Re:legend

りゅう

80:帰宅そしてこれから

「おかえりなさいませ」

僕達が玄関の扉を開けるとメイド服を着たユリちゃんが出迎えてくれる。ユリちゃんが真っ赤になったソラミちゃんのメイド服と今にも倒れそうなソラミちゃんを見て慌ててソラミちゃんをソラミちゃんの部屋に連れて行く。

僕達はリビングにむかい女性陣がお風呂に入りたいというのでお湯を溜めに行った。

「そういえばまだ名前を聞いてなかったね」

僕は先程助け出した女の子に名前を聞く。

「ヒナと申します。先程は助けてくださりありがとうございました。」

「ヒナちゃんねわかった。ヒナちゃんはこの後どうする?両親もういないんだよね?何処か行く場所はある?」

両親が死んだのを思い出しヒナちゃんが少し寂しそうな顔をする。

「親戚とかもいないですし何処か働ける場所を探したいと思います。」

「ならうちで働かないか?もう少し人手を増やそうと思ってたし」

「本当ですか?是非お願いします」

僕の誘いをヒナちゃんが受ける。するとユリちゃんが嬉しそうな顔をし自分の部屋にむかう。ユリちゃんがメイド服を手に持って戻ってくる。ユリちゃんがヒナちゃんにこれ着てというがまずはお風呂に入るのが先とハルカがとめる。

みんながお風呂に入っているうちにソラミちゃんがリビングに入ってくる。

「ソラミちゃんまだ寝てないとダメだよ」

リビングに来たソラミちゃんをユリちゃんが再び部屋に戻そうとする。

「もう…大丈夫…私も…お風呂入ってくる…」

そういいソラミちゃんが風呂にむかう。その間にユリちゃんが夕飯の支度を済ませる。

お風呂からみんながでてくる。黒の短い髪の少女がメイド服と白のニーソを着て恥ずかしそうな顔をしていた。

それをみたユリちゃんが可愛いよというと少し恥ずかしさがとれたようだった。

「そういえばシャルロットはどうするんだ?」

「んーそうねですね。しばらくは冒険家として働くことにします」

「だったら私達のパーティに入らなりませんか?金ランクが3人いるから金ランクの依頼も受けられますよ」

「お誘いありがとうございます。みなさんがいいとおっしゃるなら是非パーティに入れて頂きたい
です」

ぶっちゃけシャルロットはかなり強いのでパーティに入ってくれたらかなり嬉しい。僕達の中に反対する者はいなかったのでシャルロットは僕達のパーティに入ることになった。

ヒナちゃんは2階のユリちゃんの隣の部屋に住みシャルロットはその横の部屋に住むことになった。
これで2階の部屋は右端から順にソラミちゃん、ユリちゃん、ヒナちゃん、シャルロットという形になった。こんなにたくさんの人が住むのにまだ部屋がだいぶ余っている。やっぱり広すぎたかな…

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