デフォが棒読み・無表情の少年は何故旅に出るのか

Beater

39 要約出来るといいね

「突然本番なんて危険なことはやらせられないからな。よし、聞く態勢はできたか?」
数少ない生徒全員が自分の方を向いていることを見てから口を開いた。
「まず、一種類目の魔物から。奴らは犬に似た容貌をしている。違いは牙だ。犬歯がやたら長くて脚と同じくらいの長さがある。これに引っかかれたらお前らなんてひとたまりもないぞ。だが逆に言えばそれだけ。爪はそれこそ犬と同じくらいで脅威ではないし、敢えて他の点を挙げるなら群れてるってことか」
キョロキョロしてから先生は俺を指名した。
「はい、まとめてみろ」
牙が長くて群れてる……牙が邪魔になりそうだ。
集団での角や爪、そして牙などは大きければ大きいほどパーソナルスペースが広くなり、動きにくくなる。
「やっぱり、背後を取るのが得策。ポイントは、牙。彼らは、自分たちの動きを制限してるも、同然。その隙を、突く」
「フーク、流石だね!」
「すごい。ちゃんと、分かりやすく、まとめてる」
先生よりも先に、シータとアニセラに褒められた。
少し、照れ臭い。
「サチハク……。俺はただ牙の長さと群れ行動っていうところ言って欲しかったんだけどな。言いたいことは全部言われちまった」
苦笑する先生に、なんだか申し訳なくなる。
けれど、くしゃくしゃ頭を撫でられたからその気持ちは有耶無耶になった。
「ん、偉い。てわけで次から考察も混ぜたまとめしてもらうぞ。二種類目はーー」

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