現代知識で異世界無双したかったよ……
広報担当ヘルメス登場
「あっはっは!久しぶりだなヘルメス!」
「ええ!ご無沙汰ですね!お元気でしたか?」
俺の想像してた感じとだいぶ違う!アルラウネと仲良さそうだったから能天気な優男みたいな感じだと思ってた…
「へぇ、今のアルラウネさんって魔力の塊ってわけじゃないんですね。研究してみたいですねぇ」
「今回は俺のことなんていいだろ。お前は人間の文化を学びに来たんだからさ」
「興味は尽きませんが、それは今度ですね!」
元気だなーこの人
「貴方が私のお世話係りの人ですか?私はヘルメス、エレメンタルフォレストで広報担当をしてます!」
研究熱心すぎて周りが見えなくなるとかいうオチではなさそうで安心した。
「私はジャンヌ・アルデバランと申します。今回はディラン王国に1週間滞在し、移動も含め残り1週間は魔国セイレーンにて人間文化を学んでいただきたいと思っています」
「いやー、楽しみですねー、知識とは最高の娯楽ですねぇ!あと私はただの広報担当ですし、アルラウネのお友達なら私にそんな言葉遣いは必要ありませんよー」
結構なお偉いさんらしいのだが、フランクで付き合いやすいな。
「では、早速ではありますが城下町を観光しましょう」
……
………
…………
観光開始してから3時間ほど経ち、俺たちは広場に座り休んでいた。
「やっぱりアルラウネに聞いてた通り、精霊も人間も大差ないですねー。この串焼き美味しいですね!」
「だろぉ?やっぱ精霊だろうが人間だろうが、いい奴は良くてわるい奴は悪い。それだけなんだよ。一口くれ」
言い方はアレだけど、結構的を得てるかもな。
「いやですよー。これは私のですからねー」
「それジャンヌちゃんに買ってもらったやつだろうが……」
「確かにこの串焼き美味しい」
鶏肉っぽいから焼き鳥みたいな感じで食べれる。
「えぇ!ちゃっかりジャンヌちゃんも食べてるのかよ!……一口くれない?」
「いやだよ。私のだし」
「お前ら、もうちょっと優しくしてくれよ…」
……
………
…………
俺たちはディラン王国内の各地を観光し、歴史や文化を学び、あっという間に1週間が過ぎた。
「さて、魔国セイレーンに出発だね!」
「なんで居るんですか…クレイさん」
まるで自分が居るのは当然と言わんばかりにしれっとメンバーに混ざってた。
「いや、魔国セイレーンとディラン王国は良好な関係を築けているとはいえ、旅路が安全である保証はないからね。護衛だよ護衛」
言ってることは一理あるけど……
「本音は?」
「ジャンヌと一緒に旅行したい」
こいつは……
「結局その人は一緒に来るんですかー?」
「まぁいいじゃんか、ジャンヌちゃん!クレイが居たら旅路が安心なのは間違いねぇし、俺の友達だからな」
仕方ないな……
「じゃあ4人で行きますか…」
こうして俺たちは4人で魔国セイレーンに向け、出発した。
「ええ!ご無沙汰ですね!お元気でしたか?」
俺の想像してた感じとだいぶ違う!アルラウネと仲良さそうだったから能天気な優男みたいな感じだと思ってた…
「へぇ、今のアルラウネさんって魔力の塊ってわけじゃないんですね。研究してみたいですねぇ」
「今回は俺のことなんていいだろ。お前は人間の文化を学びに来たんだからさ」
「興味は尽きませんが、それは今度ですね!」
元気だなーこの人
「貴方が私のお世話係りの人ですか?私はヘルメス、エレメンタルフォレストで広報担当をしてます!」
研究熱心すぎて周りが見えなくなるとかいうオチではなさそうで安心した。
「私はジャンヌ・アルデバランと申します。今回はディラン王国に1週間滞在し、移動も含め残り1週間は魔国セイレーンにて人間文化を学んでいただきたいと思っています」
「いやー、楽しみですねー、知識とは最高の娯楽ですねぇ!あと私はただの広報担当ですし、アルラウネのお友達なら私にそんな言葉遣いは必要ありませんよー」
結構なお偉いさんらしいのだが、フランクで付き合いやすいな。
「では、早速ではありますが城下町を観光しましょう」
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「だろぉ?やっぱ精霊だろうが人間だろうが、いい奴は良くてわるい奴は悪い。それだけなんだよ。一口くれ」
言い方はアレだけど、結構的を得てるかもな。
「いやですよー。これは私のですからねー」
「それジャンヌちゃんに買ってもらったやつだろうが……」
「確かにこの串焼き美味しい」
鶏肉っぽいから焼き鳥みたいな感じで食べれる。
「えぇ!ちゃっかりジャンヌちゃんも食べてるのかよ!……一口くれない?」
「いやだよ。私のだし」
「お前ら、もうちょっと優しくしてくれよ…」
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「さて、魔国セイレーンに出発だね!」
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まるで自分が居るのは当然と言わんばかりにしれっとメンバーに混ざってた。
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言ってることは一理あるけど……
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「結局その人は一緒に来るんですかー?」
「まぁいいじゃんか、ジャンヌちゃん!クレイが居たら旅路が安心なのは間違いねぇし、俺の友達だからな」
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