Re:legend
152:同盟
僕はロンさんから封筒を受け取り、その場で封筒を開いた。
中に入っていた手紙の内容を簡単にまとめると軍の強化などについて話し合いたいから1度ヒューマニアの王城に来て欲しいとのことだ。
僕はさっそくヒューマニアに行く準備をしてヒューマニア王城にむかう。
今回一緒に行くメンバーはロンさん、ガランさん、ハルカ、エリカ、エリス、アミちゃん、ヒースクリフ、フェアリーと騎士団団員数名だ。
僕はさっそくドリフトを使いヒューマニア王城の目の前にむかう。いきなり王城の中に移動するのも失礼だしな…
「では私は入城の手続きをしてまいりますので」
ロンさんがそういい門の横にある騎士団の詰め所に向かった。一応ヒースクリフとアミちゃんを護衛としてついて行かせた。
「これは、これは、リュウ様ではありませんか」
聞き覚えのある声を聞き振り返るとヒューマニア騎士団副団長のディーンさんがいた。
「ディーンさん、お久しぶりですね」
「リュウ様のご活躍をしょっちゅう聞かされてるので久しぶりという気がしませんです…」
ディーンさんが呟く。なんか僕のことは他国でも話題になっているようだ。
「本日は国王からの手紙を見てお越しいただいたのですか?」
「はい。今ロンさんが入城の手続きをしてます」
僕がディーンさんに言うと丁度ロンさんが手続きを終え僕達のもとに戻ってきた。
「では私が国王の元へご案内させてもらいますね」
ディーンさんがそういい僕達の前を歩き始める。僕達もディーンさんに続く。
「国王陛下ピュレット国王リュウ様をお連れいたしました」
ディーンさんがそういい扉を開く。
ディーンさんが僕達が先に入るよう扉を抑えてくれていた。
僕達はディーンさんに一礼しながら部屋に入っていく。
「お久しぶりです。ヒューマニア国王様」
「久しぶりじゃのう、ピュレット国王、そちらの国に使いを出してからこんなに早く来ていただけるとは思ってなかったよ」
ヒューマニア国王が笑いながら告げる。
僕はヒューマニア国王の前の席に座り僕の横にロンさんが立つ。
「それで、今回はどのようなご用件で?」
「それがなピュレット国王の活躍を聞き我がヒューマニアの同盟国であるエルフラウがピュレットと同盟を結びたいと言ってきたのでな、ピュレット国王に伝えようと」
「エルフラウですか?」
「エルフラウとはこの世界で唯一魔族の侵攻から耐えているエルフの国です。エルフの国はエルフラウ以外ないのでエルフは今、エルフラウの領土を増やしエルフラウにより多くのエルフを集めようと頑張っている国です。」
僕の横から小声でロンさんが説明してくれる。
「ちなみにどういった同盟を結ぶのですか?」
「うむ、まずこの世界の大半は今魔族により支配されているのは知っているな?」
「はい。」
「そこで我らも魔族に攻撃を仕掛けることにした。攻撃対象はこの大陸にいる魔族達、この大陸から魔族達を撤退させた後、この大陸の国で魔族に支配されていた領土を分け、そこに他の大陸から人やエルフなんかを連れてこようと思っている。この同盟にはヒューマニア、エルフラウ、タイタニア、ドラグーンとこの大陸にあるピュレット以外全ての国が加盟している」
なるほどつまりこの大陸から魔族を追い出しこの大陸を平和にしようという同盟か…
「ロンさん、僕としてはこの同盟に入ることに賛成だけど何か意見ある?」
「いいえ、私も同盟加盟に賛成です」
「では、僕達ピュレットも同盟に参加させていただきます」
僕の返事を聞きヒューマニア国王はすごく嬉しそうな顔をしていた。
まあ一気に『大罪の書』を持つ者が5人もいる国が同盟に参加し、共に戦うとなればかなり頼もしいと誰もが思うだろう。
「ではさっそくピュレットの同盟加入を他の国にも伝えますな。おそらく1ヶ月後くらいに同盟国で会議が開かれると思うので詳しくはその時に話そう。」
「はい。よろしくお願いします。」
僕はそういい軽く頭を下げる。
その後僕達はヒューマニアの訓練所でヒューマニア騎士団の人達と模擬戦などをしてから家に帰った。
数日後
ピュレットが同盟国として認められたという手紙が届いた。
中に入っていた手紙の内容を簡単にまとめると軍の強化などについて話し合いたいから1度ヒューマニアの王城に来て欲しいとのことだ。
僕はさっそくヒューマニアに行く準備をしてヒューマニア王城にむかう。
今回一緒に行くメンバーはロンさん、ガランさん、ハルカ、エリカ、エリス、アミちゃん、ヒースクリフ、フェアリーと騎士団団員数名だ。
僕はさっそくドリフトを使いヒューマニア王城の目の前にむかう。いきなり王城の中に移動するのも失礼だしな…
「では私は入城の手続きをしてまいりますので」
ロンさんがそういい門の横にある騎士団の詰め所に向かった。一応ヒースクリフとアミちゃんを護衛としてついて行かせた。
「これは、これは、リュウ様ではありませんか」
聞き覚えのある声を聞き振り返るとヒューマニア騎士団副団長のディーンさんがいた。
「ディーンさん、お久しぶりですね」
「リュウ様のご活躍をしょっちゅう聞かされてるので久しぶりという気がしませんです…」
ディーンさんが呟く。なんか僕のことは他国でも話題になっているようだ。
「本日は国王からの手紙を見てお越しいただいたのですか?」
「はい。今ロンさんが入城の手続きをしてます」
僕がディーンさんに言うと丁度ロンさんが手続きを終え僕達のもとに戻ってきた。
「では私が国王の元へご案内させてもらいますね」
ディーンさんがそういい僕達の前を歩き始める。僕達もディーンさんに続く。
「国王陛下ピュレット国王リュウ様をお連れいたしました」
ディーンさんがそういい扉を開く。
ディーンさんが僕達が先に入るよう扉を抑えてくれていた。
僕達はディーンさんに一礼しながら部屋に入っていく。
「お久しぶりです。ヒューマニア国王様」
「久しぶりじゃのう、ピュレット国王、そちらの国に使いを出してからこんなに早く来ていただけるとは思ってなかったよ」
ヒューマニア国王が笑いながら告げる。
僕はヒューマニア国王の前の席に座り僕の横にロンさんが立つ。
「それで、今回はどのようなご用件で?」
「それがなピュレット国王の活躍を聞き我がヒューマニアの同盟国であるエルフラウがピュレットと同盟を結びたいと言ってきたのでな、ピュレット国王に伝えようと」
「エルフラウですか?」
「エルフラウとはこの世界で唯一魔族の侵攻から耐えているエルフの国です。エルフの国はエルフラウ以外ないのでエルフは今、エルフラウの領土を増やしエルフラウにより多くのエルフを集めようと頑張っている国です。」
僕の横から小声でロンさんが説明してくれる。
「ちなみにどういった同盟を結ぶのですか?」
「うむ、まずこの世界の大半は今魔族により支配されているのは知っているな?」
「はい。」
「そこで我らも魔族に攻撃を仕掛けることにした。攻撃対象はこの大陸にいる魔族達、この大陸から魔族達を撤退させた後、この大陸の国で魔族に支配されていた領土を分け、そこに他の大陸から人やエルフなんかを連れてこようと思っている。この同盟にはヒューマニア、エルフラウ、タイタニア、ドラグーンとこの大陸にあるピュレット以外全ての国が加盟している」
なるほどつまりこの大陸から魔族を追い出しこの大陸を平和にしようという同盟か…
「ロンさん、僕としてはこの同盟に入ることに賛成だけど何か意見ある?」
「いいえ、私も同盟加盟に賛成です」
「では、僕達ピュレットも同盟に参加させていただきます」
僕の返事を聞きヒューマニア国王はすごく嬉しそうな顔をしていた。
まあ一気に『大罪の書』を持つ者が5人もいる国が同盟に参加し、共に戦うとなればかなり頼もしいと誰もが思うだろう。
「ではさっそくピュレットの同盟加入を他の国にも伝えますな。おそらく1ヶ月後くらいに同盟国で会議が開かれると思うので詳しくはその時に話そう。」
「はい。よろしくお願いします。」
僕はそういい軽く頭を下げる。
その後僕達はヒューマニアの訓練所でヒューマニア騎士団の人達と模擬戦などをしてから家に帰った。
数日後
ピュレットが同盟国として認められたという手紙が届いた。
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