転生したはいいけど生き返ったら液状ヤマタノオロチとはどういうことだ!?

狂乱さん

学園編第九章 嫉妬からの誘惑 そして作戦

誘拐犯視点
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「しっかしまぁエル・ダロアの王子は噂にまさるクソっぷりのようだな、自分が振られたからってわざわざ敵国の姫を攫いに行かせるかよ」

「それに関しては同感だ、俺たちは悪事には大事にならない程度には手を出して来たけどまさか無理やりこんな国際的な犯罪をやらせるなんてな」

そう、この誘拐犯はもともとはスラム街の悪党で何かしら盗んだらスラム街に分け与えていたのだ

「今回の無理やり渡される報酬はでかいけど、確実に俺たちに罪を擦り付けられそうだな…………」

「最悪だよ全く」

『君たちは無理やりやらされているのか?』

「そうそう、ホント最悪…………ってか誰だ!?」

「どっから声が!?」

「何なんだ一体!?」

『俺ならここだ』

そして、拐ったシスティーナの後ろに黒い靄が出てそこには黒い巨大な龍がいた

「おいちょっと待て!?何で龍種が干渉を!?」

「おしまいだ!俺たちは遅かれ早かれ国か、こいつに殺されちまう!」

「クソが!何なんだよ!なんでなんだよ!」

『まぁ、待て君たち、俺は確かに国の使いで、王にも聞こえてはいるが、俺は君たちを害さないさ、そこで提案だ、俺たちで協力してあの忌々しい王子を陥れないか?』

「は!?んなのどうやって!?」

『簡単さ、俺の持ってる自白薬でお前らとあのクソ王子に嘘をつけなくすればいい…』

「なぁ…………俺たちは本当に助かるのか…………」

『あぁ、君たちはとりあえず仕事を終えて、その後は国の城門前にいてくれ、容姿は覚えたからな………そしたら作戦開始だ色々と案内してくれないか?』

「いいぜ!乗った!」

これでようやくスラムのガキ共に楽させてやれる!

そして俺たちはいつも通りの事をやり、城門前で待機した


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コメント

  • 獣王メコン川

    誘拐犯良いやつ説出てきたぞ

    1
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