Re:legend

りゅう

211:風の遺跡防衛戦







戦いが始まり10分程経過した。
遺跡前にもちょくちょく敵が流れて来ていた。

「イズナさん!南側から流れてくる敵が多い!5人で南側に行ってくれ」

「わかりました」

僕の指示に従いイズナさん達が南側に向かう。

「リュウ様、上空より敵が攻めて来ています」

確かにここからでも上空にいる敵が確認できる。
結構数がいるな…巨大な鳥のような魔獣や、ドラゴンに乗っているな…

「スカーレッド、グランブルー、エメラルド、フェアリーは上空の敵を倒せ」

『御意』
「了解です」

グランブルーとフェアリーが返事をして上空の敵を倒しに向かう。スカーレッドとエメラルドもグランブルー達に続く。

「エル!残りどれくらいいる?」

「今、ここにいるのが50、南側で戦闘中が200、西側、東側はそれぞれ300、あと猛スピードでここに迫ってきてるのが30です。」

「猛スピードで?」

僕がエルに詳しく聞こうとした瞬間、入り口目掛けて猛スピードで魔族が迫ってきた…いや、飛んできた。

どうやら風の魔法を後ろに放ちスピードを上げているようだ。背中をこちらに向けてまっすぐに飛んでくるやつらが30くらい…

「全員で、あいつらを叩き落とせ」

僕がみんなに言うとみんなは飛んできているやつら目掛けて魔法を放つ。

なんとか全員叩き落として少しホッとし、周りを見渡すと4人ほどのウィッチプロフェッサーが地面に何かしていた。

「何してるんだあれ?」

僕が疑問に思って見ていたら地面から扉が現れた隠し通路だ。

「しまった、テレポート」

僕はその場にエルを残しテレポートで扉の前に移動する。

「「「フル・ウィンド」」」

僕が扉の前に現れた瞬間、3人のウィッチプロフェッサーが僕目掛けて魔法を放つ。

突如発生した風により僕は少し吹っ飛ばされる。
その隙に風の鍵を持ったウィッチプロフェッサーが扉を開け1人で中に入っていった。

風の鍵を持ったウィッチプロフェッサーが中に入ると扉が閉じた。

僕は急いで残り3人を倒し、扉を開けようとしたが開かなかった…



戦闘開始より1時間、1人のウィッチプロフェッサーが隠し通路より風の遺跡に侵入した。








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