異世界で旅を〜異世界チートは必須でしょ?〜
成長と初テイム?
俺は今、ステータスを見るのが怖くなっていた。
理由は簡単。
俺が小心者だからです。はい。
ステータスが低ければ低いでビビってたけど、いきなり化け物級になっててもそれはそれでビビる。
《A,………》
ユキさん絶対にジト目で見てるよコレ。
《A,祝福を貰った時点でわかっていたではありませんか》
「まあ、そうなんだけどさぁ」
いや、でもさぁ?
レベルが8になっただけでステータスのトータルが約1400になったんだぞ?
それが今度はいきなりレベルが40まで上がったんだ。ゴブリン17匹で。
今回は少なくともその5倍だぞ?
トータルは約7000にもなる。
《A,祝福も成長するので、更に大幅に上がっています》
「まじかー」
《A,マジです》
そっかー。
もういいや。
「ビビっててもしょうがないか…。よし!じゃあ見てみますかね」
俺は意を決してステータスを見た。
---------------------------------------------------------
名前:依代 宿
Lv:40
種族:人間(18)
HP:207/2503(+2280)
MP:358/3256(+2767)
筋力:1582(+1512)
魔力:4859(+4159)
---------------------------------------------------------
[祝福]
---------------------------------------------------------
【神卸し】【森羅万象】【高望み】
【限界突破】【効率強化】【効率上昇】【隷属】【別人格】
---------------------------------------------------------
[スキル]
【剣術Lv:5】【回避Lv:3】【投擲術Lv:2】
---------------------------------------------------------
[魔法]
---------------------------------------------------------
[回復魔法]
【ヒールLv:3】
---------------------------------------------------------
[無属性魔法]
【サーチLv:2】
---------------------------------------------------------
[称号]
---------------------------------------------------------
転移者・神の寵愛を受けし者・臆病者・小鬼殺し
---------------------------------------------------------
うん。
もう驚くのも面倒い。
主人公チート物のラノベヒロインの気持ちが分かった気がする。
そうか、こんな感じだったのか〜。
まさか自分のステータスで体験するとは思わなかったけど。あと、筋力怖い。
そんな馬鹿なことを考えていると
《A,マスター、敵が接近しています。スライムです》
ユキが敵の接近を知らせてくれた。
それにしてもスライムか。
液状で半透明、体内に核があり、壊すと死ぬ。
何でも食べて種類が多い。
最古の魔物で魔晶石が無いのが特徴。
人畜無害で最もテイムしやすい魔物である。
これらが主なスライムの特徴らいし。
それにしても、ここの森にいる魔物は、ゴブリン、オーク、トレントの3種類だけじゃなかったのか?
《A,この森に生息している魔物はこの3種類で間違いありません。このスライムは違う場所から来たのでしょう》
この馬鹿みたいに広い森の外から来たのか。なかなか根性のありそうな奴だな。
よし、決めた。このスライムはテイムします。
というか、むしろスライムをテイムしない奴とか存在しないから。
俺は世のテンプレ、『スライム万能説』を信じるぞ!
《A,まぁ、頑張ってください》
「適当だなおい」
そう言えば【隷属】ってどうやって使えばいいんだっけ?
《A,念じれば使えます》
「祝福って結構簡単に使えるんだな」
パッシブだったり念じたり。
まあ、簡単に越したことはないからいいけど。
「それでは早速……」
俺が、目の前にいるスライムに手を突き出して『隷属、隷属、隷属……』と念じていると、突き出した手に幾何学模様の魔法陣が浮かんだ。
《A,その魔法陣をスライムにぶつけて下さい》
俺は言われるがままに念じてスライムに魔法陣を飛ばした。
 スライムの体に魔法陣があたると、スライムの体の中に染み込むようにして消えていった。
《スライムのテイムに成功しました。名前をつけてください》
あっさり過ぎるな……
流石は最もテイムしやすい魔物ってとこか。
《A,祝福レベルのテイムをレジストできる生物はそうそういません》
そりゃそうだ。
スキルのさらに上にあるんだもんな。
それにしても名前かぁ……。
俺は名前をつけるのが苦手なんだよなぁ。
かの偉大なスライムは五十音とかアルファベット使ってぽんぽん決めてたけど、俺はそんなに従魔やら配下を増やす予定は無いからな。
でもスライムの名前だし、適当に決めるか。
「今からお前の名前はポチだ!」
《A,……………》
ユキさんが何か言いたそうだけど問題ない。
ポチも心なしか嬉しそうに跳ねてるしな。
「ユキ、従魔のステータスも見れるんだろ?」
《A,はい。自分のステータスと同じ要領で確認する事ができます》
そうか、じゃあ早速見てみますか。
---------------------------------------------------------
名前:ポチ
Lv:28
種族:ミミックスライム〈ユニーク〉
HP:65/65
MP:79/79
筋力:68
魔力:90
---------------------------------------------------------
[スキル]
【擬態Lv:7】【硬化Lv:5】【高速移動Lv:5】【回避Lv:4】【分裂Lv:4】
---------------------------------------------------------
[称号]
---------------------------------------------------------
ヤドルの従魔・スライムの強者 
---------------------------------------------------------
こいつ、俺よりスキル多く持ってる……。
回避スキルもあるし、スライムが高速移動ってどういうことだよ!
「アレか?硬化→高速移動(転がる)→回避ってことか?かなりハイスペックなスライムだなおい!それと、〈ユニーク〉って何だよ、ユキ」
《A,はい。魔物にはそれぞれ格があり、〈ノーマル〉〈レア〉〈ユニーク〉に分かれていて、〈レア〉は希少種〈ユニーク〉は突然変異種となっています。〈ユニーク〉の多くはオリジナルの能力やスキルを持っています。因みに今回のオリジナルスキルは【擬態】【硬化】の2つです》
「って事は最初のテイムで、いきなり珍しい魔物をテイムできたってことか!」
俺がテンションを高らかに叫ぶと
《A,そうなります。ですがスライムはとても突然変異しやすい魔物なので、ほとんどのスライムは〈ユニーク〉です》
「ユキさん、そういう情報は最初に言ってくださいよ……」
ユキの一言によってテンションだだ下がりの中、初従魔のスライムと一緒に村へ進むのだった。
理由は簡単。
俺が小心者だからです。はい。
ステータスが低ければ低いでビビってたけど、いきなり化け物級になっててもそれはそれでビビる。
《A,………》
ユキさん絶対にジト目で見てるよコレ。
《A,祝福を貰った時点でわかっていたではありませんか》
「まあ、そうなんだけどさぁ」
いや、でもさぁ?
レベルが8になっただけでステータスのトータルが約1400になったんだぞ?
それが今度はいきなりレベルが40まで上がったんだ。ゴブリン17匹で。
今回は少なくともその5倍だぞ?
トータルは約7000にもなる。
《A,祝福も成長するので、更に大幅に上がっています》
「まじかー」
《A,マジです》
そっかー。
もういいや。
「ビビっててもしょうがないか…。よし!じゃあ見てみますかね」
俺は意を決してステータスを見た。
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名前:依代 宿
Lv:40
種族:人間(18)
HP:207/2503(+2280)
MP:358/3256(+2767)
筋力:1582(+1512)
魔力:4859(+4159)
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[祝福]
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【神卸し】【森羅万象】【高望み】
【限界突破】【効率強化】【効率上昇】【隷属】【別人格】
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[スキル]
【剣術Lv:5】【回避Lv:3】【投擲術Lv:2】
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[魔法]
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[回復魔法]
【ヒールLv:3】
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[無属性魔法]
【サーチLv:2】
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[称号]
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転移者・神の寵愛を受けし者・臆病者・小鬼殺し
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うん。
もう驚くのも面倒い。
主人公チート物のラノベヒロインの気持ちが分かった気がする。
そうか、こんな感じだったのか〜。
まさか自分のステータスで体験するとは思わなかったけど。あと、筋力怖い。
そんな馬鹿なことを考えていると
《A,マスター、敵が接近しています。スライムです》
ユキが敵の接近を知らせてくれた。
それにしてもスライムか。
液状で半透明、体内に核があり、壊すと死ぬ。
何でも食べて種類が多い。
最古の魔物で魔晶石が無いのが特徴。
人畜無害で最もテイムしやすい魔物である。
これらが主なスライムの特徴らいし。
それにしても、ここの森にいる魔物は、ゴブリン、オーク、トレントの3種類だけじゃなかったのか?
《A,この森に生息している魔物はこの3種類で間違いありません。このスライムは違う場所から来たのでしょう》
この馬鹿みたいに広い森の外から来たのか。なかなか根性のありそうな奴だな。
よし、決めた。このスライムはテイムします。
というか、むしろスライムをテイムしない奴とか存在しないから。
俺は世のテンプレ、『スライム万能説』を信じるぞ!
《A,まぁ、頑張ってください》
「適当だなおい」
そう言えば【隷属】ってどうやって使えばいいんだっけ?
《A,念じれば使えます》
「祝福って結構簡単に使えるんだな」
パッシブだったり念じたり。
まあ、簡単に越したことはないからいいけど。
「それでは早速……」
俺が、目の前にいるスライムに手を突き出して『隷属、隷属、隷属……』と念じていると、突き出した手に幾何学模様の魔法陣が浮かんだ。
《A,その魔法陣をスライムにぶつけて下さい》
俺は言われるがままに念じてスライムに魔法陣を飛ばした。
 スライムの体に魔法陣があたると、スライムの体の中に染み込むようにして消えていった。
《スライムのテイムに成功しました。名前をつけてください》
あっさり過ぎるな……
流石は最もテイムしやすい魔物ってとこか。
《A,祝福レベルのテイムをレジストできる生物はそうそういません》
そりゃそうだ。
スキルのさらに上にあるんだもんな。
それにしても名前かぁ……。
俺は名前をつけるのが苦手なんだよなぁ。
かの偉大なスライムは五十音とかアルファベット使ってぽんぽん決めてたけど、俺はそんなに従魔やら配下を増やす予定は無いからな。
でもスライムの名前だし、適当に決めるか。
「今からお前の名前はポチだ!」
《A,……………》
ユキさんが何か言いたそうだけど問題ない。
ポチも心なしか嬉しそうに跳ねてるしな。
「ユキ、従魔のステータスも見れるんだろ?」
《A,はい。自分のステータスと同じ要領で確認する事ができます》
そうか、じゃあ早速見てみますか。
---------------------------------------------------------
名前:ポチ
Lv:28
種族:ミミックスライム〈ユニーク〉
HP:65/65
MP:79/79
筋力:68
魔力:90
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[スキル]
【擬態Lv:7】【硬化Lv:5】【高速移動Lv:5】【回避Lv:4】【分裂Lv:4】
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[称号]
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ヤドルの従魔・スライムの強者 
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こいつ、俺よりスキル多く持ってる……。
回避スキルもあるし、スライムが高速移動ってどういうことだよ!
「アレか?硬化→高速移動(転がる)→回避ってことか?かなりハイスペックなスライムだなおい!それと、〈ユニーク〉って何だよ、ユキ」
《A,はい。魔物にはそれぞれ格があり、〈ノーマル〉〈レア〉〈ユニーク〉に分かれていて、〈レア〉は希少種〈ユニーク〉は突然変異種となっています。〈ユニーク〉の多くはオリジナルの能力やスキルを持っています。因みに今回のオリジナルスキルは【擬態】【硬化】の2つです》
「って事は最初のテイムで、いきなり珍しい魔物をテイムできたってことか!」
俺がテンションを高らかに叫ぶと
《A,そうなります。ですがスライムはとても突然変異しやすい魔物なので、ほとんどのスライムは〈ユニーク〉です》
「ユキさん、そういう情報は最初に言ってくださいよ……」
ユキの一言によってテンションだだ下がりの中、初従魔のスライムと一緒に村へ進むのだった。
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