迷宮壊しは、全ての始まり
第11話 成長の迷宮1
────『成長の迷宮』
全20層から為るパーティ推奨の迷宮デビュー最適の場所である。
規制レベル1の誰でも入ることのできるダンジョンの1層から第10層はゴブリンを主とした空間。
そこで、俺達は初の二人での攻略をすることにした。
◆◆
「さて、いよいよ迷宮へと入るわけだけど準備はいいか、コア?」
「大丈夫よ! 確かに戦うのは初めてだけど、これでも生まれた時からいろんな攻略者たちの戦闘を見てきたからね。魔物に対しての立ち回り方は把握してるつもり。けど油断は禁物だから、どんな敵でも気をつけなきゃね!」
「その通りだな。いくらソウルステージが3だからと言ったってやられる事例は普通にあるからな」
話しながら歩いていると、いつの間にか目的地についていた。
迷宮の門番なのか二人ほど迷宮前の門に立っており時間帯的に数は少ないものの攻略者のギルドカードを確認していた。
どうやらそこで二箇所に分かれてギルドカードを確認するらしく、この時間でも並んでいる者がいた。
俺達も左右に別れ、それぞれのカード確認を済ませると、コアが俺の横に走ってきて手を握ってきた。
後ろから「あっ」という声が聞こえたので、そちらを見るとどうやらこちらを見て残念そうな顔をしていた。恐らくだが、コアに惚れて、その相手が彼氏持ちだということが分かって打ちひしがれたのだろう。
残念だったな! ちなみに妻だから!!
俺らの共通の家名を見て打ちひしがれるがいいさ!!
そんなヤツら視点で考えるとウザったらしい視線を送ると、門番はとぼとぼと仕事に戻っていた。
◆◆
迷宮の内部に入ると、ほんのりとした迷宮特有の明るさがあった。
響く足音が迷宮にきたことをより一層実感させる。
俺が迷宮に入ったのは二度目だ。
やはり、迷宮内は特別な緊張感がある。
いくら規制レベル1といえど、油断は禁物だな
──コアもダンジョンの核を担っていただけあって迷宮の怖さを抜かりの無い毅然とした態度で歩を進めていた。
入ると間もなく、醜く邪悪な風貌の緑色の小人、所謂ゴブリンが姿を現した。
「コア、ちょっと戦ってみてくれ」
「そうね、ちょうど試してみたい魔法もあったし了解したわ」
コアに確認をとると、早速彼女は魔法の発動に取り掛かった。
「火の精よ、我に纏い、汝を示せ『火属演舞』!!」
コアがそう唱えると、彼女の体に炎の渦が纏われた。
そしてそのまま纏った炎を鞭のように打ち出してゴブリンの胴を打ち払った。
「これは凄いな……それよりコアの魔法って『全属演舞』じゃなかったっけ?」
「なんか全属って言われてもよく分からないし、属って言うくらいだから火属性とか水属性ってあ魔法のイメージを持ってみたの。それでとりあえず火属性を意識してみたら『火属演舞』に変換されたって感じかしら? 多分、ダンジョンでよく目にしてた火、水、風、土だったら問題なく使えると思うわ」
その言葉は真であった。最初に見せた『火属演舞』の他に『水属演舞』『風属演舞』『土属演舞』の属性をしっかりと発動させた。
詠唱式は先の「火の精よ」の部分を別の属性にすることでイメージと共に発動するとできるようだ。
それよりなんて言っても凄いのが、纏った渦の形状を変えられる点だ。謂わば、渦を打ち放って避けられたとしても曲げることで追跡可能なのだ。この点が、演舞といわれる所以だろう。
──それにしても恐ろしや〜
今も日の渦を曲げることでゴブリンを打ち払っている。
第1層は、ゴブリンが殆ど単体でしか出現はしないようだ。
この層はコアに任せるとして、次の層から俺も参戦していこう。
今なお、コアは一人で渦を動きながら打ち放っている。
うちの妻、可憐に踊ってまっせ!!
◆◆
第2層に降りると、ゴブリンがコンビで出現した。
「俺は右のゴブリンを相手するから、コアは左のゴブリンを頼む」
「了解よ」
その声を聞くと、俺は魔法を試すことにした。
「『火属性付与』」
そう言うと、手に持つチャクラムが赤く光った。
よく見るとどうやら武器にコーティングされる感じに魔法はかかるらしい。
──いやはや驚いた。まさかの詠唱いらずとは……
そしてこの魔法も、属性関連故に元の魔法名とは発動時に別の名に変わるらしい。
とりあえず、火属性を纏ったであろう空絶輪をゴブリンの横っ腹めがけて投げると、見事に焼き切った。
うひょー、コアの恐ろしいと言ったけど俺も大概だな……
ミスリル製の空絶輪との相性がヤバい。
もちろんその後も、色々試した。
『水属性付与』『風属性付与』『土属性付与』
それらは問題なく発動できた。
第3層への階段が見えたところで俺とコアはハイタッチをした。
◆◆
第3層のゴブリンはパーティ規模で出てくるようだ。大体4体から6体。
なるほど、パーティ推奨の意味がだんだん分かってきたな。
「コアは前方3体を頼む!」
そう言って俺は後方のゴブリンを見る。
前方3体、後方3体の構成だ。
バラバラに動かれても困るので、纏めて薙いでやる!
「『火属性付与』」
「火の精よ、我に纏い、汝を示せ『火属演舞』」
お互いに火属性だ。どうやら一番使い勝手が良いのが火属性で共通したようだ。
俺は一投で3体の腹をまとめて掻っ切る。
コアは体を回転させながらそれぞれのゴブリンを乱れ打ちにした。
もれなく殲滅。
うちの嫁はどうやら舞姫のようです
◆◆
第4層は、どうやら統率感も全くないゴブリンの大軍だ。基本10体オーバー。
それもウジャウジャやってくる。これはウザイな。
「初めは、遠距離攻撃で接近されたら各個撃退しよう」
「それがいいわね」
第4層と同様にそれぞれ火属性を纏うと、遠距離攻撃を行った。
すると接近しているゴブリンは16体から4体まで減った。
2人は、左右に分かれると近距離戦を開始する。
俺は、チャクラムをナイフのように扱う。前方のゴブリンの振り下ろしてくる棍棒を避けゴブリンの胴を横一線、背後に近づくゴブリンの頭をバク宙で越えてそのまま首を落とした。
コアは、体に纏った炎の渦を二つの鞭に変形させると、両手に持ち回転することで前後のゴブリンを一掃していた。
うむ、これこそ魔法名に相応しい演舞だな!
◆◆
第5層に辿り着くと、今までと違った雰囲気が身体に触れた。
現れたゴブリンは3体。しかし妙だ。
俺達の武器を見るや、即座にバラけてこちらに向かってくる。
集団行動のゴブリンらしく無い形だ。
近距離を許してしまった俺達は、ひとまず俺が2体を、コアは1体を相手取る。
俺は目を見張った。右のゴブリンが棍棒を投げてきたのだ。
驚いた俺は、それを左に飛び避けると左にいたゴブリンがいつの間に近づき棍棒を振り下ろしてきた。何とかチャクラムの側面で棍棒を抑えると、後ろ側で戦っていたコアと背を合わせる。
「コッチは連携が上手い。そっちはどうだ?」
「私の方のゴブリンは回避が上手いみたい」
「なるほど、理にかなった分かれ方だな。そっちは一人でやれそうか?」
「うん、やらせて。しっかりと倒すわ」
「じゃ、行くぞッ」
俺は2体のゴブリンと二戦目を始める。
またもや接近してくると2体はうまい具合に片方避けると、避けた先に攻撃を入れてくる。
「ハハッ、これは鍛えられるな」
どうやら俺が近距離戦を得意としていないことにコイツらは気づいたようだ。
チッ、頭が回りやがる……
いいさ、近距離戦の練習台にしてやる!
俺は、ヤツらの避けた先に攻撃を入れてくる特性を利用し、その先読み攻撃を瞬時にしゃがみ込むことで移動せずに避け、足払いをして片方を崩した。そのまま、倒れ込んでいるゴブリンの喉元を切ると、回転して反対側にいるゴブリンの方に刃を向けた。ヤツも棍棒を振り下ろしていたが俺の刃が届くのが早かったようだ。
何とか戦い終えた俺はコアの方を向く。
コアも苦戦しているようだが、優勢を保っているので邪魔をしないように見ることにした。
「ちょこまかとっ! 水の精よ、我に纏い、汝を示せ『水属演舞』」
コアは水を展開させると、それを地面に叩き付けた。
なるほど、地面は土のフィールドだ。水を叩き付けることでぬかるみを作り回避力を鈍らせる。いい作戦だ。
そのままゴブリンが動きにくくなっている間に、今度は風の精を展開させるとそのままゴブリンの首を薙いだ。
俺は戦い終えたコアに近づくとお疲れ、と声をかけた。
「どうやら、油断してたつもりは無いけど隙はできてたらしい。俺達が戦いなれてない証拠だな。駆け引きと環境への臨機応変。これらを大事にしないとね」
「そうね、レベル1のダンジョンも侮れないわ」
しかも、どうやら戦っている最中に進んでいたらしく遠目に第6層へ続く階段が見えた。
しかしそこに見えるは、リーダー的存在のいるゴブリンの集団。
「今日はやめておくか」
「そうしましょう」
まだ、二人なのに戦闘経験も浅いのであの中ボス戦は明日にすることにしてひとまず宿に帰ることに決めた。
帰る道中にもゴブリン達と遭遇したが、案外学んだことがでかいのか行きとは違ってゆとりを持って相手取ることが出来た。
ちなみに、倒したゴブリンからドロップした魔石は全てコアの能力で回収しました。
全20層から為るパーティ推奨の迷宮デビュー最適の場所である。
規制レベル1の誰でも入ることのできるダンジョンの1層から第10層はゴブリンを主とした空間。
そこで、俺達は初の二人での攻略をすることにした。
◆◆
「さて、いよいよ迷宮へと入るわけだけど準備はいいか、コア?」
「大丈夫よ! 確かに戦うのは初めてだけど、これでも生まれた時からいろんな攻略者たちの戦闘を見てきたからね。魔物に対しての立ち回り方は把握してるつもり。けど油断は禁物だから、どんな敵でも気をつけなきゃね!」
「その通りだな。いくらソウルステージが3だからと言ったってやられる事例は普通にあるからな」
話しながら歩いていると、いつの間にか目的地についていた。
迷宮の門番なのか二人ほど迷宮前の門に立っており時間帯的に数は少ないものの攻略者のギルドカードを確認していた。
どうやらそこで二箇所に分かれてギルドカードを確認するらしく、この時間でも並んでいる者がいた。
俺達も左右に別れ、それぞれのカード確認を済ませると、コアが俺の横に走ってきて手を握ってきた。
後ろから「あっ」という声が聞こえたので、そちらを見るとどうやらこちらを見て残念そうな顔をしていた。恐らくだが、コアに惚れて、その相手が彼氏持ちだということが分かって打ちひしがれたのだろう。
残念だったな! ちなみに妻だから!!
俺らの共通の家名を見て打ちひしがれるがいいさ!!
そんなヤツら視点で考えるとウザったらしい視線を送ると、門番はとぼとぼと仕事に戻っていた。
◆◆
迷宮の内部に入ると、ほんのりとした迷宮特有の明るさがあった。
響く足音が迷宮にきたことをより一層実感させる。
俺が迷宮に入ったのは二度目だ。
やはり、迷宮内は特別な緊張感がある。
いくら規制レベル1といえど、油断は禁物だな
──コアもダンジョンの核を担っていただけあって迷宮の怖さを抜かりの無い毅然とした態度で歩を進めていた。
入ると間もなく、醜く邪悪な風貌の緑色の小人、所謂ゴブリンが姿を現した。
「コア、ちょっと戦ってみてくれ」
「そうね、ちょうど試してみたい魔法もあったし了解したわ」
コアに確認をとると、早速彼女は魔法の発動に取り掛かった。
「火の精よ、我に纏い、汝を示せ『火属演舞』!!」
コアがそう唱えると、彼女の体に炎の渦が纏われた。
そしてそのまま纏った炎を鞭のように打ち出してゴブリンの胴を打ち払った。
「これは凄いな……それよりコアの魔法って『全属演舞』じゃなかったっけ?」
「なんか全属って言われてもよく分からないし、属って言うくらいだから火属性とか水属性ってあ魔法のイメージを持ってみたの。それでとりあえず火属性を意識してみたら『火属演舞』に変換されたって感じかしら? 多分、ダンジョンでよく目にしてた火、水、風、土だったら問題なく使えると思うわ」
その言葉は真であった。最初に見せた『火属演舞』の他に『水属演舞』『風属演舞』『土属演舞』の属性をしっかりと発動させた。
詠唱式は先の「火の精よ」の部分を別の属性にすることでイメージと共に発動するとできるようだ。
それよりなんて言っても凄いのが、纏った渦の形状を変えられる点だ。謂わば、渦を打ち放って避けられたとしても曲げることで追跡可能なのだ。この点が、演舞といわれる所以だろう。
──それにしても恐ろしや〜
今も日の渦を曲げることでゴブリンを打ち払っている。
第1層は、ゴブリンが殆ど単体でしか出現はしないようだ。
この層はコアに任せるとして、次の層から俺も参戦していこう。
今なお、コアは一人で渦を動きながら打ち放っている。
うちの妻、可憐に踊ってまっせ!!
◆◆
第2層に降りると、ゴブリンがコンビで出現した。
「俺は右のゴブリンを相手するから、コアは左のゴブリンを頼む」
「了解よ」
その声を聞くと、俺は魔法を試すことにした。
「『火属性付与』」
そう言うと、手に持つチャクラムが赤く光った。
よく見るとどうやら武器にコーティングされる感じに魔法はかかるらしい。
──いやはや驚いた。まさかの詠唱いらずとは……
そしてこの魔法も、属性関連故に元の魔法名とは発動時に別の名に変わるらしい。
とりあえず、火属性を纏ったであろう空絶輪をゴブリンの横っ腹めがけて投げると、見事に焼き切った。
うひょー、コアの恐ろしいと言ったけど俺も大概だな……
ミスリル製の空絶輪との相性がヤバい。
もちろんその後も、色々試した。
『水属性付与』『風属性付与』『土属性付与』
それらは問題なく発動できた。
第3層への階段が見えたところで俺とコアはハイタッチをした。
◆◆
第3層のゴブリンはパーティ規模で出てくるようだ。大体4体から6体。
なるほど、パーティ推奨の意味がだんだん分かってきたな。
「コアは前方3体を頼む!」
そう言って俺は後方のゴブリンを見る。
前方3体、後方3体の構成だ。
バラバラに動かれても困るので、纏めて薙いでやる!
「『火属性付与』」
「火の精よ、我に纏い、汝を示せ『火属演舞』」
お互いに火属性だ。どうやら一番使い勝手が良いのが火属性で共通したようだ。
俺は一投で3体の腹をまとめて掻っ切る。
コアは体を回転させながらそれぞれのゴブリンを乱れ打ちにした。
もれなく殲滅。
うちの嫁はどうやら舞姫のようです
◆◆
第4層は、どうやら統率感も全くないゴブリンの大軍だ。基本10体オーバー。
それもウジャウジャやってくる。これはウザイな。
「初めは、遠距離攻撃で接近されたら各個撃退しよう」
「それがいいわね」
第4層と同様にそれぞれ火属性を纏うと、遠距離攻撃を行った。
すると接近しているゴブリンは16体から4体まで減った。
2人は、左右に分かれると近距離戦を開始する。
俺は、チャクラムをナイフのように扱う。前方のゴブリンの振り下ろしてくる棍棒を避けゴブリンの胴を横一線、背後に近づくゴブリンの頭をバク宙で越えてそのまま首を落とした。
コアは、体に纏った炎の渦を二つの鞭に変形させると、両手に持ち回転することで前後のゴブリンを一掃していた。
うむ、これこそ魔法名に相応しい演舞だな!
◆◆
第5層に辿り着くと、今までと違った雰囲気が身体に触れた。
現れたゴブリンは3体。しかし妙だ。
俺達の武器を見るや、即座にバラけてこちらに向かってくる。
集団行動のゴブリンらしく無い形だ。
近距離を許してしまった俺達は、ひとまず俺が2体を、コアは1体を相手取る。
俺は目を見張った。右のゴブリンが棍棒を投げてきたのだ。
驚いた俺は、それを左に飛び避けると左にいたゴブリンがいつの間に近づき棍棒を振り下ろしてきた。何とかチャクラムの側面で棍棒を抑えると、後ろ側で戦っていたコアと背を合わせる。
「コッチは連携が上手い。そっちはどうだ?」
「私の方のゴブリンは回避が上手いみたい」
「なるほど、理にかなった分かれ方だな。そっちは一人でやれそうか?」
「うん、やらせて。しっかりと倒すわ」
「じゃ、行くぞッ」
俺は2体のゴブリンと二戦目を始める。
またもや接近してくると2体はうまい具合に片方避けると、避けた先に攻撃を入れてくる。
「ハハッ、これは鍛えられるな」
どうやら俺が近距離戦を得意としていないことにコイツらは気づいたようだ。
チッ、頭が回りやがる……
いいさ、近距離戦の練習台にしてやる!
俺は、ヤツらの避けた先に攻撃を入れてくる特性を利用し、その先読み攻撃を瞬時にしゃがみ込むことで移動せずに避け、足払いをして片方を崩した。そのまま、倒れ込んでいるゴブリンの喉元を切ると、回転して反対側にいるゴブリンの方に刃を向けた。ヤツも棍棒を振り下ろしていたが俺の刃が届くのが早かったようだ。
何とか戦い終えた俺はコアの方を向く。
コアも苦戦しているようだが、優勢を保っているので邪魔をしないように見ることにした。
「ちょこまかとっ! 水の精よ、我に纏い、汝を示せ『水属演舞』」
コアは水を展開させると、それを地面に叩き付けた。
なるほど、地面は土のフィールドだ。水を叩き付けることでぬかるみを作り回避力を鈍らせる。いい作戦だ。
そのままゴブリンが動きにくくなっている間に、今度は風の精を展開させるとそのままゴブリンの首を薙いだ。
俺は戦い終えたコアに近づくとお疲れ、と声をかけた。
「どうやら、油断してたつもりは無いけど隙はできてたらしい。俺達が戦いなれてない証拠だな。駆け引きと環境への臨機応変。これらを大事にしないとね」
「そうね、レベル1のダンジョンも侮れないわ」
しかも、どうやら戦っている最中に進んでいたらしく遠目に第6層へ続く階段が見えた。
しかしそこに見えるは、リーダー的存在のいるゴブリンの集団。
「今日はやめておくか」
「そうしましょう」
まだ、二人なのに戦闘経験も浅いのであの中ボス戦は明日にすることにしてひとまず宿に帰ることに決めた。
帰る道中にもゴブリン達と遭遇したが、案外学んだことがでかいのか行きとは違ってゆとりを持って相手取ることが出来た。
ちなみに、倒したゴブリンからドロップした魔石は全てコアの能力で回収しました。
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
9,545
-
1.1万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,173
-
2.3万
コメント