転生しました。しかし、水でした。

狂乱さん

クトゥグアの回想


「…………あ…………え……と…………」

俺はとにかく混乱していた

クトゥグアが女だと言うことに!?



クトゥグア視点

私はある日、喉が乾いたので湖を探していた

そして見つけた湖には何故かお供え物が置いていたけど気にせず飲もうとした…………がその時

『おいやめろ飲むな飲むな飲むな!それは俺の体だ!』



突然思念が飛んできた、これは俺の体?どういう事だ?

『あなたは何ですか?私は湖があるから飲もうとしたのですが、意識のある湖など知りません』

そしたら

『意識が通じるのか?』

『ええ、私は知能が人族よりも高いのでね』

『なら、話が早い、俺の意識は今さっき生まれたばかりだ、そして、前世の記憶を引き継いでる』

前世の記憶を引き継いでさっき意識が生まれた?

『本当ですか?転生者や異世界人はいますけど生物以外の転生は聞いた事もありませんよ?』

『俺は転生だとかそこらへんですら聞いたことがありませんでしたけどね』

とりあえず怪しいので『虚空看破』を使った

『どうも嘘はついていませんね』

『わかるのか?』

『言ったでしょう人族より知能が高いと、そして私は嘘を見破る能力、虚空看破があります』

そして話を聞く限り、スキルやステータスの事を知らない用だから教えて、そのステータスを覗いてみた

何故かHP表示が∞となっていたので聞いてみたら、意味は無限、限界がないらしい、あるとも言えるしないとも言える文字らしい

そして、異世界から来た者だからか、名付けの理すらも知らなかった、なので族長に来てもらった

「何なんだ一体、ただの湖ではないか」

「まぁまぁ、長、この湖に触れて見て下さい」

「こんななんの変哲も無い湖に何が…………!?」

『悪かったな、なんも変哲なくて』

『何だ!?お前は!?』

『俺?俺は転生者だよ?今は神水って言う水だけどな』

『お前が伝えたかったのはコレの事か』

『コレ扱いとか…………』

『ええ、それでお願いがあります、この者と名付けの儀を』

『いいだろう、ただし、掟に従い、この者と基本一緒にいろ』

『わかりました』

『何か用があれば里に訪れるが良い』

『ありがとうございます』

『では始めよう』

『我が名はグラディウス、大地を切り裂く剣なり、かの者達に名付けの祝福を』

そして、私にこんな思念が飛んできた

『汝の名は"クトゥグア"、全てを焼き尽くす灼熱の邪神なり、盟約に従い、かの者に豪炎の祝福を』

そして私にはクトゥグア、彼にはクトゥルフと言う名前が付いた

どうやら私たちには邪神の祝福が授けられたようだ

『これで名付けの儀は終わりだ、頑張れよ、クトゥルフ、クトゥグア』

『こうして、私達の一日が始まった』

そして、二年の月日が過ぎた

クトゥルフは思念でしか喋れず、やれるとしても何かを溶かすことや、触手を作って触れる事ぐらいだ、しかし私が支えるから良いのだ、彼の話はみんな難しいがとても楽しい物ばかりだ

そんなある日

「行ってくるよ」

私はいつも通り、狩りに出かけた、たまに彼が捕まえて来ることもあるけど、基本は私が狩りをしているのだ

そして

「ギャオォォォォォォォォォォォォォォォス!」

この声は!?

クトゥルフがいる方角だ!?

私は急いだ

「大丈夫か!クトゥルフ!」

そこにはクトゥルフから伸びた水龍と二人の人間がいた、しかしクトゥルフは完全に凍っていた

あの人間共が!!

アイツラは私を見た途端逃げ出した

待ってろクトゥルフ!今溶かして、あの人間を八つ裂きにしてやるからな!

「待ってろ!クトゥルフ!精霊憑依!イフリート!」

私は炎上位精霊イフリートを憑依させて強くしたフレイムブレスをクトゥルフに当てた

しかしあまりの冷気で全く溶けそうに無い

クトゥルフ!クトゥルフ!なんで溶けないんだよ!なんで!私と約束したじゃないか!一緒にいようって!進化して里に案内してくれって!だから!

そして私は眠りについた

そして次の日

私の頭に異常に硬くて冷たい物がぶつかった………

いや、ぶつけられた

そこには人型の水がいた、そしてそれの後ろにいたはずのクトゥルフがいなかった

そして気付いた、そして知った、クトゥルフがあの中で進化したこと、そして…………

海之神ポセイドンからの干渉を受けたことを

そして、彼は体の一部を空に上げて、太陽光を収縮した光線を放った

そしてその後、黒と蒼のオッドアイで黒髪に蒼いメッシュの入った人間になっていた

カッコイイ

心からそう思った

そして私は里へと案内して、今に至る

なんだろう?人化してからクトゥルフが固まってる、そして顔が赤い

どうしたんだ?

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