ときどき、ホットミルクが飲みたくなる人生
第30話「悪友共との会談」
「私が暇だから良いようなものの、有無を言わさず無理やり連れ出しましたね」
「お前に用があろうと無かろうと関係ない。俺に付き従ってもらうだけだ」
「強引。だが、そこが良いっ!」
美山の言動が気持ち悪かったので、無視する事にした。
玄関ホールに来ると、そこには2人の野郎が集まっていた。金髪のガキみたいなのが恋島一郎。眼鏡のスカした顔の奴が内田友だ。
「おーきたきた。遅かったなぁキサラギ」
イチローがまず声をかけてくる。奴はソファーの上でくつろいでいた。
「待たせたな野郎d
「オイ、キサラギィ!!」
「おわっ、何だ!?」
突然、トモが俺に怒声を上げてきた。眉間にしわを寄せてにじり寄ってくる。気持ち悪い。
「お前〜いきなり呼び出されて何事かと来てみれば、仲良く手を繋いで女連れてくるとはどういう了見ジャワレエエエェェッッッッ!!!!」
「そんな事かよ! くだらない事でいちいちキレんな禿げ!」
「んで、この女の子誰? キサラギの彼女?」
イチローが美山を指差して言う。俺はニヤリと笑って、
「そうだよ(笑)」
「そうですよ(便乗)」
「いや、何故肯定してるんだよ!? 否定しろよ!!」
「何となく流れで言ってみました」
こいつ……美山イヅナ。
なかなか気骨のある女じゃねえか!
「お前に用があろうと無かろうと関係ない。俺に付き従ってもらうだけだ」
「強引。だが、そこが良いっ!」
美山の言動が気持ち悪かったので、無視する事にした。
玄関ホールに来ると、そこには2人の野郎が集まっていた。金髪のガキみたいなのが恋島一郎。眼鏡のスカした顔の奴が内田友だ。
「おーきたきた。遅かったなぁキサラギ」
イチローがまず声をかけてくる。奴はソファーの上でくつろいでいた。
「待たせたな野郎d
「オイ、キサラギィ!!」
「おわっ、何だ!?」
突然、トモが俺に怒声を上げてきた。眉間にしわを寄せてにじり寄ってくる。気持ち悪い。
「お前〜いきなり呼び出されて何事かと来てみれば、仲良く手を繋いで女連れてくるとはどういう了見ジャワレエエエェェッッッッ!!!!」
「そんな事かよ! くだらない事でいちいちキレんな禿げ!」
「んで、この女の子誰? キサラギの彼女?」
イチローが美山を指差して言う。俺はニヤリと笑って、
「そうだよ(笑)」
「そうですよ(便乗)」
「いや、何故肯定してるんだよ!? 否定しろよ!!」
「何となく流れで言ってみました」
こいつ……美山イヅナ。
なかなか気骨のある女じゃねえか!
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