Re:legend

りゅう

228:援軍







「テレポート」

僕はテレポートで風の魔女ウィルモアの後ろに回り込み、風の魔女ウィルモアを蹴りつけようとしたが、風の魔女ウィルモアに足を掴まれ、そのまま地面に叩きつけられる。

地面に叩きつけられた瞬間テレポートを発動し、風の魔女ウィルモアの後ろに回り込む、風の魔女ウィルモアが再び僕をつかもうとするがテレポートを連続で発動させ、あちこちに移動し、風の魔女ウィルモアを翻弄する。

数十回ほどテレポートを使うと風の魔女ウィルモアが少しずつ僕の動きについてこれなくなった。

風の魔女ウィルモアの正面にテレポートで移動し、『暴食』の魔法を使い、パワーを数十倍上げる。

「ブースト」

その状態でブーストを使いさらにパワーを上げる。その状態で風の魔女ウィルモアに拳を放つ。
僕の拳が風の魔女ウィルモアに直撃し、風の魔女ウィルモアが吹き飛ぶ。

風の魔女ウィルモアが近くの柱に直撃し、地面に倒れる。

「貴様かなり強いなどうだ?我と共に世界を手にするつもりはないか?」

「断る」

僕は即答した。当たり前だ。エリカを殺した相手を許せるわけないし、世界を征服する気もない。

「そうか、ならば死ぬがいい、デス・ウィンド」

風の魔女ウィルモアがヘル・ウィンドの更に上の魔法を放つ。

「エターナルクリスタル」

僕は魔力を1箇所に集中させ、今放つことができる最強の氷の古代魔法を放つ。

風の魔女ウィルモアが放ったデス・ウィンドが地面を破壊しながら僕に迫る。
僕が放ったエターナルクリスタルは僕の半径50メートル以内の場所を一瞬で凍りつかせる。

凍りつかせた場所のあちこちで巨大な氷の柱が作り出され、風の魔女ウィルモアを襲う。

風の魔女ウィルモアの魔法が僕に直撃した頃、風の魔女ウィルモアに僕の魔法が直撃していた。

「なかなか、いい攻撃だが、まだ我を倒すことはできん」

風の魔女ウィルモアがそう言いながら立ち上がる。
僕は、風の魔女ウィルモアの攻撃をくらい、その場から動くことすらできなかった。

「貴様は、よくやったよ、敬意を払おう。だが、ここで死んでもらう」

風の魔女ウィルモアはそう言いながら僕に拳を向ける。

「貴様を殺した後、すぐに仲間も殺してやるから安心するがいい…さらばだ」

風の魔女ウィルモアが拳を振り上げる。






「そこまでにしてもらおうか」



突如現れた声が風の魔女ウィルモアの拳を止める。

「貴様は」

僕が頭を上げるとそこには『     』、白がいた。

「リュウ、遅くなってごめんな」

白が僕にそう言い風の魔女ウィルモアに目をやる。








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