時の異能者
14話
俺は夢から目を覚ました、と思っていたのだが、今度は白ではなく黒い部屋に俺は来ていた。
「...白の次は黒かよ...どうなってんだ」
「......ようやく来たか、待ちすぎて身体が石になるのかと思ったぜ」
黒い部屋にただ一人、白い衣をきて椅子に座り、右足を椅子に上げ、上げた右足の膝に右の脇を置いている、そして、まるで俺の写し身のような姿をしている。口元はにやりと笑い、全体的にニヤついた印象を受ける。俺ってこんな顔したことあったかな?こんな、にやにやしたこと無いのに見てる俺が恥ずかしくなってくる......
「おいおい俺はお前だぞ?そんなことを考えるんじゃねぇ、その感情が俺にまで伝わってくるんだ、変なことは考えるんじゃねえ!」
「俺とお前は同じ?また意味のわからないことを......不思議現象は白の部屋で十分味わったよ。これ以上はお腹一杯だ...」
「...悪いがこれは夢だ、あいつらのように夢のようで夢でない空間じゃない、この部屋のことはおそらく忘れるだろう。だが願わくば覚えていてほしい。この部屋はお前の内面を表す。ゆえにここは無意識にお前がつくりだした世界だということに...それじゃまたここで会おう。記憶があれば大体来れる。」
ここにいた時間はとてつもなく短いのだがいわれればそのような感じがする。しかし俺はここから意識を失った...と、言うより目が覚めたの方が正しいのだがな
『チチッチチッチチッ』目ざましが鳴る。......不思議な夢を見ていたような気がするがよく覚えていない...まぁいいか。それより今は日曜日の【AM7時:24分】正直今日を楽しみにしてきたのは言うまででもない!......さて、何時くらいに行こうか...メールか電話しなきゃな...『ブブブブブブブ』と俺の携帯が振動する。俺の携帯の画面には亜美の名前が浮かんでいるとりあえず出てみると...
『...あ、もしもし、海音?朝早くにごめんね。』
「いや、いいんだが、どうかしたか?」
『うん、実はね今日のことなんだけれどね...』
...あれ?もしかして今日ダメになったとか?それはそれでショックなんだけれども...
『...今日ね来る時間ね10時以降にしてほしんだよね。大丈夫?』
「あぁそういうことなら全然問題ないし、こっちから聞こうかと思っていたし、わかった10時以降にそっち行くよ。わざわざありがとな」
『うんん、じゃあ10時以降にね。待ってるよ』
「わかった。じゃあまたあとで」
『うん、じゃあまたあとで』
そうして電話での会話は終わり、とりあえず行くのは10時以降ということになった。それまでに俺はいろいろと準備をするために起きて準備をするのであった...しかし早起きをしたために親に「楽しみすぎて眠れなかったの?」と笑われ、いじられるのだった...そんなに楽しみそうな顔してたのか、俺は......ポーカーフェイスを身につけようと決心するのだった......
時間は【9時52分】時間としてはそろそろだが俺はまだ家にいた。なぜかというと家の前に亜美の両親がいたからだ...どうしてここにいるのかというと簡単なことだ、俺に釘を指しに来たのだ。「一線は越えるなよ!」という警告を...大丈夫なはずだ、きっとそんな空気にならなければ大丈夫なはず...うん。
「聞いてんのか!坊主!」
「あなた?いい加減にしておいた方がいいわよ?」
「っく、仕方ないか...とりあえずそのことを頭に入れておけよ!」
「はいはい、分かりました」
「はい、は一回でいいわい!」
「はいはい、あなた?そこまでにして行くわよ。じゃあ海音君よろしくね」
そうして彼らは車に乗り、行った...じゃあ行くかな...
「じゃ、俺も行ってくるよ」
「はいよ、気をつけてね。主に背中に」
「怖い事いわないでくれよ...」
俺はそれを言い残し家から出て亜美の家に向うのであった。俺はジーパンにTシャツ、パーカーを羽織り少し暖かさが増してきた道を日差しを遮るようにフードをかぶって少し浮ついた気持ちで歩いて行くのだった。...しょうがないよね、だってお家デートとかしないのでどうしても何かを期待してしまうのだしね、男の子だもん。
というわけで何事もなく亜美の家に着いた。しかし相変わらずでかい家だ、ふぅ...なんか緊張してきたな、さっきあんなこと言われたばかりなんだけれどもな...どうしてもな...そんな邪な気持ちを持ちながらインターホンを押した。軽く時間を見てみると【11時08分】だった。
『...はい、どちらさまでしょうか?』
「......どうも海音です。今日はどうも」
『...分かってますよ。ただただからかっていただけですよ。では、いまから迎えに伺います』
「...わかりました」
......分かってたのにやってるんだろうなというのは分かっていたけれども相変わらずたちが悪いなここの人は...まぁいいけど
数分、門の前でまっていたら出迎えてくれたのはいつもの執事さんではなく亜美だった。結構驚いた。いつもだったらあの執事さんが来るのに...まぁなんとなくはわかるけれどもな。それにしてもかわいいなその服装、少しゆったりとしたズボン、身体のラインが少し出るくらいの服を着ている。なんというかギャップ?と言うのか分からないが上下の服装に差があってなんか...うん。言葉にできないぐらいです。神様ありがとう!ここが本人の前で無ければ俺は両膝をついて天を仰いでいるだろう。
「海音?ど~かした?」
「いや、ただかわいいなって見とれていただけだ......っは本音が!」
「そんなことないよ~えへへ~」
そんなこと言いながらすげー嬉しそうにくねくねしてるんだけれども、まぁかわいい...ってそういうことではない。家の前でこんなやり取りしてるから近所の人の目が痛くなってきた...
「...なぁ、亜美?そろそろいれてくれない?」
「ああ!そうだったね~じゃあど~ぞ~」
「ん、おじゃまします」
やってから気付いたのだがなんかバカップルっぽかったなって...今度から周りに気をつけてそういうことはしよう。うん。まぁそんなこともありつつ俺は亜美に出迎えられ亜美の家に入った。
「...白の次は黒かよ...どうなってんだ」
「......ようやく来たか、待ちすぎて身体が石になるのかと思ったぜ」
黒い部屋にただ一人、白い衣をきて椅子に座り、右足を椅子に上げ、上げた右足の膝に右の脇を置いている、そして、まるで俺の写し身のような姿をしている。口元はにやりと笑い、全体的にニヤついた印象を受ける。俺ってこんな顔したことあったかな?こんな、にやにやしたこと無いのに見てる俺が恥ずかしくなってくる......
「おいおい俺はお前だぞ?そんなことを考えるんじゃねぇ、その感情が俺にまで伝わってくるんだ、変なことは考えるんじゃねえ!」
「俺とお前は同じ?また意味のわからないことを......不思議現象は白の部屋で十分味わったよ。これ以上はお腹一杯だ...」
「...悪いがこれは夢だ、あいつらのように夢のようで夢でない空間じゃない、この部屋のことはおそらく忘れるだろう。だが願わくば覚えていてほしい。この部屋はお前の内面を表す。ゆえにここは無意識にお前がつくりだした世界だということに...それじゃまたここで会おう。記憶があれば大体来れる。」
ここにいた時間はとてつもなく短いのだがいわれればそのような感じがする。しかし俺はここから意識を失った...と、言うより目が覚めたの方が正しいのだがな
『チチッチチッチチッ』目ざましが鳴る。......不思議な夢を見ていたような気がするがよく覚えていない...まぁいいか。それより今は日曜日の【AM7時:24分】正直今日を楽しみにしてきたのは言うまででもない!......さて、何時くらいに行こうか...メールか電話しなきゃな...『ブブブブブブブ』と俺の携帯が振動する。俺の携帯の画面には亜美の名前が浮かんでいるとりあえず出てみると...
『...あ、もしもし、海音?朝早くにごめんね。』
「いや、いいんだが、どうかしたか?」
『うん、実はね今日のことなんだけれどね...』
...あれ?もしかして今日ダメになったとか?それはそれでショックなんだけれども...
『...今日ね来る時間ね10時以降にしてほしんだよね。大丈夫?』
「あぁそういうことなら全然問題ないし、こっちから聞こうかと思っていたし、わかった10時以降にそっち行くよ。わざわざありがとな」
『うんん、じゃあ10時以降にね。待ってるよ』
「わかった。じゃあまたあとで」
『うん、じゃあまたあとで』
そうして電話での会話は終わり、とりあえず行くのは10時以降ということになった。それまでに俺はいろいろと準備をするために起きて準備をするのであった...しかし早起きをしたために親に「楽しみすぎて眠れなかったの?」と笑われ、いじられるのだった...そんなに楽しみそうな顔してたのか、俺は......ポーカーフェイスを身につけようと決心するのだった......
時間は【9時52分】時間としてはそろそろだが俺はまだ家にいた。なぜかというと家の前に亜美の両親がいたからだ...どうしてここにいるのかというと簡単なことだ、俺に釘を指しに来たのだ。「一線は越えるなよ!」という警告を...大丈夫なはずだ、きっとそんな空気にならなければ大丈夫なはず...うん。
「聞いてんのか!坊主!」
「あなた?いい加減にしておいた方がいいわよ?」
「っく、仕方ないか...とりあえずそのことを頭に入れておけよ!」
「はいはい、分かりました」
「はい、は一回でいいわい!」
「はいはい、あなた?そこまでにして行くわよ。じゃあ海音君よろしくね」
そうして彼らは車に乗り、行った...じゃあ行くかな...
「じゃ、俺も行ってくるよ」
「はいよ、気をつけてね。主に背中に」
「怖い事いわないでくれよ...」
俺はそれを言い残し家から出て亜美の家に向うのであった。俺はジーパンにTシャツ、パーカーを羽織り少し暖かさが増してきた道を日差しを遮るようにフードをかぶって少し浮ついた気持ちで歩いて行くのだった。...しょうがないよね、だってお家デートとかしないのでどうしても何かを期待してしまうのだしね、男の子だもん。
というわけで何事もなく亜美の家に着いた。しかし相変わらずでかい家だ、ふぅ...なんか緊張してきたな、さっきあんなこと言われたばかりなんだけれどもな...どうしてもな...そんな邪な気持ちを持ちながらインターホンを押した。軽く時間を見てみると【11時08分】だった。
『...はい、どちらさまでしょうか?』
「......どうも海音です。今日はどうも」
『...分かってますよ。ただただからかっていただけですよ。では、いまから迎えに伺います』
「...わかりました」
......分かってたのにやってるんだろうなというのは分かっていたけれども相変わらずたちが悪いなここの人は...まぁいいけど
数分、門の前でまっていたら出迎えてくれたのはいつもの執事さんではなく亜美だった。結構驚いた。いつもだったらあの執事さんが来るのに...まぁなんとなくはわかるけれどもな。それにしてもかわいいなその服装、少しゆったりとしたズボン、身体のラインが少し出るくらいの服を着ている。なんというかギャップ?と言うのか分からないが上下の服装に差があってなんか...うん。言葉にできないぐらいです。神様ありがとう!ここが本人の前で無ければ俺は両膝をついて天を仰いでいるだろう。
「海音?ど~かした?」
「いや、ただかわいいなって見とれていただけだ......っは本音が!」
「そんなことないよ~えへへ~」
そんなこと言いながらすげー嬉しそうにくねくねしてるんだけれども、まぁかわいい...ってそういうことではない。家の前でこんなやり取りしてるから近所の人の目が痛くなってきた...
「...なぁ、亜美?そろそろいれてくれない?」
「ああ!そうだったね~じゃあど~ぞ~」
「ん、おじゃまします」
やってから気付いたのだがなんかバカップルっぽかったなって...今度から周りに気をつけてそういうことはしよう。うん。まぁそんなこともありつつ俺は亜美に出迎えられ亜美の家に入った。
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