「ここが変だよ異世界トリップ」

パクリ田盗作@カクヨムコン3参戦中

ここが変だよ異世界トリップ 異世界召喚編



異世界トリップ物には異世界の神様や国が主人公を召喚する展開があります。
これにも私はツッコミを入れたくなります。


まず気圧の急激な変化などで耳鳴りや、召喚先が凄い高地にある城だったら、主人公は呼吸困難や高山病になったりしないのかなと思う時があります。


また突然「貴方は勇者です。魔王を倒して」と言われて、どうして主人公は「わかりました、任せてください」とそれに従うのでしょうか?


作品によっては主人公は否定的だが、クラスまるごと召喚で委員長などが「困ってる人を助けようぜ!」と言い出してなし崩し的ってのが多いと思います。


ありえませんよね?


見知らぬ異国に誘拐されて「はい助けます」って委員長さん、実は召喚先の王国のエージェントかなにかですか?
エージェントならそうやって思考誘導する展開は納得できますが、違うなら誘拐されて誘拐犯に協力する理由が無いと思います。


さて、異世界からの勇者召喚には巨大な対価が必要、または時間的な制限がある設定が多いです。そのため頻繁には行えず、勇者は貴重な戦力である可能性が高いです。


国策で召喚した貴重な勇者達。ならばその貴重な戦力が他国に渡るのを防ぐため、自国の配下に置くためにも、お願いではなく強制や洗脳などしませんか?


更に疑問なのが勇者召喚の儀式にはセーフティ機能がないことが多いです。
召喚魔法であれば召喚した時点で隷属させて当然だと思います。召喚モンスターを召喚してそれが術者を攻撃するとか変でしょ? その延長と考えれば召喚した時点で召喚された主人公は隷属されているという設定も十分説得力があるとおもいます。


もしくは召喚した主人公を倒さないと隷属させられない召喚魔法だった場合、主人公がが最初に聞く言葉は「ようこそ勇者様」ではなく、「こんにちは、死ね」な不意打ちでしょう。


西遊記という作品の魔法のひょうたんみたいに呼びかけに応えたら吸い込まれるように、王様の「助けてくれるか」という問いかけに、主人公が「はい、助けます」と答えた時点で契約完了。
ファンタジーな契約魔法により国の利益を損なう行動は取れなくなるという設定なら納得できます。



しかしなんで世間の王族はいきなり「助けて、魔王倒して」とプレッシャーをかけてくるのでしょうか。見知らぬ他人の頼みごとにしては重すぎます。
また召喚対象が善人である保証はありません。とある作品では過去に勇者召喚で国が滅んだという設定がありました。
その設定では異世界から召喚した勇者がそのファンタジー世界では致死レベルのウィルスの保菌者で無自覚に病気を振りまいて死滅したという設定でした。


もし、私が召喚系の異世界トリップ物を書くならまずは、「勇者」という事を知らせずに、「世迷い人」として国が保護してこの世界の事を教えてあげます。
「こちらの世界に慣れるまで王城で確保するきまりですので」と対価を求めずに親切にしてタダメシ食らわせます。いわゆる恩に着せる行為で断りにくい状況を作ります。


そして、一週間もした頃に「実は困った事があって……(チラッチラッ)」と「魔王と戦う」ほど重い事でなく「魔物駆除の手伝い」として話を切り出します。直接的な戦闘を嫌う人たちには「貴方の異世界知識を内政に役立てて欲しい」といえば良いでしょう。


タダメシ食らって国に対し好意的であれば、返せる恩は返したいと思うものです。この思いをもたない人は「ヒトデナシ」となじられます。


すれた社会人ならともかく、若い学生には抜群に効きます。7割以上の人間が自主的に手伝うと言い出し、それに流された他者もまず手伝うと宣言します。
そんな善意で「助ける」と宣言した勇者に、ファンタジーな契約魔法を使って国に従属させます。
こんな感じで冒頭を進めていくと思います。

また多くの作品で「お願い⇒厚遇」の順ですが、相手を篭絡するのであれば「厚遇⇒お願い」の順にすべきです。優しくされた後のお願いは断り難いのですからね。


          

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