トランセンデンス・ストーリー
魔王編 第十三話 村の娘
僕達は一度町へ戻り必要な物を買い揃えて町を出た。因みにイヴェレイトだが、いちいち何度もそう呼ぶのは面倒だからとイヴという愛称で呼ぶように言われた。そして、町からある程度離れると周りに人がいないか確認をしてからイヴにまた龍の姿になって空の旅に移り込んだ。目指すのは"魔国ドロート"魔王が統べる魔の国だ。
「いや〜まさかいきなり空の旅ができるとは思わなかったな。」
「どうですか空の旅は?なかなか悪くないでしょう?」
「うん。とても気持ちいいよ。」
体全身に当たる心地よい風が気分を良くしてくれた。魔国は僕がいた迷宮都市ハルベルから西の方角に位置する。因みにこの世界はそれなりの数の種族と大陸で出来ている。この辺りの説明はまた今度にしよう。しばらく、空の旅を楽しんでいると眼下に見える森の中で何か不穏な動きを感じた。どうやら数人の子供達が盗賊に襲われているようだ。
「イヴ。」
「はい、何でしょうか。」
「君はこのまま空からこの辺りを見ていてくれ。」
「承知しました。」
「それじゃあ、行ってくるよ。」
「はい。行ってらっしゃいませ。」
イヴにそう伝えると。僕は前から倒れるようにイヴの背中から地上へ向けて降下する。
「ノエル聞こえるかい。」
『はい。聞こえています。』
「ヘリオスから貰った力を試したい。」
『それはよろしいかと思いますが、相手が弱すぎるのでは?』
「確かにそうかもしれないけど、今はどんな感じか感覚を少しでも掴んでおきたい。」
『分かりました。』
「でもその前に、とりあえず普通に戦ってみるよ。」
『お気を付けて。』
「了解だ」
そして、目の前に集中すると盗賊らしき者が少女に斬りかかろうとしていた。
(させるか!)
僕は剣を抜き盗賊と少女の間に入り込み盗賊の剣を受け止める。
「なんだてめぇは!」
「お前のような者に答える筋合いはない!」
「くっ!がっ!」
僕は盗賊の剣を弾くと一瞬で盗賊の1人を斬り捨てる。周りを見るとあと10人いた。
「さて、次は誰が来ますか?」
僕は剣を構えながら盗賊達に近寄る。
「クソがぁ!舐めんじゃねえぞ!」
「遅いな。」
盗賊が剣を振り上げた時にはもうレイはその盗賊の首を斬っていた。
「思ったより弱いな。これなら直ぐに全員倒してしまうかもな。」
自分の予想より遥かに弱かった盗賊を前につい本音が漏れてしまったレイ。
(どうするんですかマスター?)
(盗賊を過大評価し過ぎたみたいだね。このままヘリオスに教えて貰った剣術だけで押し切るよ。)
(承知しました。)
「さて、誰も来ないならこちらから行くよ。」
そう言うと盗賊達の目の前からレイが消え次の瞬間盗賊達はもう2度と光を見ることはなかった。
「まさかここまで成長出来てるとは思わなかったな。ヘリオス様々だよ。」
何故レイがヘリオスの名を出したかというとレイがヘリオスに頼んだのは剣の使い方を教えて欲しいというものだった。ヘリオスは称号があるのだからそれを使えばいいと言っていたがちゃんと自分でも剣を理解しておきたいというレイの頼みにヘリオスは首を縦に振る以外の方法が見つからなかった。それからレイはヘリオスによる剣術の修行を行った。その期間なんと300000年である。時の魔法にて周りの時間軸ずらしたのだ。なので本来は5分しか経っていない。そして、その修行の成果がこれだ。
名前/ゼロ
Lv72
職業/剣士(超越者[研究者])
種族/人間
筋力/18379
俊敏/19482
防御力/13484
頭脳/測定不能
魔力/9846
闘力/54843
《スキル》
超集中、超速読、超五感、超頭脳、全言語翻訳、超越鑑定(NEW)、魔衣、超越魅了(オート発動)、超剣術(NEW)、超家事(NEW)、偽造(NEW)、
《魔法》
変幻自在、古代魔法、原始魔法
《称号》
探求者、知能神、古代魔法の継承者、魔導書の主、
魔力を極めし者、剣を極めし者、天才
《契約者》
イカロスの魔導書(ノエル)
白天龍イヴェレイト(イヴ)
もはや敵無しと言いたいがこの世は広い。もっと強い人はたくさんいる。因みに何故家事スキルがあるのかというと、ヘリオスがかなり、いや、めちゃくちゃ料理にうるさいのだ。元の世界で家事は色々やっていたのでそれなりに出来ていたのだが僕の場合まだスキルに現れるほどでは無かったらしい。それでヘリオスに色々言われて仕方なく料理の練習もしていたら料理スキルをゲットした。それからヘリオスがあれやこれやと色々な雑用を頼むもんだから言うことを聞いていたらいつの間にか家事スキルとなってしかも超化していた。剣術の訓練かと思ったらほんとにこき使ってただけだからびっくりしたものだ。偽造のスキルは今後このようなステータスを見られると厄介だろうとヘリオスに教えてもらった。
「さて、大丈夫だったかい?」
僕は盗賊達から目を逸らし子供達に目を向ける。
「は、はい。」
子供達の中で一番歳上っぽい女の子が答える。
「僕の名前はゼロって言うんだけど君たちのことを教えて貰ってもいいかな?」
「え、えっと……。」
まだ少し怯えているみたいだな。もう少し様子を見るべきだろうか?
「あんまり無理はしないでいいよ。とりあえずここから離れよっか。別の場所で聞けば良かったね。」
ふと思えば自分の後ろに盗賊達の死体が転がっているから怯えるのも無理ないかと判断した。
「あ、えっと……それなら近くに村があるから、そこに行きませんか?」
女の子がそう答えた。
「分かった。じゃあ村まで送るよ。村はどこにあるんだい?」
「こっちです。」
女の子が歩き始めたのでついて行こうとしたら、
「お疲れ様でしたゼロ様。」
「ああ、イヴか。君も周りの警戒ご苦労だったね。」
「もったいないお言葉でございます。」
「そうかな?ん?」
気付くと子供達が僕の後ろに身体を隠していた。まあ、いきなり知らない人が出てきたらそうなるか。
「紹介するよ。彼女は僕のメイドのイヴだ。味方だから安心していいよ。」
「そう…なんですか?」
まだ少し警戒してるけど信じてくれたかな。
「そうだよ。彼女は僕の大切な仲間だ。」
「大切だなんてそんな……///」
イヴが顔を赤くして悶えているけど放っておこう。
「とりあえず村に行こうか。詳しい話はそこでしよ
う。」
「はい…。」
しばらく歩いていると、いくつかの住居と思われる建造物が見えてきた。おそらくあそこがこの子達の村なんだろう。
「あれが君たちの村かな?」
「そうです。シグレ村って言います。」
「そんなんだ。シグレ村はどんな村なのかな?」
「えっと………、とても…暖かいところです。」
微笑みながらこの子は言った。でもなんだろう、この子は何か違和感を覚える。普通の微笑みとは違った感じがする。聞きたいけど流石に無神経すぎるな。僕は出しかけた言葉を飲み込んだ。
「そっか。とってもいい村なんだね。」
「はい!みんな優しいです。」
「そうだよ!村長もとっても優しいしすごい魔法使いなんだよ!」
さっきまで黙っていた子供達が村の話をすると突然騒ぎ出した。村長は魔法を使うのか。魔法という魔法が使えない僕にとっては羨ましい。でも普通の魔法よりも遥かに上の魔法があるから別に気にしないけど。そして、僕らは村の入り口に着いた。すると入り口近くを通っていたおばさんに声をかけられる。
「あれ?あ!あんた達また勝手に村を抜け出したんだね。」
「あっ、やべ。」
「全くもう、何度言っても聞かないんだね。村長に言いつけておくよ」
「そんな~」
「お願いゆるして〜」
「ダメだよ。あんた達そう言って今まで何度村を抜け出したか忘れたわけじゃないんだよ。」
おばさんと子供達の言い合いがヒートアップしてきた。少し話がしたいから仲介させてもらおう。
「すみません。少しいいですか?」
「ん?ああ。ごめんなさいね。お客さんかしら。子供達を叱るのに目がいって気付かなかったよ。悪いね。」
「いえ、大丈夫ですよ。ところで村長様の場所を教えて頂いてもよろしいですか?」
「おや?レギナさんに用があるのかい?」
村長の名前はレギナと言うらしいもしかして女性なのか?
「ええまぁ。ところでこの村の村長様は女性の方なのですか?」
「ああそうだよ。ここの村長のレギナさんは魔法を使って村を助けてくれてるのさ。」
「そうなんですか。」
「ところでアンタは何もんだい?」
「これは失礼しました。私は冒険者のゼロと言います。この子達が盗賊に襲われていたのを助けたのですがこの子達だけで森の中を歩き回るのは危険と判断し護衛をさせて頂きました。」
「そうだったのかい!それはうちの村の子供達が迷惑を掛けたね。子供達を守ってくれてありがとう。」
「いえ、礼には及びません。それよりも村長様に会いたいのですが…」
「あぁ!それならあたしが案内してあげるよ。」
「それは助かります。」
「付いてきな。あんた達はそれぞれ自分の家に帰んなさい。」
「「「はーい!」」」
元気な返事で子供達は帰っていった。でも僕と喋っていた女の子はまだここに居たままだ。
「どうしたんだい?家に帰らないの?」
「えーっと…」
「その子はレギナさんのとこの子だよ。」
「そうなんですか。それじゃあ一緒に行こうか。」
「うん。」
「そういえば名前聞いてなかったね。」
「あっ、えっと…カエデです。」
それがこの子との出会いだった。
「いや〜まさかいきなり空の旅ができるとは思わなかったな。」
「どうですか空の旅は?なかなか悪くないでしょう?」
「うん。とても気持ちいいよ。」
体全身に当たる心地よい風が気分を良くしてくれた。魔国は僕がいた迷宮都市ハルベルから西の方角に位置する。因みにこの世界はそれなりの数の種族と大陸で出来ている。この辺りの説明はまた今度にしよう。しばらく、空の旅を楽しんでいると眼下に見える森の中で何か不穏な動きを感じた。どうやら数人の子供達が盗賊に襲われているようだ。
「イヴ。」
「はい、何でしょうか。」
「君はこのまま空からこの辺りを見ていてくれ。」
「承知しました。」
「それじゃあ、行ってくるよ。」
「はい。行ってらっしゃいませ。」
イヴにそう伝えると。僕は前から倒れるようにイヴの背中から地上へ向けて降下する。
「ノエル聞こえるかい。」
『はい。聞こえています。』
「ヘリオスから貰った力を試したい。」
『それはよろしいかと思いますが、相手が弱すぎるのでは?』
「確かにそうかもしれないけど、今はどんな感じか感覚を少しでも掴んでおきたい。」
『分かりました。』
「でもその前に、とりあえず普通に戦ってみるよ。」
『お気を付けて。』
「了解だ」
そして、目の前に集中すると盗賊らしき者が少女に斬りかかろうとしていた。
(させるか!)
僕は剣を抜き盗賊と少女の間に入り込み盗賊の剣を受け止める。
「なんだてめぇは!」
「お前のような者に答える筋合いはない!」
「くっ!がっ!」
僕は盗賊の剣を弾くと一瞬で盗賊の1人を斬り捨てる。周りを見るとあと10人いた。
「さて、次は誰が来ますか?」
僕は剣を構えながら盗賊達に近寄る。
「クソがぁ!舐めんじゃねえぞ!」
「遅いな。」
盗賊が剣を振り上げた時にはもうレイはその盗賊の首を斬っていた。
「思ったより弱いな。これなら直ぐに全員倒してしまうかもな。」
自分の予想より遥かに弱かった盗賊を前につい本音が漏れてしまったレイ。
(どうするんですかマスター?)
(盗賊を過大評価し過ぎたみたいだね。このままヘリオスに教えて貰った剣術だけで押し切るよ。)
(承知しました。)
「さて、誰も来ないならこちらから行くよ。」
そう言うと盗賊達の目の前からレイが消え次の瞬間盗賊達はもう2度と光を見ることはなかった。
「まさかここまで成長出来てるとは思わなかったな。ヘリオス様々だよ。」
何故レイがヘリオスの名を出したかというとレイがヘリオスに頼んだのは剣の使い方を教えて欲しいというものだった。ヘリオスは称号があるのだからそれを使えばいいと言っていたがちゃんと自分でも剣を理解しておきたいというレイの頼みにヘリオスは首を縦に振る以外の方法が見つからなかった。それからレイはヘリオスによる剣術の修行を行った。その期間なんと300000年である。時の魔法にて周りの時間軸ずらしたのだ。なので本来は5分しか経っていない。そして、その修行の成果がこれだ。
名前/ゼロ
Lv72
職業/剣士(超越者[研究者])
種族/人間
筋力/18379
俊敏/19482
防御力/13484
頭脳/測定不能
魔力/9846
闘力/54843
《スキル》
超集中、超速読、超五感、超頭脳、全言語翻訳、超越鑑定(NEW)、魔衣、超越魅了(オート発動)、超剣術(NEW)、超家事(NEW)、偽造(NEW)、
《魔法》
変幻自在、古代魔法、原始魔法
《称号》
探求者、知能神、古代魔法の継承者、魔導書の主、
魔力を極めし者、剣を極めし者、天才
《契約者》
イカロスの魔導書(ノエル)
白天龍イヴェレイト(イヴ)
もはや敵無しと言いたいがこの世は広い。もっと強い人はたくさんいる。因みに何故家事スキルがあるのかというと、ヘリオスがかなり、いや、めちゃくちゃ料理にうるさいのだ。元の世界で家事は色々やっていたのでそれなりに出来ていたのだが僕の場合まだスキルに現れるほどでは無かったらしい。それでヘリオスに色々言われて仕方なく料理の練習もしていたら料理スキルをゲットした。それからヘリオスがあれやこれやと色々な雑用を頼むもんだから言うことを聞いていたらいつの間にか家事スキルとなってしかも超化していた。剣術の訓練かと思ったらほんとにこき使ってただけだからびっくりしたものだ。偽造のスキルは今後このようなステータスを見られると厄介だろうとヘリオスに教えてもらった。
「さて、大丈夫だったかい?」
僕は盗賊達から目を逸らし子供達に目を向ける。
「は、はい。」
子供達の中で一番歳上っぽい女の子が答える。
「僕の名前はゼロって言うんだけど君たちのことを教えて貰ってもいいかな?」
「え、えっと……。」
まだ少し怯えているみたいだな。もう少し様子を見るべきだろうか?
「あんまり無理はしないでいいよ。とりあえずここから離れよっか。別の場所で聞けば良かったね。」
ふと思えば自分の後ろに盗賊達の死体が転がっているから怯えるのも無理ないかと判断した。
「あ、えっと……それなら近くに村があるから、そこに行きませんか?」
女の子がそう答えた。
「分かった。じゃあ村まで送るよ。村はどこにあるんだい?」
「こっちです。」
女の子が歩き始めたのでついて行こうとしたら、
「お疲れ様でしたゼロ様。」
「ああ、イヴか。君も周りの警戒ご苦労だったね。」
「もったいないお言葉でございます。」
「そうかな?ん?」
気付くと子供達が僕の後ろに身体を隠していた。まあ、いきなり知らない人が出てきたらそうなるか。
「紹介するよ。彼女は僕のメイドのイヴだ。味方だから安心していいよ。」
「そう…なんですか?」
まだ少し警戒してるけど信じてくれたかな。
「そうだよ。彼女は僕の大切な仲間だ。」
「大切だなんてそんな……///」
イヴが顔を赤くして悶えているけど放っておこう。
「とりあえず村に行こうか。詳しい話はそこでしよ
う。」
「はい…。」
しばらく歩いていると、いくつかの住居と思われる建造物が見えてきた。おそらくあそこがこの子達の村なんだろう。
「あれが君たちの村かな?」
「そうです。シグレ村って言います。」
「そんなんだ。シグレ村はどんな村なのかな?」
「えっと………、とても…暖かいところです。」
微笑みながらこの子は言った。でもなんだろう、この子は何か違和感を覚える。普通の微笑みとは違った感じがする。聞きたいけど流石に無神経すぎるな。僕は出しかけた言葉を飲み込んだ。
「そっか。とってもいい村なんだね。」
「はい!みんな優しいです。」
「そうだよ!村長もとっても優しいしすごい魔法使いなんだよ!」
さっきまで黙っていた子供達が村の話をすると突然騒ぎ出した。村長は魔法を使うのか。魔法という魔法が使えない僕にとっては羨ましい。でも普通の魔法よりも遥かに上の魔法があるから別に気にしないけど。そして、僕らは村の入り口に着いた。すると入り口近くを通っていたおばさんに声をかけられる。
「あれ?あ!あんた達また勝手に村を抜け出したんだね。」
「あっ、やべ。」
「全くもう、何度言っても聞かないんだね。村長に言いつけておくよ」
「そんな~」
「お願いゆるして〜」
「ダメだよ。あんた達そう言って今まで何度村を抜け出したか忘れたわけじゃないんだよ。」
おばさんと子供達の言い合いがヒートアップしてきた。少し話がしたいから仲介させてもらおう。
「すみません。少しいいですか?」
「ん?ああ。ごめんなさいね。お客さんかしら。子供達を叱るのに目がいって気付かなかったよ。悪いね。」
「いえ、大丈夫ですよ。ところで村長様の場所を教えて頂いてもよろしいですか?」
「おや?レギナさんに用があるのかい?」
村長の名前はレギナと言うらしいもしかして女性なのか?
「ええまぁ。ところでこの村の村長様は女性の方なのですか?」
「ああそうだよ。ここの村長のレギナさんは魔法を使って村を助けてくれてるのさ。」
「そうなんですか。」
「ところでアンタは何もんだい?」
「これは失礼しました。私は冒険者のゼロと言います。この子達が盗賊に襲われていたのを助けたのですがこの子達だけで森の中を歩き回るのは危険と判断し護衛をさせて頂きました。」
「そうだったのかい!それはうちの村の子供達が迷惑を掛けたね。子供達を守ってくれてありがとう。」
「いえ、礼には及びません。それよりも村長様に会いたいのですが…」
「あぁ!それならあたしが案内してあげるよ。」
「それは助かります。」
「付いてきな。あんた達はそれぞれ自分の家に帰んなさい。」
「「「はーい!」」」
元気な返事で子供達は帰っていった。でも僕と喋っていた女の子はまだここに居たままだ。
「どうしたんだい?家に帰らないの?」
「えーっと…」
「その子はレギナさんのとこの子だよ。」
「そうなんですか。それじゃあ一緒に行こうか。」
「うん。」
「そういえば名前聞いてなかったね。」
「あっ、えっと…カエデです。」
それがこの子との出会いだった。
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
9,545
-
1.1万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,174
-
2.3万
コメント
SIno
更新して