ゲーム持って異世界へ

ユリカ

◆◆王様の話〜

「お父様…連れてまいりましたわ…」
「ご苦労…アリスもう下がって良いぞ…」
と王様が言うとアリス様は去っていった。
「貴様ら!王の御前であるぞ!跪かんか!」
とアリス姫が去った後貴族らしき豚野郎が騒ぐ。
「よい…勝手に呼んだのは我々だ…」
「しかし…」
「ワシに歯向かうとゆうのか?」
「いえ…滅相もない…」
と言って豚野郎は縮こまった。ざまあみろだ
「それでは本題に入ろう…今この世界は魔王軍の手によって支配されようとしている…ワシの国アルルスデスが魔族の大陸に一番近い所にある…だから守って欲しいのだ…」
「それは出来ません!!生徒達を危険に晒すなんて!先生としては許せません!」
と王様のお願いを珠子(たまこ)先生はキッパリと断った。
「ソナタは?」
「私はこの子達の担任の北野 珠子です!」
「珠子殿…ワシも分かっておる、これが危険とゆう事は…それも承知で頼んでいるのだ…」
「それでも先生は………」
「珠子先生!俺達はこの国の人達を助けたい!その為にここに呼ばれたんだからさ!皆もそお思うだろ?」
とクラスの仕切り役である田口 冬也(たぐち とうや)がそう言い出した。それに応えるかのように『そうだね!』『そうだな!』『やってやるよ!』と次々に言い出す。
「皆さん分かっているのですか…死んじゃうかもしれないんですよ…」
「大丈夫ですよ!皆で力を合わせれば!」
「話はまとまったか?」
と王様が話がまとまったかと聞いてくる。まぁ…まとまったと言えばまとまったな
「俺達はこの国の人達を助けます!」
「やってくれるか!?感謝するぞ、それなら…おい!アレを持って参れ!」
と近くにいたメイド達にそう言ってメイド達は部屋を出て言った後アレと言われたものを持ってきた。それは銀のプレートだった。
「これはステータスを見るためのものだ…ちなみにHPとMPを除いた兵士のステータスはLv1の時点で平均は90程だ。騎士団の団長になる者はLv1の時点で350は超えている。それではステータスオープンと言って各自見てくれ」
と言われてメイド達から各自プレートを渡される。
「光一、見せてくれよ」
「良いぞ!どうだ!凄いだろ?」

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名前 神谷 光一
種族 人間
Lv1
HP 1500
MP 1000 
STR 400
DEX 350
VIT 340
AGI 380

称号
勇者・モテル者

スキル
聖剣召喚
剣術
火魔法耐性
火魔法中級

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光一…強すぎない?普通に騎士団団長抜かしてるし…
「めっちゃ強ぇじゃん…」
「だろ!颯斗のも見せろよ」
「自分で見てから見せるわ…」
俺のはどれくらいかな…

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名前 早瀬 颯斗
種族 人間
Lv300
HP 45万
MP 46万
STR 15万
DEX 20万
VIT 25万
AGI 24万

称号
神様のお気に入り・勇者の友達

スキル
看破
魔法創作
隠蔽
片手剣
両手剣
二刀流
いろいろな魔法

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おい!…いろいろな魔法ってなんだよ!後ステータスやっぱりやばかった!早く隠蔽しねぇと…でもどうすっかなぁ…城を出て旅するのもいいしなぁ~でも王様悪いやつには見えねぇんだよなぁ…少し様子みてからにするか…隠蔽っと…
「ほれ…これが俺のステータスだ」

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名前 早瀬 颯斗
種族 人間
HP  750     (45万)
MP 660      (46万)
STR 200(15万)
DEX 200(20万)
VIT 200(25万)
AGI 200(24万)

称号
勇者の友達

スキル
鑑定(看破)隠蔽中
(魔法創作)  隠蔽中
(隠蔽) 隠蔽中
片手剣
両手剣
(二刀流)隠蔽中
(いろいろな魔法 )隠蔽中
風魔法

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「お前よりかは弱いぞ、しかも勇者の称号も無いしな」
「でも結構強い方だと思うけどな…」
「そうか?」
「コホン…それでは剣術があった者は騎士団長の前に、魔法があった者は宮廷魔導師団長の所に行ってくれ」
と王様が言うと皆はそれぞれに別れていった。俺と光一は騎士団長の方に向かうことにしたが
「勇者の称号を持ったものは少し残ってくれ」
と王様が言ったので光一とはここで別れた。



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«付けたし»
王様が言っている平均は異世界の人のレベル1の時点の平均です。
ステータスは勇者達より上がりは倍ほど遅いです。

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