Re:legend

りゅう

465:雷の覚醒














「エリカ、みんな…よかった無事だった…」

僕はエリカたちと合流してすぐにサラちゃんとアミちゃんに回復魔法をかける。

「リュウ、アクアちゃんとユリちゃんとお姉ちゃんがまだ戦ってるの…」

「わかった。危険だからみんなは先に家に戻ってくれ…僕が3人を探しに行くから…」

すでにエリカたちやハルカ、アクア、ユリちゃん以外のメンバーはドリフトで家に送り届けた。

「リュウ…私も一緒に行く…」

「わかった。ソラミちゃん、アミちゃんたちを頼む」

「了解…しました…」

ソラミちゃんの返事を聞き僕はドリフトでソラミちゃんたちを家に送る。

「とりあえずアクアたちの方に行こう。ハルカは多分大丈夫だ…」

ハルカにはウィズがついているから大丈夫だろうと判断した僕はエリカとともにアクアたちのもとに向かう。



「なんか要塞が崩壊しそうだしさっさと決着をつけようか?」

イカヅチは楽しそうに笑いながらアクアとユリちゃんに言う。

「君達との戦いは久々にすごく楽しめた。だけど悪いね…私の全力には到底及ばない」

イカヅチはそう言いながら覚醒状態になる。覚醒状態になったイカヅチの魔力を感じたアクアとユリちゃんはイカヅチとの戦力差を思い知ることになる。10倍…いや、もっとだろう。自分たちとイカヅチの間にはそれほどの差があった。

「さて、時間がないし…さっさと決着をつけよう。本来ならもっと楽しみたかったんだけどごめんね〜」

イカヅチはそう言いながらアクアとユリちゃんに魔法を放つ。2人とも魔法を発動させてガードしようとしたが2人の魔法はあっさりと破壊され2人にイカヅチの魔法が迫る。

僕は2人にイカヅチの魔法が迫るのをみて慌ててバンクカードから銃を取り出し魔法が付与された弾丸を銃に詰め込みアクアとユリちゃんの側に発射する。弾丸に付与した魔法は砂の城僕が使える砂魔法で最大の防御力を誇る魔法だ。砂の城は2人の身をきちんと守ってくれた。

そして、僕はエリュシオンでイカヅチに攻撃を仕掛けた。














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