魔王を倒そうとしていた勇者と勇者を倒そうとしていた魔王を入れ替えてみた。
勇者参戦
魔王は再び魔法使いとして生き返った…
「もう嫌だ…頼むから許してくれ…」
魔王はそう呟きながら絶望していた。
どうせまたすぐに勇者の中の自分に殺されると思っていた。
「頼むからもうやめてくれ…」
魔王が床に頭を擦り付け神頼みをする。
まあこうなるようにしたのは儂だから儂に頼まれてもなぁ…
ガチャリ
勇者の部屋の扉が開く音がする。
「もうやめてくれ…なんでもいうことを聞く…もう死にたくないんだ…」
魔王が勇者の中にいるであろう自分目掛けていう。
魔王が1歩下がると勇者が1歩距離を詰める。また1歩また1歩と…やがて魔王の背中は壁に当たり逃げ場がなくなる。
万事休すじゃのうまた頑張ってくれ。という神様の声が聞こえた気がした。
ちょっと待てちょっと待て儂はそんなこと言ってないぞ…
「頼む…殺すのだけはやめてくれ」
魔王がそういいながら勇者の中にいるであろう自分に頼み掛ける。
「魔王…私はお前を許せない…」
勇者が魔法使いの中の魔王に剣をむける。
「お前…勇者か?」
「私は勇者でも魔王でもない…」
「どういう…お前まさか…我が殺した魔法使いか…」
「やっと気づいたか…さっきも言ったが私はお前を許さない…」
勇者の姿の魔法使いが剣を振る。
……………生きてる?…
魔王が目を開くと魔王の姿の勇者が剣を受け止めていた。
「ルーラ…お前が魔王を許せない気持ちはわかる…だが…魔王にチャンスを上げてくれ…」
勇者が魔法使いルーラに向けて言う。
「魔王は今まで何回も自分に殺されてきた…たぶん反省してるはずだ…」
「私はまだ1回もあいつを殺してない…私はあいつに殺されたのにだ…」
どういうことだ?勇者の中身が魔法使いだったのは今回だけなのか?
そうじゃよ、勇者がお前を助けたいと言ったからのうじゃからお前と勇者そして魔法使い…ルーラと言ったか?まあ3人が話し合える場を設けてやったのじゃ…
神様の声が聞こえた。
「とりあえず3人で話し合おう…ルーラ…悪いがこれは命令だ。」
「命令…」
ルーラは勇者の命令に背くようなことはしたくなかったので渋々と話し合うことにする。
「もう嫌だ…頼むから許してくれ…」
魔王はそう呟きながら絶望していた。
どうせまたすぐに勇者の中の自分に殺されると思っていた。
「頼むからもうやめてくれ…」
魔王が床に頭を擦り付け神頼みをする。
まあこうなるようにしたのは儂だから儂に頼まれてもなぁ…
ガチャリ
勇者の部屋の扉が開く音がする。
「もうやめてくれ…なんでもいうことを聞く…もう死にたくないんだ…」
魔王が勇者の中にいるであろう自分目掛けていう。
魔王が1歩下がると勇者が1歩距離を詰める。また1歩また1歩と…やがて魔王の背中は壁に当たり逃げ場がなくなる。
万事休すじゃのうまた頑張ってくれ。という神様の声が聞こえた気がした。
ちょっと待てちょっと待て儂はそんなこと言ってないぞ…
「頼む…殺すのだけはやめてくれ」
魔王がそういいながら勇者の中にいるであろう自分に頼み掛ける。
「魔王…私はお前を許せない…」
勇者が魔法使いの中の魔王に剣をむける。
「お前…勇者か?」
「私は勇者でも魔王でもない…」
「どういう…お前まさか…我が殺した魔法使いか…」
「やっと気づいたか…さっきも言ったが私はお前を許さない…」
勇者の姿の魔法使いが剣を振る。
……………生きてる?…
魔王が目を開くと魔王の姿の勇者が剣を受け止めていた。
「ルーラ…お前が魔王を許せない気持ちはわかる…だが…魔王にチャンスを上げてくれ…」
勇者が魔法使いルーラに向けて言う。
「魔王は今まで何回も自分に殺されてきた…たぶん反省してるはずだ…」
「私はまだ1回もあいつを殺してない…私はあいつに殺されたのにだ…」
どういうことだ?勇者の中身が魔法使いだったのは今回だけなのか?
そうじゃよ、勇者がお前を助けたいと言ったからのうじゃからお前と勇者そして魔法使い…ルーラと言ったか?まあ3人が話し合える場を設けてやったのじゃ…
神様の声が聞こえた。
「とりあえず3人で話し合おう…ルーラ…悪いがこれは命令だ。」
「命令…」
ルーラは勇者の命令に背くようなことはしたくなかったので渋々と話し合うことにする。
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