幻想魔動人形記

ノベルバユーザー189431

ー巡りー9-

右の盾を振るい赤いオーラが空を切る。
「なるほどなぁこれは癖がありそうだ」
「そのぐらいで粋がらないでちょうだい!!《難題 仏の御石の鉢ー砕けぬ意思》」
弾幕が守るように輝夜を囲う
「当たるか!《藤原 滅罪寺院傷》!!」
こちらも守るように火柱を起こす。
「《魔銃コンバットイーグル・マグナム》」パンパンパンパン
黒い閃光が弾幕の間を縫う。
「「!!!!!」」
弾幕が二人に命中した。
するとあれだけ激しかった弾幕の渦がピタリと止まり沈黙が訪れ――――
ププチッ
「「よくもやったな(わね)----」」
「《インペリシャブルシューティング》!!」
「《永夜返しー子の四つ》!!」
その瞬間視野が弾幕で埋まった。
「!!はぁぁあああ!!!!」
右の盾で切り裂き左の盾で拡散させ対処するが、さばききれず被弾してしまう。
「威力高すぎだろ・・・」
身体のあっちこっちから魔力水が滲んでおり滴り落ちる。
「「消えろ!!《蓬莱の樹海》!!!《蓬莱 凱風快晴ーフジヤマヴォルケイノ》!!!!」」
「クソ、能力を維持できない」
盾の色が元に戻り、落下する
避けようにも重しが付いたように身体が鈍く、更には、常に力が抜け続けてるような感覚がし、力も入らない。
詰んでいた。
「終わりだな。」
間地かまで迫った時
「《薬符胡 蝶夢丸ナイトメア》」
一本の矢が弾幕をかき消し、残りの二本が二人の心臓部分を貫いた。
「何お!!!??」
力尽き地に身体を横たえ・・・・・・無かった
「永琳何するの??!!」
「あなた達喧嘩するのは、良いけど時と場をわきまえなさい!!」
「何でそんな事しなくちゃいけないの!!」
「部屋にある娯楽類没収す―――」
「すみませんでしたぁぁぁぁあああ!!!」
「おい何盛った」
「麻痺薬よ五分ほど動けないからそこで頭でも冷やしなさい。」
「た、助かった・・・のか?」
「パパ、だいしょうぶ?」
「いちおぉぉぉぉぉぉぉおおおお???!!・・・・・・何だ気のせいか俺のことパパなんて・・はは」
近くには、ゆっしかおらず空耳と判断したが・・・
「パパ痛そ、」
そのパパと呼ぶ声とゆっの口の動きが一致していた。
「・・・・・・・・・(ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくΩ\ζ°)チーン)」
「おい藪医者何した。」

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