Re:legend

りゅう

122:北西東の戦場

ザーナ村西側

「みなさんは村人達の解放と安全確保をお願いします。魔族は全員私が倒します。」

そういいながらシャルロットは『怠惰』の魔法を発動させ約500本の剣を作り出す。
シャルロットはパートナー魔獣のサンに飛び乗り宙へ移動する。

「さあ〜一気にいきましょう!」

シャルロットは作った剣を自身の周りに集める。
そして魔族がいる位置を確認し魔族目掛けて剣を放つ。

数秒後
シャルロットの視界内に動く魔族はいなかった。

「とりあえず片付きましたね…騎士団のみなさんはこのあたりの人達の救助をしてください。救助が終わったらその人達の護衛を頼みます」

そういい残しシャルロットはサンと共に他の戦場にむかった。





ザーナ村東側


「放てー」

直後エリカ目掛けてたくさんの魔法が飛ばされるがエリカは『暴食』の魔法で全て喰らい尽くす。

「無駄無駄、私に魔法は効かないわよ」

エリカが『暴食』の魔法で吸収した魔力を自身の身体能力強化に使った。

「じゃあ、私も攻撃しますか〜」

そういいエリカが地面を蹴る。直後魔族の前にエリカが一瞬で移動する。
普段の数十倍のパワーとスピードでエリカは東側の魔族達を相手に無双する。

数秒後

「東側はだいたい片付いたわね…あとは東側の人達を助け出して西側に連れてかないと」

出発前にあらかじめ決めていた通りエリカは西側に村人達を移動させる。
西側ではシャルロットが魔族を倒して待機しているはずだから大丈夫だろう。





ザーナ村北側


ソラミちゃんは移動してすぐに両手の指を噛み両手から血を流す。
両手から流れ出る血を剣の形にして固め2本の血の剣を装備する。

「村人の皆様できるだけ動かないでください私はピュレット国王のメイドソラミです。現在ピュレットはザーナ村奪還のため動いています。周りに魔族がいないのを確認できた方は村の西側に移動してください。」

ソラミちゃんの言葉を聞き周りに魔族がいなかった人達が動き出す。

魔族達はソラミちゃんに一斉に襲いかかる。
襲ってくる魔族達をソラミちゃんが人間離れした速さで切りまくる。

数分後にはソラミちゃんに向かってくる魔族はいなかった。その後逃げ出そうとする魔族達に血の剣の先端を向け血の剣から血の弾丸を連射する。

数分後には北側の戦場で動ける魔族はいなくなった。

北西東の戦場の戦いが終わった頃…

南の戦場はかなり苦戦していた。

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