ファンタジー作品に使えるかもしれないふわっとした中世ネタ

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破城槌って?



最古の攻城兵器ともいわれる破城槌。
最初は大きな丸太を屈強な男が数人がかりで持ち運び、城門へぶつけていました。 持ち運びしやすいように丸太にロープを巻きつけ引っ張るようになり、専用の架台に搭載されるようになりました。


更に洗礼されると車輪の付いた架台から先端に勤続の羊の頭を付けた丸太が吊り下げられていました。
枠組みに丸太を吊るすことで人が持ち運んで扉にぶつけるよりも強い衝撃を与えることができる。更に振り子の運動のお陰で人力時代みたいに一旦下がってはしってぶつける必要が無いという労働力の節約が可能になりました。


なぜ羊の頭の形をさせたかというと、古代ローマ時代に羊の群れが城門に頭突きを繰り返して、あまりの五月蝿さに門兵が扉を開けたという与太話が元だという説があります。


進化を続けていった破城槌ですが弱点もあります。人力時代から初期の架台時代はほぼ防御力がありませんでした。
城壁の上から降り注ぐ矢や投石、煮え湯や煮え油にやられる事が多々ありました。
その為後期の破城槌には濡らした動物の毛皮などで屋根を覆い、攻撃に耐えれるようにしました。


この皮で覆われた破城槌は猫と呼ばれていたそうです。他にも破城槌がついていない猫も存在し、堀を埋めたり、城壁に鉄杭を打ち込んで城壁を登る足場にする工作兵を守るために作られたそうです。


工作兵を守るための猫は破城槌を搭載させた猫と見分けをつけるように雄豚という名称が名づけられたそうです。


防御側も指を加えて破城槌の接近を見てるわけではありません。
対処法としましては進行ルートに落とし穴、岩など落として破壊、絨毯や厚手の織物を垂らして衝撃吸収、輪っかの付いた紐や鍵紐で猫をひっくり返して使用不能にさせるなどがありました。
とくにこの輪っか紐や鍵紐による防御は画期的で効果的だったそうです。

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