Re:legend

りゅう

397:氷と闇











「久しぶりだな…まさかこんなにはやく来てくれるとは思わなかったよ…」

氷の魔女フロストが僕が近づいてくるのに気づいて僕に声をかける。

「さて、さっそくで悪いけどはやく大罪の書を渡してもらえるかな?」

氷の魔女フロストは僕に手を向けて言う。

「お前に渡すわけないだろ…」

「へえ、じゃあ何しにここに来たのかな」

「お前を倒しに来た」

僕はそう言いながらテレポートを使い氷の魔女フロストの前に移動しエリュシオンで斬りかかる。エリュシオンを止めようと氷の魔女フロストは魔法で氷の壁を作るがエリュシオンは魔法で作られた壁をあっさりと切り裂きエリュシオンが氷の魔女フロストに直撃する。

「くっ…」

氷の魔女フロストが血を流しながら僕から距離を取る。

「フェアリー、フレア、やるぞ」

「わかりました」
「了解」

僕は覚醒状態になってフェアリーとフレアに言う。僕の言葉を聞きフェアリーとフレアが僕のカバンから出てくる。

「精霊神モード、風、火80%」

フェアリーとフレアが僕に力を送ってくれる。

「また、強くなったみたいだな…だが強くなったのはこっちも同じだ」

氷の魔女フロストは覚醒状態になり闇の力を使う。

精霊神モードになった僕はエリュシオンに火の力を与える。覚醒状態になった僕は全属性の加護を発動させる。

更に『暴食』の魔法とフェアリー、フレアの支援魔法で身体能力を大幅に強化する。

氷の魔女フロストが指をパチンと鳴らすと氷の魔女フロストの周りに大量の氷の矢が現れ僕目掛けて飛んでくる。

僕は『怠惰』の魔法を発動させ僕の周りに無数の剣を作り出す。

「エンチャント:火龍の咆哮」

僕はエンチャントで『怠惰』の魔法で作った剣全てに火龍の咆哮を付与する。

僕の剣が氷の矢に当たった瞬間、火龍の咆哮が発動する。次々と火龍の咆哮が発動し氷の魔女フロストに迫る。

「闇の力を味わうがいい…」

氷の魔女フロストは闇の壁のようなものを作り火龍の咆哮を全て受け止める。

「闇だろうが切り裂いてやる……神器の一閃」

僕はエリュシオンで氷の魔女フロストの闇の壁を破壊して氷の魔女フロストに斬りかかる。

「まさかここまで強くなってるとはな…」

氷の魔女フロストが更に闇の力を増幅させる。氷の魔女フロストは闇の力をうまく使い僕を寄せ付けない。氷の魔女フロストの魔法を躱すため僕は後ろに下がる。















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