現代知識で異世界無双したかったよ……
ディランの勇者と真の勇者と勇者の聖剣使い
やっぱり使って正解だったな……ジェット移動
体を浮かせた状態で手から全力で炎を噴射することで擬似ロケットみたいな速度が出る
「仕方ねぇ、宝具でごり押しってのはあまり好きじゃねぇけど……やるか」
真正面から突っ込んでくるか……魔法なしでこの速度は速すぎるけど、クレイよりは遅い。ソナーを使えば対応範囲だ
「ちょこまかすんな!」
人のこと言えないだろうが、止まってろ
「ストップムーヴ!」
「なっ!?」
よし、止まったな。外される前に倒す
「我が魂の咆哮よ」
「我が世界の果てまで轟き」
「我が敵を冥府へと導け」
「全ては真紅に染まる永遠の死滅」
これならいけるだろ!
「ソウルスティール!」
……
………
…………
「…………まさかとは思うけど、消滅した?」
ソウルスティールを放った場所を見たが、やつはいない。元はクレア様の消滅魔法を参考にしたわけだし、調節ミスって全身を消し飛ばしちゃったかも……
「汝らは英雄」
「歴史に刻まれたその勇名は世界に轟き、人の心を揺り動かす」
「汝らは怪物」
「身体に宿したその暴威は全てを破壊し、人の心を震えさせる」
「歴史は今現実に」
「英雄を今人形に」
「新たなる歴史を作る英雄たちの人形劇」
「クリエイトヒーロー!」
なっ!?
「なんで!?……ソナーで感知できなかった?」
背後から詠唱が聞こえた時にはもう遅かった。真なる英雄が猛威を振るう
……
………
…………
「この魔法は他人の英雄因子を回収しなきゃならん上に詠唱まで長ったらしいから難しいったらありゃしねぇ」
そんな悪態を吐く男は余裕の笑みを浮かべている
「さて、そいつは任せたぜ。シンヤさんよぉ。お前に持たせてあるのは聖剣デュランダルだ…ご自慢の剣には及ばないだろうが、頑張ってくれや」
男の前に立つ青年は紛れもなく勇者だ。俺にも分かる……こいつが真の勇者…魔王殺しシンヤ
男が立ち去り、俺とこいつの2人だけ……こいつを無視してあいつを追うことは無理だろう。なら戦うしかないか…
「やる気になってるところ悪いが、出来れば逃げてくれないか?もちろん逃げられる保証はないが、戦えばあんたは間違いなく死ぬ」
は?
「喋れるの?」
「あぁ、意識はしっかりとしてる。あいつの操り人形だって事も理解してる。だから俺は戦わなきゃならない……」
なるほど……なら速攻だ
「我が魂の……」
「だから言ったろうが!逃げろって!」
シンヤの握る聖剣が俺の首に当たる、皮膚が切れ血が流れる
これは……まずい
……
………
…………
死んで……ない?
「どういう状況かは知らないけど、君が持ってるのが聖剣デュランダルで君が勇者シンヤだって事は分かる……」
来た……最強が……
「絶望的だけど僕は負けないよ。ジャンヌを殺そうとしたんだ…それ相応の覚悟はあるんだろうね?」
来てくれた……
「クレイさん!」
「真の勇者シンヤ……僕を怒らせたことを後悔しながら、また眠れ」
体を浮かせた状態で手から全力で炎を噴射することで擬似ロケットみたいな速度が出る
「仕方ねぇ、宝具でごり押しってのはあまり好きじゃねぇけど……やるか」
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よし、止まったな。外される前に倒す
「我が魂の咆哮よ」
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これならいけるだろ!
「ソウルスティール!」
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「…………まさかとは思うけど、消滅した?」
ソウルスティールを放った場所を見たが、やつはいない。元はクレア様の消滅魔法を参考にしたわけだし、調節ミスって全身を消し飛ばしちゃったかも……
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「身体に宿したその暴威は全てを破壊し、人の心を震えさせる」
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「なんで!?……ソナーで感知できなかった?」
背後から詠唱が聞こえた時にはもう遅かった。真なる英雄が猛威を振るう
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そんな悪態を吐く男は余裕の笑みを浮かべている
「さて、そいつは任せたぜ。シンヤさんよぉ。お前に持たせてあるのは聖剣デュランダルだ…ご自慢の剣には及ばないだろうが、頑張ってくれや」
男の前に立つ青年は紛れもなく勇者だ。俺にも分かる……こいつが真の勇者…魔王殺しシンヤ
男が立ち去り、俺とこいつの2人だけ……こいつを無視してあいつを追うことは無理だろう。なら戦うしかないか…
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は?
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「あぁ、意識はしっかりとしてる。あいつの操り人形だって事も理解してる。だから俺は戦わなきゃならない……」
なるほど……なら速攻だ
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これは……まずい
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