76:到着そして潜入

僕達はプルミューの監獄を目指し馬車に乗っていた。今回はフェアリーがいるのでエリカとフランが乗り物酔いすることはないだろう。

「ハルカさん…そろそろ交代…です…」

そういいハルカが馬車の操作をソラミちゃんに交代する。僕はスマホを取り出しマップアプリを開く。

「あと2時間くらいでプルミューの監獄に着くよ。」

「わかりました…じゃあ…もう少し進んだら今日は家に帰りましょうか…」

「そうだねそれで明日は歩いて進もう」

ソラミちゃんの意見に同意し、僕達はプルミューの監獄まで歩いて30分くらいの場所まで行きドリフトを使い家に戻る。

「おかえりなさいませ」

僕達が家に入るとユリちゃんとエルが出迎えてくれた。

「明日はいよいよプルミューの監獄に潜入するんですよね？」

「うん、そうだよ」

「明日はエルも連れて行くけど1人で大丈夫そう？」

「はい！大丈夫です。みなさんが無事シャルロットさんを連れて帰ってくるのを待ってます。」

本当はエルを一緒にお留守番させて置こうと思っていたのだがエルがいないとシャルロットの正確な位置が分からないのでエルも連れて行くことにした。



翌日


僕達はユリちゃんに留守を任せ、ドリフトで昨日の場所に移動する。

「あん？」

移動するが…移動した先に魔族がいた…

「なんだお前進入者か？だったら…死にやがれ」

そういい魔族の男？は僕達目掛けて魔法を放つ。直後放たれた魔法を血の剣でソラミちゃんが真っ二つにする。

「とりあえず…死んで…」

そういいソラミちゃんが魔族の男？を真っ二つにする。強さからしておそらく下級兵だろう。

「こいつが…戻らない…のを…敵がおかしく思わないうちに…潜入…する…」

ソラミちゃんの言う通り僕達は急いでプルミューの監獄にむかう。

「さ〜て潜入するつってもどうすればいいんだ？」

プルミューの監獄の前には当然警備がいる。

「んなもん真正面から突入よ‼︎」

そういいエリカが突っ込んでいく。バカかあいつは!

こうして僕達のプルミューの監獄への潜入？が始まった…