迷宮壊しは、全ての始まり
第21話 コアとデートする
──
あの後、部屋に入った俺とコアは、酒も入って徹夜となりそうな状況下では流石に睡眠欲には抗えなかった。
そうして目を覚ましたのが、ちょうど昼を過ぎた頃だった。
どうやら先にコアが起きていたらしく、俺の上に乗って微笑みながら俺の顔を見ていた。
──何か重さを感じると思ったら、これが幸せの重みか!?
俺は寝起きの顔で微笑み返し、コアの頭を撫でる。
こうすると必ず、コアの口からはエヘヘと零れて顔がとろけていく。
あの戦闘狂でちょっと強めの口調の彼女が、唯一俺だけに見せるデレデレ感。
まさに勝ち組!!
俺は左腕でコアの頭を抱いて、右手で拳を作り天高く突き上げた。
しばらくそうしていると、ローランドのおっさんが声が聞こえたからと入ってくる。
「アディー、何やってるんだ……?」
妙な顔でそう聞いてくるので、貴方にもわかるでしょうと俺は口を開く。
「幸せを噛み締めているんだッ!!」
──
その後は、クラッシュ夫妻にデートをすると伝えると、アイラさんがコアを連れて行った。
その間、ローランドと話していると二人が戻ってくる足音が聞こえたのでそちらに顔を向ける。
…………
ッと……すまない、時間が止まっていたようだ。
俺とローランドはそう感じるほどに、目の前に広がると言っても範囲はよこ2メルで済むものだが、その光景に意識を奪われていた。
普段はお嬢様様結びで基本下ろしている白金の髪をふんわりとさせてゴムで結び、左肩の前に垂れさせて、服はアイラさんのものだろうか、白の可愛らしいトップスにころのレースの入った、でもカッコよさを残したようなスカート。
──俺の感想
「芸術だ……美しい……」
そう言って崇める体制に入る。
──ローランドの感想
「5年ほど前のアイラとそっくりだ……」
そう言って、こちらも崇める体制に。
手を組んで膝をつこうとしたら、俺はコアに、ローランドはアイラさんに頭を叩かれた。
「恥ずかしいからやめなさいっ!」
プンスカ頬を膨らませて怒るコア。
愛い……。
クラッシュ夫妻の方からは
「今の私への感想は?」
「もちろん美しいで御座います」
見事にローランドがアイラさんの尻に敷かれていた。比喩ではなく……
まぁ、ローランドが喜んでいるので何も言わないでおこう。
「それにしても俺は服を持ってないな……」
俺の呟きにコアが反応する。
「私が見繕ってあげるわ!」
その声に賛同したのかクラッシュ夫妻も会話に混じってきた。
「それなら私達が服を買っているところを紹介してあげるわ!」
「あそこはオススメだ! 確かにコイツらなら安心して紹介できる!」
そう言って、その店の場所を教えてくれた。
その後は俺も軽く身だしなみだけは整えて、アイラさんの紹介状をもらうと手を繋いで外を歩き出した。
──
紹介されたところに向け歩き始めて約20ミニュ程の所、大きさは普通の住宅と同じくらいの裏路地にひっそりと佇む建物についた。
外観から服屋とはわからない雰囲気が出ていたが、アイラさんの手順通りリズムを変えながら五回ノックをする。すると声を扉のうちから掛けられた。
「紹介の手紙はお持ちでしょうか? お持ちでしたら扉の手紙受けの窓からそれを提示してください」
俺は言われた通りに手紙を窓に通す。
「これはこれは、アイラさんの紹介ですか。彼女にはいつもお世話になっております。どうぞお入りください」
アイラさんは、どうやら重客らしく手紙を見せた瞬間に店の中へと入れてもらえた。
「ようこそ服屋『秘宝』へ」
そう声をかけるは、金髪ロングの美しい肢体を持つ女性。そんな彼女には一つの特徴があった。
耳が長い……
「森人族の方ですか?」
俺の問いに彼女は頷く。
「すみません、入店の手順が面倒くさくて」
俺は察することができた。どうやらコアも把握したようでこう問いかけた。
「森人族という珍しい種族の身を案じて、ですね」
「はい、以前と言っても10年前のことですが、服を学びに人間の地にに足を踏み入れた私は、森人族という珍しさ故に人間に捕まってしまったのです。そこで助けていただいたのがアイラさん達のパーティでしたので、それ以来、私が店を開いてから色々なアドバイスを貰ってこういうシステムに変えていきました」
なる程、確かに人間というものは珍しさ、美しさと言ったものがあればすぐに確保しようとする。それにしてもアイラさん達にそういう接点があったのか!
「早速服を見せて貰ってもよろしいでしょうか?」
「ええ、是非ご覧になって下さい。お値段の方はアイラさんの紹介ということで安くさせていただきますね」
すごくありがたい申し出だ。金は割と迷宮でかなりの魔物を倒して稼いではいたが、ここが隠れ家的高級衣服店だっただけに有難い。
「ご要望はお有りでしょうか?」
「私服を探しに来たんですけど、自分はなるべく動きやすい服が欲しいっていうのはあります」
「ではこちらの棚などはどうでしょう?」
自分の要望の一角に案内された俺は、そこからコアの着せ替え人形と化した。
最終的に、丈長めの白のパーカーに短めの黒のレザージャケット、下は黒のボトムスという形に収まった。
その後、他にも何着かコアの服も含めて、店主のエルフ、ジェファさんがアドバイスしてくれたり自分たちで見繕ったりしてそれらを全て買うことにした。
これからデートということで、コアの決めた服を着たまま会計を済ませる。
「またのご来店をお待ちしていますね。良い一日を」
そう言ってジェファさんは見送りまでしてくれた。
俺達はジェファさんにお礼とともに一礼すると、俺は左手で服の入った袋を持って右手でコアと手を繋いだ。
◆◆
その後は人の居る通りに出た俺達は雑貨屋を中心に巡ることにした。
以前のように、戦闘に関係する装飾品はもちろん、特に効果とかは何も無い綺麗なアクセサリーなども見て回った。
何故か、会計をする時に、サービスされることが多かったが……
もしかして、俺らの雰囲気に当てられたか!?(調子に乗る俺)
それにしても、昼も過ぎて丁度いい時間帯で、人も増えたっていうのに何故だか道がすごく歩きやすい。
というか、俺たちの通る道、開けられてないか?
彼らが通りから消えた後、多くの人々がこう口にする。
「神々しい美男美女カップルが歩いていた」と。
俺達は、歩き疲れた後にカップルが多く集まるという広場へと向かって休むことにした。
辿り着くと、其処からは凄いあまあまな雰囲気が広がっていた。
ベンチに座って眺めてみると、もうそれはボディータッチだ、キスだのがあちこちで行われていた。
俺達も雰囲気に当てられて、見つめ合うと軽くキスをした。
「ねぇ、アディー君ここ出よ」
「そうしようか」
流石にそれ以上のことはお互いに外ではしたくないので、しばらく座った後に広場を出ることにした。
◆◆
そして最後はやはり此処である。
『雷鳥の休み処』
手を繋いで、扉を開けて入ると夜飯のピーク前に帰ってこれたようでそれほど人はいなかった。でもまあ、その少数の客は俺たちを見て食を止め唖然として見ていたが。
俺達は席に着くとようやくまともな一息をつくことができた。
やっぱり居心地が良いな。
そう体の力が抜けるのを感じると、コアも同じようにリラックスをしていて目が合うと笑い合った。
「お帰りなさい」
アイラさんが冷えた水と夕食を持って自分たちの座るテーブルに歩いてきた。至尽せりである。
「どうだった? デートは楽しめた?」
その問には当然、勿論と答えた。
「それは良かった。明日は迷宮攻略、いよいよ第10層でしょ。しっかり食べて休みなさいね」
そうニコッと笑ってアイラさんは、これから迎えるだろう夕食のピークに向けて厨房へと戻っていった。
俺達は、あと数分でピークを迎えるといったところで相変わらず美味しすぎる食事をとり終え親に戻ることにした。
──
戻った後は、備え付けのシャワーで、コアと一緒にデートでかいた汗を流し寝間着を着た。
「今日のデートはどうだった?」
「とても楽しかったわ!」
コアは俺の問に、今日プレゼントした鳥の羽根をモチーフにしたペンダントネックレスを眺めながら弾んだ声でそう答えた。
俺はそんな可愛らしいコアの頭を優しく撫でる。すると、目を瞑って頭を俺の手に押し付けてくる。
やっぱりこのふわふわした感じのコアが大好きだ。
どんなコアでも好きだけどね!!
「コア、明日の攻略頑張ろうな」
「うん! 私とアディー君が一緒なら平気だよ!」
俺の手を両手包んで笑顔でそう言う。
これなら平気そうだ。今日はしっかりと休んで明日に備えることにするか!
俺は、コアという存在が大きな安心感に繋がっていると実感した。
コアを見つめながらにそれを感じていると、向こうの方からキスをしてくる。
「今夜は、流石にキスしかできないね……」
若干、残念そうにそういうコアに、俺は当然萌える。
「じゃ、そのキスを沢山しようか」
俺はそう言って、何度も何度もコアとキスをする。向こうも負けじとキスをし返してくる。
何ハワンか分からないほどキスをし続けた俺達は、傍から見ればどんな者であろうと照れよりも呆れが勝るくらい馬鹿に見えただろう。
そうしてお互いを感じ続けた俺達は、長いキスを終えると抱き合うことで明日に向けて睡眠をとることにした。
だが、俺達いや、地上に住まう者はこの時まだ気づくことが出来なかったのだ、何かが暗躍してきていることに……
あの後、部屋に入った俺とコアは、酒も入って徹夜となりそうな状況下では流石に睡眠欲には抗えなかった。
そうして目を覚ましたのが、ちょうど昼を過ぎた頃だった。
どうやら先にコアが起きていたらしく、俺の上に乗って微笑みながら俺の顔を見ていた。
──何か重さを感じると思ったら、これが幸せの重みか!?
俺は寝起きの顔で微笑み返し、コアの頭を撫でる。
こうすると必ず、コアの口からはエヘヘと零れて顔がとろけていく。
あの戦闘狂でちょっと強めの口調の彼女が、唯一俺だけに見せるデレデレ感。
まさに勝ち組!!
俺は左腕でコアの頭を抱いて、右手で拳を作り天高く突き上げた。
しばらくそうしていると、ローランドのおっさんが声が聞こえたからと入ってくる。
「アディー、何やってるんだ……?」
妙な顔でそう聞いてくるので、貴方にもわかるでしょうと俺は口を開く。
「幸せを噛み締めているんだッ!!」
──
その後は、クラッシュ夫妻にデートをすると伝えると、アイラさんがコアを連れて行った。
その間、ローランドと話していると二人が戻ってくる足音が聞こえたのでそちらに顔を向ける。
…………
ッと……すまない、時間が止まっていたようだ。
俺とローランドはそう感じるほどに、目の前に広がると言っても範囲はよこ2メルで済むものだが、その光景に意識を奪われていた。
普段はお嬢様様結びで基本下ろしている白金の髪をふんわりとさせてゴムで結び、左肩の前に垂れさせて、服はアイラさんのものだろうか、白の可愛らしいトップスにころのレースの入った、でもカッコよさを残したようなスカート。
──俺の感想
「芸術だ……美しい……」
そう言って崇める体制に入る。
──ローランドの感想
「5年ほど前のアイラとそっくりだ……」
そう言って、こちらも崇める体制に。
手を組んで膝をつこうとしたら、俺はコアに、ローランドはアイラさんに頭を叩かれた。
「恥ずかしいからやめなさいっ!」
プンスカ頬を膨らませて怒るコア。
愛い……。
クラッシュ夫妻の方からは
「今の私への感想は?」
「もちろん美しいで御座います」
見事にローランドがアイラさんの尻に敷かれていた。比喩ではなく……
まぁ、ローランドが喜んでいるので何も言わないでおこう。
「それにしても俺は服を持ってないな……」
俺の呟きにコアが反応する。
「私が見繕ってあげるわ!」
その声に賛同したのかクラッシュ夫妻も会話に混じってきた。
「それなら私達が服を買っているところを紹介してあげるわ!」
「あそこはオススメだ! 確かにコイツらなら安心して紹介できる!」
そう言って、その店の場所を教えてくれた。
その後は俺も軽く身だしなみだけは整えて、アイラさんの紹介状をもらうと手を繋いで外を歩き出した。
──
紹介されたところに向け歩き始めて約20ミニュ程の所、大きさは普通の住宅と同じくらいの裏路地にひっそりと佇む建物についた。
外観から服屋とはわからない雰囲気が出ていたが、アイラさんの手順通りリズムを変えながら五回ノックをする。すると声を扉のうちから掛けられた。
「紹介の手紙はお持ちでしょうか? お持ちでしたら扉の手紙受けの窓からそれを提示してください」
俺は言われた通りに手紙を窓に通す。
「これはこれは、アイラさんの紹介ですか。彼女にはいつもお世話になっております。どうぞお入りください」
アイラさんは、どうやら重客らしく手紙を見せた瞬間に店の中へと入れてもらえた。
「ようこそ服屋『秘宝』へ」
そう声をかけるは、金髪ロングの美しい肢体を持つ女性。そんな彼女には一つの特徴があった。
耳が長い……
「森人族の方ですか?」
俺の問いに彼女は頷く。
「すみません、入店の手順が面倒くさくて」
俺は察することができた。どうやらコアも把握したようでこう問いかけた。
「森人族という珍しい種族の身を案じて、ですね」
「はい、以前と言っても10年前のことですが、服を学びに人間の地にに足を踏み入れた私は、森人族という珍しさ故に人間に捕まってしまったのです。そこで助けていただいたのがアイラさん達のパーティでしたので、それ以来、私が店を開いてから色々なアドバイスを貰ってこういうシステムに変えていきました」
なる程、確かに人間というものは珍しさ、美しさと言ったものがあればすぐに確保しようとする。それにしてもアイラさん達にそういう接点があったのか!
「早速服を見せて貰ってもよろしいでしょうか?」
「ええ、是非ご覧になって下さい。お値段の方はアイラさんの紹介ということで安くさせていただきますね」
すごくありがたい申し出だ。金は割と迷宮でかなりの魔物を倒して稼いではいたが、ここが隠れ家的高級衣服店だっただけに有難い。
「ご要望はお有りでしょうか?」
「私服を探しに来たんですけど、自分はなるべく動きやすい服が欲しいっていうのはあります」
「ではこちらの棚などはどうでしょう?」
自分の要望の一角に案内された俺は、そこからコアの着せ替え人形と化した。
最終的に、丈長めの白のパーカーに短めの黒のレザージャケット、下は黒のボトムスという形に収まった。
その後、他にも何着かコアの服も含めて、店主のエルフ、ジェファさんがアドバイスしてくれたり自分たちで見繕ったりしてそれらを全て買うことにした。
これからデートということで、コアの決めた服を着たまま会計を済ませる。
「またのご来店をお待ちしていますね。良い一日を」
そう言ってジェファさんは見送りまでしてくれた。
俺達はジェファさんにお礼とともに一礼すると、俺は左手で服の入った袋を持って右手でコアと手を繋いだ。
◆◆
その後は人の居る通りに出た俺達は雑貨屋を中心に巡ることにした。
以前のように、戦闘に関係する装飾品はもちろん、特に効果とかは何も無い綺麗なアクセサリーなども見て回った。
何故か、会計をする時に、サービスされることが多かったが……
もしかして、俺らの雰囲気に当てられたか!?(調子に乗る俺)
それにしても、昼も過ぎて丁度いい時間帯で、人も増えたっていうのに何故だか道がすごく歩きやすい。
というか、俺たちの通る道、開けられてないか?
彼らが通りから消えた後、多くの人々がこう口にする。
「神々しい美男美女カップルが歩いていた」と。
俺達は、歩き疲れた後にカップルが多く集まるという広場へと向かって休むことにした。
辿り着くと、其処からは凄いあまあまな雰囲気が広がっていた。
ベンチに座って眺めてみると、もうそれはボディータッチだ、キスだのがあちこちで行われていた。
俺達も雰囲気に当てられて、見つめ合うと軽くキスをした。
「ねぇ、アディー君ここ出よ」
「そうしようか」
流石にそれ以上のことはお互いに外ではしたくないので、しばらく座った後に広場を出ることにした。
◆◆
そして最後はやはり此処である。
『雷鳥の休み処』
手を繋いで、扉を開けて入ると夜飯のピーク前に帰ってこれたようでそれほど人はいなかった。でもまあ、その少数の客は俺たちを見て食を止め唖然として見ていたが。
俺達は席に着くとようやくまともな一息をつくことができた。
やっぱり居心地が良いな。
そう体の力が抜けるのを感じると、コアも同じようにリラックスをしていて目が合うと笑い合った。
「お帰りなさい」
アイラさんが冷えた水と夕食を持って自分たちの座るテーブルに歩いてきた。至尽せりである。
「どうだった? デートは楽しめた?」
その問には当然、勿論と答えた。
「それは良かった。明日は迷宮攻略、いよいよ第10層でしょ。しっかり食べて休みなさいね」
そうニコッと笑ってアイラさんは、これから迎えるだろう夕食のピークに向けて厨房へと戻っていった。
俺達は、あと数分でピークを迎えるといったところで相変わらず美味しすぎる食事をとり終え親に戻ることにした。
──
戻った後は、備え付けのシャワーで、コアと一緒にデートでかいた汗を流し寝間着を着た。
「今日のデートはどうだった?」
「とても楽しかったわ!」
コアは俺の問に、今日プレゼントした鳥の羽根をモチーフにしたペンダントネックレスを眺めながら弾んだ声でそう答えた。
俺はそんな可愛らしいコアの頭を優しく撫でる。すると、目を瞑って頭を俺の手に押し付けてくる。
やっぱりこのふわふわした感じのコアが大好きだ。
どんなコアでも好きだけどね!!
「コア、明日の攻略頑張ろうな」
「うん! 私とアディー君が一緒なら平気だよ!」
俺の手を両手包んで笑顔でそう言う。
これなら平気そうだ。今日はしっかりと休んで明日に備えることにするか!
俺は、コアという存在が大きな安心感に繋がっていると実感した。
コアを見つめながらにそれを感じていると、向こうの方からキスをしてくる。
「今夜は、流石にキスしかできないね……」
若干、残念そうにそういうコアに、俺は当然萌える。
「じゃ、そのキスを沢山しようか」
俺はそう言って、何度も何度もコアとキスをする。向こうも負けじとキスをし返してくる。
何ハワンか分からないほどキスをし続けた俺達は、傍から見ればどんな者であろうと照れよりも呆れが勝るくらい馬鹿に見えただろう。
そうしてお互いを感じ続けた俺達は、長いキスを終えると抱き合うことで明日に向けて睡眠をとることにした。
だが、俺達いや、地上に住まう者はこの時まだ気づくことが出来なかったのだ、何かが暗躍してきていることに……
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