現代知識で異世界無双したかったよ……
サイコパスと友情に厚い男
「さて……僕も役割を果たそうかな」
クレイはそう言いながら腰に帯刀してる剣に手を伸ばす
「……!?」
刹那、上空から何かがクレイに向かって飛来し紙一重で回避する
「あひゃひゃひゃ!完全に脳天かち割ったって思ったのにな!あっひゃっひゃ!」
掠った…なんだこの女……ディーノの幻視を見破ってるのか?
「さすが宗教国家だね。平気でサイコパスが軍にいる」
クレイが皮肉げにそう言うと、女は手に持ったダガーをクレイに向けながら言葉を返す
「サイコパスなんて呼ぶなよ!私は綺麗なプリンセスだよ!ただし……血染めのな!」
血染め……?なんでロキにいるのが不思議だけど、血染めを名乗る殺人鬼なんて1人しか知らない……
「君ってあの血飛沫姫?」
「へぇ!私のこと知ってるんだ?そうだよ私は幸せを届ける赤い姫!君も幸せにしてやるよ!あひゃひゃひゃ!」
全く……この所狭しとした戦場でこんな化け物みたいな殺人鬼相手なんて……本当についてないな……
「ねぇねぇ!その剣使ったら?それって勇者の聖剣でしょ?私としても幸せにするなら全力出せる相手の方が気持ちいいからさ!あっひゃっひゃ!」
本当に品がないな……ジャンヌを見習ってくれよ。まぁ見習ったところで好感は全く持てないけど……
「じゃあ使ってあげよう……直撃したら対処のしようもなく死ぬから覚悟しておいたほうがいい」
これは本来は多数の敵と戦うときに有利な武器だけど、力を拡散させずに一箇所に集中させれば1対1でも人間相手なら十分戦える。本当は徒手格闘で倒したいけど、これくらい強いと手加減なんて出来ない
……
………
…………
「それが勇者の聖剣に選ばれた者の剣術?私には止まって見えるよぉ?」
こいつは僕との相性が凄まじく悪い……多分だけど、相手の動きを分析する魔法か…相手の魔力とか筋肉の動きを直接視認するような魔法を使ってる。
「本当に使いこなしてるわけじゃない。僕がこの剣に選ばれたのは、お情けみたいなものだからさ」
勇者の聖剣は使い手のステータスをコピーして性能が変化する。僕の場合は完全に筋力特化の剛剣になってる。当たらないと意味がない…
「じゃあそろそろ終わりにするね。あの世で幸せに〜♪」
そう彼女が言うと彼女の後ろから彼女にそっくりな女が1人出てくる。
そしてその女の後ろからまた同じ顔をした女が現れ、それを繰り返し数は5人にまで増えた。
「ハッピーピエロダンサー!」
さすがに5人は捌ききれない!
クレイの体を彼女たちのダガーが傷つけていく、当たるごとにダガーの刃が深く刺さる
「「「「「さよなら!」」」」」
5人の声が重なる。彼女たちは様々な方向からクレイの右腕、左腕、右足、左足、首にめがけて刃を振るう
……まさか….こんな所で終わっちゃうなんてね……せめて告白の返事が聞きたかった……
「ボロボロなんてらしくねぇな!あっはっは!」
能天気な声が聞こえた
「ちょっと!なにこれ!?切れない!」
彼女たちは植物の蔦に絡まれ、身動きが取れなくなっていた
「俺の友達殺そうとしたんだ。死ぬ覚悟は出来てたんだよな?クソピエロ」
彼女たちはうろたえる
「ま、待ってよ!私は彼を幸せにしようとしただけ!私だけが彼の力に報いることが出来るの!?わた……」
彼女たちが話し終わる前に彼女たちは蔦に締め付けられ破裂した
「なんで……ここに居るんだ?」
彼は答える
「なんでってそりゃあ……俺が友情に厚い男だからに決まってんだろ?」
アルラウネがそこに居た
クレイはそう言いながら腰に帯刀してる剣に手を伸ばす
「……!?」
刹那、上空から何かがクレイに向かって飛来し紙一重で回避する
「あひゃひゃひゃ!完全に脳天かち割ったって思ったのにな!あっひゃっひゃ!」
掠った…なんだこの女……ディーノの幻視を見破ってるのか?
「さすが宗教国家だね。平気でサイコパスが軍にいる」
クレイが皮肉げにそう言うと、女は手に持ったダガーをクレイに向けながら言葉を返す
「サイコパスなんて呼ぶなよ!私は綺麗なプリンセスだよ!ただし……血染めのな!」
血染め……?なんでロキにいるのが不思議だけど、血染めを名乗る殺人鬼なんて1人しか知らない……
「君ってあの血飛沫姫?」
「へぇ!私のこと知ってるんだ?そうだよ私は幸せを届ける赤い姫!君も幸せにしてやるよ!あひゃひゃひゃ!」
全く……この所狭しとした戦場でこんな化け物みたいな殺人鬼相手なんて……本当についてないな……
「ねぇねぇ!その剣使ったら?それって勇者の聖剣でしょ?私としても幸せにするなら全力出せる相手の方が気持ちいいからさ!あっひゃっひゃ!」
本当に品がないな……ジャンヌを見習ってくれよ。まぁ見習ったところで好感は全く持てないけど……
「じゃあ使ってあげよう……直撃したら対処のしようもなく死ぬから覚悟しておいたほうがいい」
これは本来は多数の敵と戦うときに有利な武器だけど、力を拡散させずに一箇所に集中させれば1対1でも人間相手なら十分戦える。本当は徒手格闘で倒したいけど、これくらい強いと手加減なんて出来ない
……
………
…………
「それが勇者の聖剣に選ばれた者の剣術?私には止まって見えるよぉ?」
こいつは僕との相性が凄まじく悪い……多分だけど、相手の動きを分析する魔法か…相手の魔力とか筋肉の動きを直接視認するような魔法を使ってる。
「本当に使いこなしてるわけじゃない。僕がこの剣に選ばれたのは、お情けみたいなものだからさ」
勇者の聖剣は使い手のステータスをコピーして性能が変化する。僕の場合は完全に筋力特化の剛剣になってる。当たらないと意味がない…
「じゃあそろそろ終わりにするね。あの世で幸せに〜♪」
そう彼女が言うと彼女の後ろから彼女にそっくりな女が1人出てくる。
そしてその女の後ろからまた同じ顔をした女が現れ、それを繰り返し数は5人にまで増えた。
「ハッピーピエロダンサー!」
さすがに5人は捌ききれない!
クレイの体を彼女たちのダガーが傷つけていく、当たるごとにダガーの刃が深く刺さる
「「「「「さよなら!」」」」」
5人の声が重なる。彼女たちは様々な方向からクレイの右腕、左腕、右足、左足、首にめがけて刃を振るう
……まさか….こんな所で終わっちゃうなんてね……せめて告白の返事が聞きたかった……
「ボロボロなんてらしくねぇな!あっはっは!」
能天気な声が聞こえた
「ちょっと!なにこれ!?切れない!」
彼女たちは植物の蔦に絡まれ、身動きが取れなくなっていた
「俺の友達殺そうとしたんだ。死ぬ覚悟は出来てたんだよな?クソピエロ」
彼女たちはうろたえる
「ま、待ってよ!私は彼を幸せにしようとしただけ!私だけが彼の力に報いることが出来るの!?わた……」
彼女たちが話し終わる前に彼女たちは蔦に締め付けられ破裂した
「なんで……ここに居るんだ?」
彼は答える
「なんでってそりゃあ……俺が友情に厚い男だからに決まってんだろ?」
アルラウネがそこに居た
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