
「なんだ?まだなんか忘れたのか?」
「.........眠たくなった、運んで」
「はぁ!?お前何回寝たら気が済むんだよ!」
「あと......3日?」
「今日木曜日だから3日も寝たら休日になってるわ!」
まったく......ホントにどんだけ寝りゃ気が済むんだか......
「そしたら、また寝る」
「それは流石に寝すぎだろ......もうツッコミたくなくなってきたわ...」
一先ずは学校に行こう
俺達はいつもの通学路を歩いた
.........ん?
「なんの音だ?」
「......どうしたの?」
「いや、なんか変な音が聞こえてさ。車のクラクションみたいな音、聞こえなかったか?」
「......全然」
空耳かなぁ......
その時後ろから声が聞こえた
「おい!危ねぇぞ!」
「「え?」」
ここから記憶が無いな......
その後俺はどうなったんだ?
「眠花さんを後ろに投げてからトラックに轢かれて死んでしまいました」
なるほどな......
まぁいっか
「いいんですか!?」
いや、だってあいつを守れたんだろ?
なら悔いはないさ
「そ、そうですか......」
で、俺はこの後どうなるんだ?
天国にでも行くのか?
「いえ、こちらの手違いで死なれたため、選択肢が二つあります」
そうなの?
「はい、まず一つはあなたの言った天国に旅立つこと。そしてもう一つは異世界に行くことです」
異世界?それって魔法使えたりすんの?
「はい、適性があれば使えます」
よし、なら異世界に行くわ
「わかりました。では、今から魔法適性と才能の確認をさせてもらいます」
魔法適性ってのはさっきの説明でわかるけど、才能ってのは?
「えーと......あなた方の世界でいうと、ゲームで使われるスキルというものですね。異世界では、才能と特技に分かれます。違いとしては常時発動か否かです」
なるほどな
つまり才能がパッシブスキル、特技がアクティブスキルってことか
「そういうことです。では早速調べますね」
頼む
「えーと、ここがこうで......え?」
どうした?
「......不味いことになりました」
え?
「あなたの魔法適性......土属性しかないです」
......それは悪いことなのか?
「あなたが行く異世界では最弱の魔法と言われています」
マジか......
「才能で成長促進があるのが唯一の救いですね......」
それの効果って?
「ステータスというものがあるんですけど、それにはレベルがあって、そのレベルが上がりやすいという効果です。それと、特技の練度なども上がりやすくなります」
なるほどなぁ......よーするに俺は雑魚か
「はっきり言ってしまうとそうなります」
そっか......まぁしょうがない
それでいいよ
「わかりました。では異世界生活、頑張ってくださいね?あ、そうだ。最初は学園に行った方がいいと思います。試験が確か、一週間後だったと思うので。まぁ形式だけですから誰でも受かるので、大丈夫だと思いますよ」
わかった、アドバイスありがとな
「いえいえ、それでは、頑張ってください!」
おう!
そうして、山神鉄虎の異世界生活は始まった
......は?俺、死んだの?
「はい......」
どんな状況だったか覚えてないんだけど
「あ、今から教えますね!」
「おーい、起きろー」
「......あと、5分」
「それもう五回目だからな?そろそろ遅刻するからな?」
今寝てるのは幼なじみの三嶋眠花
暇さえあればずっと寝てる
それなのに学力は学年トップ
初めてやるスポーツもすぐにできるようになる
ハイスペックな奴だ
「......もうそんな時間なの?」
「お前が二度寝してるからな」
「......じゃあ起きる」
「おう、そうしてくれ、早く準備して行くぞ」
ちなみに、なんで俺が起こしに来ているかと言うと、迎えにいても寝てることが多いからだ
いつも迎えに来る時間までに起きた試しがない
ということで、俺が早めに来て、起こしているというわけだ
「ほら、準備終わったらさっさと行くぞ」
「......ん、テツ君ちょい待ち 」
「なんだ?まだなんか忘れたのか?」
「.........眠たくなった、運んで」
「はぁ!?お前何回寝たら気が済むんだよ!」
「あと......3日?」
「今日木曜日だから3日も寝たら休日になってるわ!」
まったく......ホントにどんだけ寝りゃ気が済むんだか......
「そしたら、また寝る」
「それは流石に寝すぎだろ......もうツッコミたくなくなってきたわ...」
一先ずは学校に行こう
俺達はいつもの通学路を歩いた
.........ん?
「なんの音だ?」
「......どうしたの?」
「いや、なんか変な音が聞こえてさ。車のクラクションみたいな音、聞こえなかったか?」
「......全然」
空耳かなぁ......
その時後ろから声が聞こえた
「おい!危ねぇぞ!」
「「え?」」
ここから記憶が無いな......
その後俺はどうなったんだ?
「眠花さんを後ろに投げてからトラックに轢かれて死んでしまいました」
なるほどな......
まぁいっか
「いいんですか!?」
いや、だってあいつを守れたんだろ?
なら悔いはないさ
「そ、そうですか......」
で、俺はこの後どうなるんだ?
天国にでも行くのか?
「いえ、こちらの手違いで死なれたため、選択肢が二つあります」
そうなの?
「はい、まず一つはあなたの言った天国に旅立つこと。そしてもう一つは異世界に行くことです」
異世界?それって魔法使えたりすんの?
「はい、適性があれば使えます」
よし、なら異世界に行くわ
「わかりました。では、今から魔法適性と才能の確認をさせてもらいます」
魔法適性ってのはさっきの説明でわかるけど、才能ってのは?
「えーと......あなた方の世界でいうと、ゲームで使われるスキルというものですね。異世界では、才能と特技に分かれます。違いとしては常時発動か否かです」
なるほどな
つまり才能がパッシブスキル、特技がアクティブスキルってことか
「そういうことです。では早速調べますね」
頼む
「えーと、ここがこうで......え?」
どうした?
「......不味いことになりました」
え?
「あなたの魔法適性......土属性しかないです」
......それは悪いことなのか?
「あなたが行く異世界では最弱の魔法と言われています」
マジか......
「才能で成長促進があるのが唯一の救いですね......」
それの効果って?
「ステータスというものがあるんですけど、それにはレベルがあって、そのレベルが上がりやすいという効果です。それと、特技の練度なども上がりやすくなります」
なるほどなぁ......よーするに俺は雑魚か
「はっきり言ってしまうとそうなります」
そっか......まぁしょうがない
それでいいよ
「わかりました。では異世界生活、頑張ってくださいね?あ、そうだ。最初は学園に行った方がいいと思います。試験が確か、一週間後だったと思うので。まぁ形式だけですから誰でも受かるので、大丈夫だと思いますよ」
わかった、アドバイスありがとな
「いえいえ、それでは、頑張ってください!」
おう!
そうして、山神鉄虎の異世界生活は始まった
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