異世界でみんなの飯テロ保護してます!
ドッヂボール
「ウチらにボコられたくなかったら今ここで降伏するのが利口やで?」
時点に埋まっている玉ねぎ頭のおっさんが
「……お前に託した」
こんな事言われたら降伏できないじゃないですか。
「うぅ……。かかってこい! 大根ババァ!」
「もう、許さへんからな! スキル『分身ボール』」
上空と真正面から4個ずつボール?が飛んできた。
「俺はドッヂボールで『回避だけの』逃げ職人と言われてたんだよぉ!」
俺は全てのボールを瞬時に回避する。
ん?
ボール?が地面に埋められていた。
「避けてるだけならアンタの負けやで!ウチらの作戦は始まってるんや。『しかも』玉ねぎ頭の髪がバットのようにこちらにボールを飛ばしてくれるんや」
そして、すぐに外野からボールが飛んでくる。
今度は普通の投球だった。
玉ねぎ頭に1人当たった。
「今度は普通に当てにいくんだな」
「なんだってアンタには関係ないやないか」
結局、ボールはこちらに流れない。
また、頭がバットのよう相手に戻っていく。
そして、次の球もまた普通。
残るは10人。
「スタート!『分身ボール』」
ボールは5つ。次は全く見当外れのような所に飛んできた。
足元?というより、さっき植えたボール?の様なものを狙っているような感じだった。
ボール?と一緒に玉ねぎ頭も当たっていたが戦力外なので別に気にしないでおこう。
残りは9人。
「おいおい! どうしたその程度か?」
「あんた、本当に馬鹿やな! 作戦は順調に進んでいるんや。ついでにゴミ玉ねぎも排除出来てるから、お得や!」
と、相手の手元にボールが戻っていく。
植えてあるのはあと3つ。残ってる人は俺を含めて9人。
そして、この作戦でキツイのは最初に多くいた外野のせいでボールがこちらに回らず、半永久的に内野にボールが周り続けるということだ。
「まぁ、こっからは作業やな」
内野から更に玉ねぎ男へボールが飛んでいく。
その後も玉ねぎ男の髪の部分のせいでボールは永久的に内野に周り残すは7人となってしまった。
「久しぶりにいくで! 『分身ボール』」
本当のボールは玉ねぎ男を偽のボールは植えてある所へ飛んでいく。
「俺は全然狙わないみたいだな」
「メインディッシュは最後に取っとくものや」
残すは俺を含め6人。
それからは普通に玉ねぎ男が狙われ残すは俺含めて2人になってしまった。
「おいおい。俺を狙わなきゃ、どの道逃げて埒が明かないぜ?」
「作戦言うてるやろ?」
そして、残るたまねぎ男にボールが当たる。
「あんた……こっからは悲惨や。気おつけろ……」
なら、早く言えよ!
「おい。でも、お前らこれからどうすんだよ?」
「チェックメイトや」
「何いってんだ……って、うわぁあ!」
俺の足は草が絡みついていた。
「スキル『大根の収穫祭』」
このままじゃ、動けない。
負けてしまう……あ!
俺はこんな簡単な事に何故気づかなかったのだろう。
相手もスキルを使っている。なら、俺だって使っていいじゃないか。
「てめぇに俺のお決まり必殺スキルを見せてやるよ! 『焦がし焼きマスター』」
俺が叫ぶと草は一瞬にして燃え散る。
「油断して遅いボールを投げたのが仇となったな!その程度のボールなら俺でも掴めんだよ!」
俺はボールをキャッチする。
そして、自由に動ける玉ねぎ男達にボールを回す。
「外野には土がねぇぞぉ! 兄ちゃんだけに活躍を奪われたくねぇしな。俺達の必殺見せてやるぞ! 『貯蔵スマッシュ』上から玉ねぎが大量に降ってくる。ボールも同時に降ってくる」
「こんなの取れへんで!」
「人数を4人と少なくしてたのが仇となったな」
そんな、キメ顔されても……いいとこ取りかよ! ちくしょう!
そして、相手にボールが当たる。
玉ねぎに弾かれて外野にボールが戻る。というローテーションが完成し、見事に玉ねぎなんちゃらは準決勝に進出した。
「ゲームセット! 玉ねぎボンバーズの勝利です! 決勝戦進出おめでとうございます!」
「やぁ、彼のおかげですよ……って、あれ?」
俺はすぐさま逃走した。忘れてた、これ準決勝! もう、戦いたくない!
まぁ、俺が戦ってたチームの名前は知りたかったけど、まぁいいや。
時計の針は5時を指していた。
ふぅ。長く感じていたけど対して時間は経ってないんだな。
俺はもう疲れたのでプールはやめて、9階にある温泉に行くことにした。
エレベーターが開く。
はぁ。疲れたし温泉でゆっくりするか。
俺はエレベーターに乗る。
9階のボタンを押す。
「ん?」
2階でエレベーターが止まる。言い方は悪いがめっちゃデブが入ってきた。
正直言うと、ひらひらの服とその大きさにより10分の9が占領されている。
「ふぉっ?お兄さん。何処の人間だ」
「うぐっ。何処……まぁ、肉エリアですね」
「さすが、肉エリアだけあって。暑苦しいのう」
と、身をよじらせる。
お前だよ。
「あはは。すいません……そうですよね」
この、無言の時間が辛いんだよな……と、俺は『熱さ』『臭さ』『気まずさ』『狭さ』という、4連撃を喰らい、1分ほど経つと9階に到着した。
「それでは……失礼しますね」
「ぐぅ……」
って、通れないし! 何この人エレベーターで寝てるの?
しかも、この次は王族の部屋! どうすんだよ?
俺はそんな謎の緊張感を得ながら上へ向かわされる。
獲得スキル
玉ねぎボンバー
取得スキル
皿洗いの極意 出前の初級術
カルビ名人 焦がし焼きマスター 山葵鼻つめ リーフターン 玉ねぎボンバー
迷惑客の対処 愛想笑い 協調性 驚き対策 ロリコン対策 ジャパニーズソウル 無神経
おトイレの付き添い 遊園地の支配
つまようじ回避マン
お色家 変装『舞妓』
地球のゲームでもあったようなレベルの煽り 
演技『狂人』 主人公補正 騙される弱抵抗力
時点に埋まっている玉ねぎ頭のおっさんが
「……お前に託した」
こんな事言われたら降伏できないじゃないですか。
「うぅ……。かかってこい! 大根ババァ!」
「もう、許さへんからな! スキル『分身ボール』」
上空と真正面から4個ずつボール?が飛んできた。
「俺はドッヂボールで『回避だけの』逃げ職人と言われてたんだよぉ!」
俺は全てのボールを瞬時に回避する。
ん?
ボール?が地面に埋められていた。
「避けてるだけならアンタの負けやで!ウチらの作戦は始まってるんや。『しかも』玉ねぎ頭の髪がバットのようにこちらにボールを飛ばしてくれるんや」
そして、すぐに外野からボールが飛んでくる。
今度は普通の投球だった。
玉ねぎ頭に1人当たった。
「今度は普通に当てにいくんだな」
「なんだってアンタには関係ないやないか」
結局、ボールはこちらに流れない。
また、頭がバットのよう相手に戻っていく。
そして、次の球もまた普通。
残るは10人。
「スタート!『分身ボール』」
ボールは5つ。次は全く見当外れのような所に飛んできた。
足元?というより、さっき植えたボール?の様なものを狙っているような感じだった。
ボール?と一緒に玉ねぎ頭も当たっていたが戦力外なので別に気にしないでおこう。
残りは9人。
「おいおい! どうしたその程度か?」
「あんた、本当に馬鹿やな! 作戦は順調に進んでいるんや。ついでにゴミ玉ねぎも排除出来てるから、お得や!」
と、相手の手元にボールが戻っていく。
植えてあるのはあと3つ。残ってる人は俺を含めて9人。
そして、この作戦でキツイのは最初に多くいた外野のせいでボールがこちらに回らず、半永久的に内野にボールが周り続けるということだ。
「まぁ、こっからは作業やな」
内野から更に玉ねぎ男へボールが飛んでいく。
その後も玉ねぎ男の髪の部分のせいでボールは永久的に内野に周り残すは7人となってしまった。
「久しぶりにいくで! 『分身ボール』」
本当のボールは玉ねぎ男を偽のボールは植えてある所へ飛んでいく。
「俺は全然狙わないみたいだな」
「メインディッシュは最後に取っとくものや」
残すは俺を含め6人。
それからは普通に玉ねぎ男が狙われ残すは俺含めて2人になってしまった。
「おいおい。俺を狙わなきゃ、どの道逃げて埒が明かないぜ?」
「作戦言うてるやろ?」
そして、残るたまねぎ男にボールが当たる。
「あんた……こっからは悲惨や。気おつけろ……」
なら、早く言えよ!
「おい。でも、お前らこれからどうすんだよ?」
「チェックメイトや」
「何いってんだ……って、うわぁあ!」
俺の足は草が絡みついていた。
「スキル『大根の収穫祭』」
このままじゃ、動けない。
負けてしまう……あ!
俺はこんな簡単な事に何故気づかなかったのだろう。
相手もスキルを使っている。なら、俺だって使っていいじゃないか。
「てめぇに俺のお決まり必殺スキルを見せてやるよ! 『焦がし焼きマスター』」
俺が叫ぶと草は一瞬にして燃え散る。
「油断して遅いボールを投げたのが仇となったな!その程度のボールなら俺でも掴めんだよ!」
俺はボールをキャッチする。
そして、自由に動ける玉ねぎ男達にボールを回す。
「外野には土がねぇぞぉ! 兄ちゃんだけに活躍を奪われたくねぇしな。俺達の必殺見せてやるぞ! 『貯蔵スマッシュ』上から玉ねぎが大量に降ってくる。ボールも同時に降ってくる」
「こんなの取れへんで!」
「人数を4人と少なくしてたのが仇となったな」
そんな、キメ顔されても……いいとこ取りかよ! ちくしょう!
そして、相手にボールが当たる。
玉ねぎに弾かれて外野にボールが戻る。というローテーションが完成し、見事に玉ねぎなんちゃらは準決勝に進出した。
「ゲームセット! 玉ねぎボンバーズの勝利です! 決勝戦進出おめでとうございます!」
「やぁ、彼のおかげですよ……って、あれ?」
俺はすぐさま逃走した。忘れてた、これ準決勝! もう、戦いたくない!
まぁ、俺が戦ってたチームの名前は知りたかったけど、まぁいいや。
時計の針は5時を指していた。
ふぅ。長く感じていたけど対して時間は経ってないんだな。
俺はもう疲れたのでプールはやめて、9階にある温泉に行くことにした。
エレベーターが開く。
はぁ。疲れたし温泉でゆっくりするか。
俺はエレベーターに乗る。
9階のボタンを押す。
「ん?」
2階でエレベーターが止まる。言い方は悪いがめっちゃデブが入ってきた。
正直言うと、ひらひらの服とその大きさにより10分の9が占領されている。
「ふぉっ?お兄さん。何処の人間だ」
「うぐっ。何処……まぁ、肉エリアですね」
「さすが、肉エリアだけあって。暑苦しいのう」
と、身をよじらせる。
お前だよ。
「あはは。すいません……そうですよね」
この、無言の時間が辛いんだよな……と、俺は『熱さ』『臭さ』『気まずさ』『狭さ』という、4連撃を喰らい、1分ほど経つと9階に到着した。
「それでは……失礼しますね」
「ぐぅ……」
って、通れないし! 何この人エレベーターで寝てるの?
しかも、この次は王族の部屋! どうすんだよ?
俺はそんな謎の緊張感を得ながら上へ向かわされる。
獲得スキル
玉ねぎボンバー
取得スキル
皿洗いの極意 出前の初級術
カルビ名人 焦がし焼きマスター 山葵鼻つめ リーフターン 玉ねぎボンバー
迷惑客の対処 愛想笑い 協調性 驚き対策 ロリコン対策 ジャパニーズソウル 無神経
おトイレの付き添い 遊園地の支配
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お色家 変装『舞妓』
地球のゲームでもあったようなレベルの煽り 
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