Re:legend

りゅう

500:さまざまな戦い














「さて、じゃあ僕も行ってくる。シャイン、複数人同時に入れるんだよな?」

「はい。何人でも大丈夫ですよ」

シャインが僕の質問に答える。シャインの答えを聞いた僕はハルカに続いて修練場へ入る。

「私ももう一回行く」
「ふう〜暇だし私も行こうかな〜」

エリカに続いてフレイムも修練場に入る。エリカとフレイムが入ったあとみんなも次々と入って行く。

「ヒナちゃんは入らないんですか?」

「はい…私が入っても意味ありませんから…」

ソフィラさんの問いにヒナちゃんは小さな声で答えた。

「ソフィラさんこそ入らないんですか?」

「年寄りに戦いはきついからね〜ノルンさんと一緒に先に家に帰ることにするわ」

ソフィラさんはヒナちゃんにそう言いノルンさんを連れてスカーレッドに乗り飛行島に戻った。

「本当に入らなくていいのか?」

ヒナちゃんに抱えられているダークがヒナちゃんに尋ねるがヒナちゃんは黙って首を振っただけだった。




「やっぱりあなただった…」
「やっぱり僕の相手はお前か…」

ハルカの前にはウィズの偽物が、僕の前にはレグルスの偽物が現れた。僕は今フェアリーやフレア、クロノスがいない状態、つまり精霊神モードが使えないのだ。

僕とハルカは覚醒状態になる。そして僕はレグルスとハルカはウィズと対峙した。




「久しぶりだね〜こんなところでまた会えるなんて思ってなかったよ〜戦いの決着、ようやく付けれそうだね」

目の前に現れた氷の魔女フロストの偽物を前に火の魔女フレイムは嬉しそうに覚醒状態になった。火と氷、2人の戦いが再び始まる。





「お姉ちゃん、今度こそお姉ちゃんに勝つから」

エリカはそう言いながら神器の魔法を使い2人に増える。ハルカの偽物とエリカの戦いが再び幕を開ける。




「お兄ちゃん、久しぶりだね…あえて凄く嬉しい…でもお兄ちゃんは偽物なんだよね。だって本当のお兄ちゃんは私の中にいるんだから…」

アミちゃんはそう言いながら鎖を操り覚醒状態になる。目の前に立つ兄の偽物、ヒースクリフの偽物を倒すために…




「兄様、私は兄様を超えないといけないのですね…必ず兄様を超えて強くなります」

ニコルちゃんは獣化状態の兄の偽物を前に獣化を発動し対峙する。



修練場のあちこちでさまざまな思いとともにさまざまな戦いが始まった。












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