非リアの俺と学園アイドルが付き合った結果
私の衝撃とゆいのナンパ
百十三話
【新転結花】
「お母さんまだかな」
ゆいは待ち合わせの駅でスマホをいじりながらお母さんを待つ。
うぅ……まだほっぺにも頭にも円香さんの感触が残ってる……。
にぃの彼女だからって……にぃが幸せそうなのはいいんだけどやっぱりあんな仲良さそうなところ見せつけられるのはちょっときついなぁ。
「ねぇねぇ君暇してる?一緒にカラオケ行かない?」
自分でほっぺをむにむに触っていると、頭の悪そうな男二人に声をかけられた。
無視無視。
こういうのは無視に限るもん。
「え〜?無視?無視なの〜?酷いなー」
一人はニヤニヤ気持ち悪い顔でゆいを見てくるだけで、話しかけてくるよりよっぽど気持ち悪いし厄介だ。
お母さんまだかなぁ。
大事な娘が脳みそ詰まってなさそうな男にナンパされてますよー。
「――はーいおいたはそこまで〜」
あ、この声って。
「その子私の娘なのぉちょーっと離れてもらえないかしら?」
「ちょっと邪魔しないで――お……おっぱい……だと……?」
「あらあら…………あら?日本語ではなんていうんだっけ?えーっと…………おませさん?」
日本語ではなんていうんだっけ、か。
去年よりはまだマシだけどやっぱり日本語忘れかけてるのね。今回も絶対問題抱えて帰国してきたんだろうなぁ。
「お、おば……お姉さんも一緒にどうですか!?カラオケ!」
あ。
「うふふ。誰がおばさんですって?あなたたちの相手ならぁ……」
「チョット瑠璃子サーン!!」
そう言ってお母さんの脇に小走りで来たのは、金髪小顔長身と三拍子揃ったイケメン。
そんな彼はスケジュール帳を見せながらお母さんへ怒っている……?いや、叱ってるのか。
「こなとこでなにやてんですか!はやくいきますよ!」
ところどころ言葉が抜けているが、見た目からして外国人の方なので、お母さんが日本語を教えたってところだろうか。
「はい。この子、この子貸してあげるからこの子と遊んでらっしゃい?」
「なっ、この子たちはボクが食べてもいいですのか?」
「いいわよぉ私は娘と学校行ってくるから〜」
お母さんは私の手を引っ張り、そそくさとその場から離れていく。
「えあの人いいの?お母さんのしかも食べるって……」
「いいのよぉ、お母さんのGPS辿って迎えに来てくれると思うわ。あと、食べるっていうのはぁ」
お母さんは空いている方の手を頬に当て、柔らかな笑顔を浮かべるとそんな表情で言うようなことではないことを、
「あの子ホモだからぁ」
擬音をつけるなら「ウットリ」という擬音が顔の周りに書かれるだろう。
そんな表情でとんでもないことを言い放ったのだ。
「まって?あんなイケメンが?」
「そうよ〜面白いわよねぇ」
心底楽しそうな笑顔。
ゆいはすごい驚いてるよお母さん。
だってあんなにイケメンな男の人が女性じゃなくて男が好きなんて……。
「あ!勇人の彼女とも会いたいわぁ。かわいい子なのかしらぁ」
オフの日なのに仕事の目になってるよ!
円香さんで遊ぶ気満々だよお母さん!!
数分歩いたところ。学校は駅からさほど遠くないところに位置しているため、もうすぐそばに迫っていた。
【新天円香】
「とりあえず次の借り物まではゆっくりできますね」
私たち部活動メンバーは日陰でゆっくりくつろいでいます。
先輩は浅見さんへ渾身のレモンのはちみつ漬けを食べさせてあげていたり、三郷さんはそんな二人を羨ましそうに眺めています。
真結は記事を制作するための取材へ。
私と勇人くんはゲームに勤しんでいます。
そろそろ結花さんが帰ってきてもおかしくないのですが……。
「に……兄貴ー!」
あ!
「勇人〜」
えっ?
隣に座っていた勇人くんへ何やら大きな双峰を抱えた女性が“抱きつきました”。
「勇人くん……?」
「あ、いや!これ母さん!お母さんだから!」
あっ、そういえば結花さんの声も聞こえてました。
「あ〜もしかして勇人の彼女さん?」
「はい。新天円香と申します!」
「私は新転瑠璃子。よろしくね〜」
…………なるほど……。
栗色でふわっとまとまりのあるボブカット。
とろんとしている綺麗なタレ目。
大きな胸。
そして大きなおしり。
それらのバランスを綺麗にまとめている大きな胸。
大きな胸。
胸。
なんかもう全てがやわらかそうです。
なるほど、結花さんのほっぺの柔らかさはこのお母さんあってのものだったんですね……。
「それにしても勇人ったらこんなにかわいくてどんな洋服でも似合うような女の子とどうやって出会ったのよぉ〜お母さん知りたいわ」
そしてそこから数十分かけて私たちの出会いや、恋人ごっこしていた頃をお母さんへ語りました。
お互いに顔真っ赤で、それはもう照れてに照れていました。
後書くと思うでしょ?
書かないんだなぁこれが。
【新転結花】
「お母さんまだかな」
ゆいは待ち合わせの駅でスマホをいじりながらお母さんを待つ。
うぅ……まだほっぺにも頭にも円香さんの感触が残ってる……。
にぃの彼女だからって……にぃが幸せそうなのはいいんだけどやっぱりあんな仲良さそうなところ見せつけられるのはちょっときついなぁ。
「ねぇねぇ君暇してる?一緒にカラオケ行かない?」
自分でほっぺをむにむに触っていると、頭の悪そうな男二人に声をかけられた。
無視無視。
こういうのは無視に限るもん。
「え〜?無視?無視なの〜?酷いなー」
一人はニヤニヤ気持ち悪い顔でゆいを見てくるだけで、話しかけてくるよりよっぽど気持ち悪いし厄介だ。
お母さんまだかなぁ。
大事な娘が脳みそ詰まってなさそうな男にナンパされてますよー。
「――はーいおいたはそこまで〜」
あ、この声って。
「その子私の娘なのぉちょーっと離れてもらえないかしら?」
「ちょっと邪魔しないで――お……おっぱい……だと……?」
「あらあら…………あら?日本語ではなんていうんだっけ?えーっと…………おませさん?」
日本語ではなんていうんだっけ、か。
去年よりはまだマシだけどやっぱり日本語忘れかけてるのね。今回も絶対問題抱えて帰国してきたんだろうなぁ。
「お、おば……お姉さんも一緒にどうですか!?カラオケ!」
あ。
「うふふ。誰がおばさんですって?あなたたちの相手ならぁ……」
「チョット瑠璃子サーン!!」
そう言ってお母さんの脇に小走りで来たのは、金髪小顔長身と三拍子揃ったイケメン。
そんな彼はスケジュール帳を見せながらお母さんへ怒っている……?いや、叱ってるのか。
「こなとこでなにやてんですか!はやくいきますよ!」
ところどころ言葉が抜けているが、見た目からして外国人の方なので、お母さんが日本語を教えたってところだろうか。
「はい。この子、この子貸してあげるからこの子と遊んでらっしゃい?」
「なっ、この子たちはボクが食べてもいいですのか?」
「いいわよぉ私は娘と学校行ってくるから〜」
お母さんは私の手を引っ張り、そそくさとその場から離れていく。
「えあの人いいの?お母さんのしかも食べるって……」
「いいのよぉ、お母さんのGPS辿って迎えに来てくれると思うわ。あと、食べるっていうのはぁ」
お母さんは空いている方の手を頬に当て、柔らかな笑顔を浮かべるとそんな表情で言うようなことではないことを、
「あの子ホモだからぁ」
擬音をつけるなら「ウットリ」という擬音が顔の周りに書かれるだろう。
そんな表情でとんでもないことを言い放ったのだ。
「まって?あんなイケメンが?」
「そうよ〜面白いわよねぇ」
心底楽しそうな笑顔。
ゆいはすごい驚いてるよお母さん。
だってあんなにイケメンな男の人が女性じゃなくて男が好きなんて……。
「あ!勇人の彼女とも会いたいわぁ。かわいい子なのかしらぁ」
オフの日なのに仕事の目になってるよ!
円香さんで遊ぶ気満々だよお母さん!!
数分歩いたところ。学校は駅からさほど遠くないところに位置しているため、もうすぐそばに迫っていた。
【新天円香】
「とりあえず次の借り物まではゆっくりできますね」
私たち部活動メンバーは日陰でゆっくりくつろいでいます。
先輩は浅見さんへ渾身のレモンのはちみつ漬けを食べさせてあげていたり、三郷さんはそんな二人を羨ましそうに眺めています。
真結は記事を制作するための取材へ。
私と勇人くんはゲームに勤しんでいます。
そろそろ結花さんが帰ってきてもおかしくないのですが……。
「に……兄貴ー!」
あ!
「勇人〜」
えっ?
隣に座っていた勇人くんへ何やら大きな双峰を抱えた女性が“抱きつきました”。
「勇人くん……?」
「あ、いや!これ母さん!お母さんだから!」
あっ、そういえば結花さんの声も聞こえてました。
「あ〜もしかして勇人の彼女さん?」
「はい。新天円香と申します!」
「私は新転瑠璃子。よろしくね〜」
…………なるほど……。
栗色でふわっとまとまりのあるボブカット。
とろんとしている綺麗なタレ目。
大きな胸。
そして大きなおしり。
それらのバランスを綺麗にまとめている大きな胸。
大きな胸。
胸。
なんかもう全てがやわらかそうです。
なるほど、結花さんのほっぺの柔らかさはこのお母さんあってのものだったんですね……。
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Karavisu
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少し書いてる、けど?