花魁男子!!
9
「俺...無理...」
「君は、俺たちを見捨てるのかい!?!?」
は!?
「やっと神様が味方してくださったのに、なんということだ!!もっと幸せな人生をおくりたかったよ!なぁ、じっちゃん?」
「すまんのぉおお!ワシの息子に生まれなければ、こんなことには!!!」
おいおいと泣き出す二人。
周りには此方をチラチラと見ながら避けてとおる人たちが...
恥ずかしいじゃん!?
「...具体的に、なにをすれば?」
バッ!と一斉に此方を向いた二人。  
妙にシンクロしている。
「やっとわかってくれたんだね!」
「よし、行こう!」
「...!?話の内容によるんですが!?」
「そうかそうか!よく来てくれたね!」
なんの話だよっ!?
ってか、なに担いじゃってんの!?
175㎝あるんですけど!?
担いでんのお爺さんだし!!
「じっちゃん、元プロレスラーなんだ。」
そうはいっても見た目は70代のお爺さん。
コロリッて逝かないよね??
ねぇってばぁあああああ!!!!
*******
「あら、じっちゃん、綺麗な子ね?」
「かーわーいーいー!!」
「背高いわねぇーー!」
驚いたことに、俺が召喚?された泉は、吉原遊郭ってところの敷地内だったらしい。
でけぇじゃねぇか!
遊郭ってことで...ちょっとアレなところを想像してたんだけど...
セレブの集う公園?みたいな?
あはーんなお店は全然なくて、男の人と綺麗な着物を着た人がラブラブ歩いてるだけ。みたいな?
「ここ...あれ、するところじゃないんですか??」
「ん?あ、売春防止法ってのが出されてね。本当はウチ、つぶれるはずだったんだけど、日本に一つくらいあってほしいーー!っていう国民の意見で、残ったんだ。だから、過激なことはできなくて、ただらぶらぶー!みたいな?出会い系公園?あは」
「はぁ...」
「ここで出会って結婚する人とか、プライバシーは完全に守られてるから、誰にも言えないことを相談しに来る人とかね。あ、ホテルもあるんだよ!すごいっしょ?」
「思ってたとの違います...。」
「勿論昔はムフンなところだったよ?」
悪い笑みを浮かべる
「...。はい。」
茶髪の青年。お前、危なそうだな。
「花魁道中はなにするんですか?」
「特別なお客様っていのがいるんだけど、そのお客様専用の屋敷っていうのがあるわけよ。そこに行くとき、みんなの憧れである花魁は、自らの美しさを周りに示すんだ。」
「...!?」
「君くらいなら、普通に歩いていて問題ないよ。誰もが羨む美貌だもの。」
あ、そうそうと茶髪の青年は言った。
「花魁と特別なお客さまの間には、売春防止法は無効になる。」
つまり、と人差し指を近づけられる。
「君と、特別なお客さまは、ムフンな関係を許されているってこと。」
「君は、俺たちを見捨てるのかい!?!?」
は!?
「やっと神様が味方してくださったのに、なんということだ!!もっと幸せな人生をおくりたかったよ!なぁ、じっちゃん?」
「すまんのぉおお!ワシの息子に生まれなければ、こんなことには!!!」
おいおいと泣き出す二人。
周りには此方をチラチラと見ながら避けてとおる人たちが...
恥ずかしいじゃん!?
「...具体的に、なにをすれば?」
バッ!と一斉に此方を向いた二人。  
妙にシンクロしている。
「やっとわかってくれたんだね!」
「よし、行こう!」
「...!?話の内容によるんですが!?」
「そうかそうか!よく来てくれたね!」
なんの話だよっ!?
ってか、なに担いじゃってんの!?
175㎝あるんですけど!?
担いでんのお爺さんだし!!
「じっちゃん、元プロレスラーなんだ。」
そうはいっても見た目は70代のお爺さん。
コロリッて逝かないよね??
ねぇってばぁあああああ!!!!
*******
「あら、じっちゃん、綺麗な子ね?」
「かーわーいーいー!!」
「背高いわねぇーー!」
驚いたことに、俺が召喚?された泉は、吉原遊郭ってところの敷地内だったらしい。
でけぇじゃねぇか!
遊郭ってことで...ちょっとアレなところを想像してたんだけど...
セレブの集う公園?みたいな?
あはーんなお店は全然なくて、男の人と綺麗な着物を着た人がラブラブ歩いてるだけ。みたいな?
「ここ...あれ、するところじゃないんですか??」
「ん?あ、売春防止法ってのが出されてね。本当はウチ、つぶれるはずだったんだけど、日本に一つくらいあってほしいーー!っていう国民の意見で、残ったんだ。だから、過激なことはできなくて、ただらぶらぶー!みたいな?出会い系公園?あは」
「はぁ...」
「ここで出会って結婚する人とか、プライバシーは完全に守られてるから、誰にも言えないことを相談しに来る人とかね。あ、ホテルもあるんだよ!すごいっしょ?」
「思ってたとの違います...。」
「勿論昔はムフンなところだったよ?」
悪い笑みを浮かべる
「...。はい。」
茶髪の青年。お前、危なそうだな。
「花魁道中はなにするんですか?」
「特別なお客様っていのがいるんだけど、そのお客様専用の屋敷っていうのがあるわけよ。そこに行くとき、みんなの憧れである花魁は、自らの美しさを周りに示すんだ。」
「...!?」
「君くらいなら、普通に歩いていて問題ないよ。誰もが羨む美貌だもの。」
あ、そうそうと茶髪の青年は言った。
「花魁と特別なお客さまの間には、売春防止法は無効になる。」
つまり、と人差し指を近づけられる。
「君と、特別なお客さまは、ムフンな関係を許されているってこと。」
「ファンタジー」の人気作品
-
-
3万
-
4.9万
-
-
2.1万
-
7万
-
-
1.3万
-
2.2万
-
-
1.2万
-
4.8万
-
-
1万
-
2.3万
-
-
9,711
-
1.6万
-
-
9,545
-
1.1万
-
-
9,448
-
2.4万
-
-
9,173
-
2.3万
コメント