平穏という言葉は僕には存在しない

信念のドラゴニュート

4話 教室はいつでも元気

「おはよーござまーす」


そんなやる気のない声で入ってくるのはこの物語の主人公、森山 茂です。


そんな俺のことを気にせず、みんなスマホやら本やら3○Sやらを弄っている。


スマホや本はともかく、3○Sを学校で弄るやついるか?


おや、目の前にいたわ。


そして、目の前の黒板を見たら、席順が書いてあった。


席順は番号順であった。

ふむ、妥当な判断だな。


その黒板通りに自分の席に向かうと、1人の女子が僕の席に座っていた。


はて、自分の席を見間違えただろうか?、と思いもう一回確認して見たが、やはりこの席であっている。


つまり、この席に座っている女子は席を間違っている、という結論にたどり着くわけだ。


「あのですね、この席僕のだと思うのですが・・・」


「ええ、知ってたわ」


は?こいつは一体全体何を言ってるんだ?

状況を整理してみよう。


まず、本来私の席である所に知らない女子が座っている。


そして、その間違いを指摘したら、わざと間違えました、というふうな感じを醸し出していた。


ふむ、つまり・・・



こいつ俺に喧嘩売ってんのか?


まあ確かに俺はひ弱そうに見えるだろう。


自己紹介では書いてなかったが、俺の身長は中1の平均身長の少し下である。


そりゃひ弱な男の子に見えますわなあ。


だがな、俺は武道を習っていたんだ。


だからそこそこ腕には自信がある。



その武道とは・・・



ズバリ、茶道である。



なんだね、その、何言ってんだこいつ、みたいな痛い子を見るような目は。




茶道だって立派な武道だ!(と僕は思っている。)


だって茶を掻き立てるあのミニ箒みたいなやつで、目を本気で擦ってあげたら失明する可能性もあるんだよ?


だから、茶道も立派な武道だ!



さあ、どっからでもかかってこい!、と意気込んでる所に一つ声が飛んできた。



「もしかして、怒ってる?」


はい。怒ってます。



「ごめんね、そんなつもりはなかったの。」


僕にはそんなつもりにしか見えなかったんですけど。



「じゃあ、どくわね。」


・・・え?


いや、俺あんなに意気込んでたんだよ?


しかも茶道の授業をみんなにしてたんだよ?


そしていざ戦おう、となると逃げたの?


ちょっとまってー!!!


結局そいつ俺の後ろの席だった。


あと、茶道のミニ箒持ってなかったから、結構危なかった、ということをここに記しておく。



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どうも、信念のドラゴニュートです。


1日に連続して更新できるとは思ってなかったので、今物凄い達成感に襲われています。


ところで、話は変わりますが、皆さんはこの小説を読んでどう思いましたか?


私も一度読み直して見たのですが、一目見て思ったのは、


「改行多すぎ!!!?」


ですね。はい。


なんか無理やり文字数稼いでる感ありますよね・・・


まあ、このスタイルを変えるつもりは毛頭ないのだかな!


もはやこの字数、短編集かよ!


これまでの字数

・0話・・・528字

・1話・・・1,010字

・2話・・・824字

・3話・・897字


うん、内容濃くしよう!


目指すは1,000字越えたな


ちなみにこれは1459字ですね。


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