転生しました。しかし、水でした。

狂乱さん

最強で最凶な液体 by勇者視点

私の名は黒河莉音、こっちではリオン・クロカワと名乗る勇者だ

私はひょんな事から勇者召喚とやらに巻き込まれたらしい、勇者は他にもいるけど実質戦闘出来る程の強さを持つのは私だけだ

私は実際、勇者というだけあって能力も高く、そして、特別なスキルももらっている

そんなある日、私についにこんな依頼が来た

神水を発見、しかし、白い龍種に邪魔され、回収不能、龍種が居ることから近くに巣があると推測する、さらに神水はビンに入れようとすると逃げ、龍種の形になった、現在凍らせているが、すでに溶けている可能性大、新種研究と巣の根絶の為、同行求む

依頼者:死亡済み、回復してから道造りで先に行っていた所、謎の攻撃により即死

報酬、金貨46枚

明らか怪しいが、龍種の巣を発見したという事では見過ごせない、私達はいくつもの巣を根絶やしにしてきたので、問題は無いと思い、この依頼を受注した

そして、依頼場所の水聖域の森に入った

ここは水の精霊が満ち溢れて、聖域指定されているため、滅多に捜査は指定ないところだった

そして、私達は入った瞬間異変に気付いた

いきなり霧に包まれた

そして山の麓に体の一部が霧になっている白衣の男がいるのを…………

「勇者様、見ましたか?」

「あぁ、居た、それもどう見ても日本人に近い顔の男だったな」

「異世界人?」

「だが、それにしては妙だ、オッドアイの日本人などは聞いたことも無い、それに…………あの顔はどこかで…………」

「その考えは恐らく合ってると思うよ」

「やは……って誰だ!?」

あまりにも自然過ぎて気付くのが一瞬遅れた

「いない!?だが、ちゃんと声が…………」

「そりゃあそうさ、この霧全てが…………」

「俺なんだから…………」

私の首にはいつの間にか氷の刃が当てられていた

「油断大敵だろう、勇者様?厨二病で冷静さでも欠いた?」

前から白衣の男が現れる

オッドアイで髪に水色のメッシュが入っているが、その言葉でこの世界の人では無いと一瞬で分かる、そしてその姿には見覚えがあるから…………

「やはり貴方か、清水博士…………」

「ここではクトゥルフと名乗っていてね、そう呼んでくれないか?」

「貴様!勇者様を離せ!卑怯だぞ!」

「強大な力で俺達のような人外を脅かすやつに言えるかってーの」

うぐっ!?言い返せない!ん?"俺達のような人外"?

「貴方は何故見た目が変わっているのだ?ニュースで見たときとは多少変わっているが」

「そりゃあ俺は一度死んでからこっちに来てるからな」

それは一番納得の行く答えではあったが、あのような人を殺す人は想像がつかない

「死んだ!?貴方のような博士が!?」

「しっかし、俺は君の事を知らないけどやけに俺に詳しいね?」

「以前、貴方の論文を拝見して調べたことがありましたから」

「なるほどねぇ、まぁどうでもいい事はさておき、取引と行こうか」

取引?

「ここから出て行ってくれないか?俺は静かに知り合いたちと暮らしたいのでね」

「知り合い?」

「お前たちが追ってる龍種の巣の奴らだ」

「!?」

邪魔した理由が分かった、だが私は勇者、あとには引けない

「拒否権は?」

「あるけどその場合は皆殺しにさせてもらう」

私はできるのか?と疑った。私は状態異常無効はもちろん、各種耐性があるからだ、そしてそのすきに彼のステータスを観た

個体名:クトゥルフ
種族:水神
加護:異世界転生者の加護、海之神ポセイドンの加護
Lv.23
HP:∞
MP:4876000
攻撃:0〜6780『固体化時9000』
防御:0『固体化時12000』
魔法耐性:530000
特殊耐性:水属性完全吸収、火属性無効化、雷属性無効化、風属性無効化
スキル:吸収、液体操作、氷結、気化、コピー、異世界言語、鑑定、擬態
個体スキル:水神之怒クトゥルフ
称号:科学バカ、液体バカ、研究バカ、液体愛好家、異世界人、転生者、水、ある種の天才、物理法則を理解する者、ある種の変態

勝てるわけが無かった、あのような圧倒的ステータスに

あのような魔法耐性では破滅魔法のような自己犠牲魔法でぎりぎりダメージを与えられるかどうかだった、しかし、HPは∞と表示されていた

全てにおいてステータスが桁違いだった

一瞬、称号のある種の変態と言うのが気になったが、とりあえずスルーした

「分かった、どの道ステータスが桁違い過ぎて私だと1秒も持ちそうに無いから」

これは本音である

「そんな!?」

「馬鹿な!?」

「勇者様を圧倒するステータスだと!?」

「まぁ、とりあえずO☆HA☆NA☆SHIだけさせてもらうから捉えさせてもらうよ」

そして私達は頭以外の全身を氷漬けにさせられた

あ〜これは死ぬかも

そう思いながら動けない仲間を見ながら私だけ巣に連れてかれた



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