Re:legend

りゅう

355:温泉









さて、どうしてこうなった………



僕は現在ピュレットの大都市の1つエルフラウに居る。今回なぜ僕達がエルフラウを訪れたのかというとエルフラウ名物の温泉に入るためだ。



数時間前……

「あれ、ソフィラさんどこか行くんですか?」

鞄を持ってリビングを出て行こうとするソフィラさんをハルカが呼び止める。

「ええ、ちょっとエルフラウの温泉に行こうかと…数時間で戻って来ますので…」

ソフィラさんがハルカの質問に答えるとハルカが僕の方を向き私も行きたいと目で訴えて来た。

「まあ、みんな疲れも溜まってるだろうし…みんなで行くか…」

というわけで全員に温泉に行くと伝えたら漏れ無く全員付いて来てしまった。

「リュウ様、お待ちしてましたよ」

「あっ、ファルファさん。お久しぶりです」

「久しぶり、ちゃんと温泉1つ貸切にしてあげたから案内するね」

「はい。お願いします」

「あと、今度からはもっとゆとりを持って来るって伝えてくださいね」

ファルファさんが少し怒りながら言う。本当、急に来ちゃってごめんなさい。

「まあ、リュウ様もお疲れでしょうし短い間ですがゆっくりくつろいでってください」

「はい。ファルファさんありがとうございます」

一応ソフィラさんが常にウィルモアと一緒に居てくれるみたいなので今回、ウィルモアも一緒に連れて来た。

僕達はファルファさんの案内に従い宿に到着した。

「でかっ…」

あまりのでかさに僕達は驚く。

「今日はここを貸し切りにしてますのでごゆっくり…」

「え?」

いやいや、こんなでかいところを貸し切りにしなくても…
せっかくだし後でピュレット王城にいるロンさん達も呼ぼうかな…










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