現代知識で異世界無双したかったよ……
騎士団長様は百合乙女
俺が特訓を開始してから1ヶ月が経った。
未だに辛いことに変わりはないが、慣れてきたと思う。
「今日も朝から頑張っていますね。ジャンヌ様」
背の高い白衣の男が訓練場に入ってきた。
「前にも言いましたけど、ジャンヌ様はやめてください」
 この男はジスタ・クラウンさん。ベリアルさんの指示で俺の回復を担当する回復魔法使いだ。
「いえ、いずれベリアル様の右腕になられるお方ならば様付け以外はありえません」
「ジスタさんもベリアルさんに頼りにされてるみたいですけど、右腕になりたいとか思わないんですか?」
これほど重宝されたいて、信頼関係も築けているなら右腕に相応しいんじゃないだろうか?
「まぁ、なれるものならなりたいですけどね」
「なにか問題があるんですか?」
「私は女性ではないので、無理ですね。それに妻子持ちですから」
ん?
「男性で妻子持ちだと右腕になるのに問題があるんですか……?」
「えぇ、ベリアル様は同性愛者ですからね。右腕とは永遠の相棒ですよ」
「え…………」
俺って狙われてんの?マジで?
「よぉ!今日もしっかりやってんな?」
すごいタイミングでベリアルさん入ってきた。
「はい、ジャンヌ様は朝から訓練に励んでおります」
「ん?顔色が悪いぞ?大丈夫か?」
か、顔が近い!ものすごい美人だけど、狙われてると分かったらちょっと怖い!
「だ、大丈夫ですよ!」
「そうか、訓練は大切だから毎日欠かすな。とは言ったが、体調を崩したら元も子もない。なんかあったら休めよ」
優しい。優しいけど…狙われてると分かったら、恥ずかしくて直視できない。
まぁ精神的に男な俺としてはベリアルさんは全然OKなんだけどな……
未だに辛いことに変わりはないが、慣れてきたと思う。
「今日も朝から頑張っていますね。ジャンヌ様」
背の高い白衣の男が訓練場に入ってきた。
「前にも言いましたけど、ジャンヌ様はやめてください」
 この男はジスタ・クラウンさん。ベリアルさんの指示で俺の回復を担当する回復魔法使いだ。
「いえ、いずれベリアル様の右腕になられるお方ならば様付け以外はありえません」
「ジスタさんもベリアルさんに頼りにされてるみたいですけど、右腕になりたいとか思わないんですか?」
これほど重宝されたいて、信頼関係も築けているなら右腕に相応しいんじゃないだろうか?
「まぁ、なれるものならなりたいですけどね」
「なにか問題があるんですか?」
「私は女性ではないので、無理ですね。それに妻子持ちですから」
ん?
「男性で妻子持ちだと右腕になるのに問題があるんですか……?」
「えぇ、ベリアル様は同性愛者ですからね。右腕とは永遠の相棒ですよ」
「え…………」
俺って狙われてんの?マジで?
「よぉ!今日もしっかりやってんな?」
すごいタイミングでベリアルさん入ってきた。
「はい、ジャンヌ様は朝から訓練に励んでおります」
「ん?顔色が悪いぞ?大丈夫か?」
か、顔が近い!ものすごい美人だけど、狙われてると分かったらちょっと怖い!
「だ、大丈夫ですよ!」
「そうか、訓練は大切だから毎日欠かすな。とは言ったが、体調を崩したら元も子もない。なんかあったら休めよ」
優しい。優しいけど…狙われてると分かったら、恥ずかしくて直視できない。
まぁ精神的に男な俺としてはベリアルさんは全然OKなんだけどな……
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