約束〜必ずもう一度君に〜
自覚
スキルがあることは分かった。それはいい。いいのだが。
「あのさ、何度も言うけど俺は異世界から来たんだよ。スキルなんてあっちではないのが当たり前なわけ。だから『何言ってんのこいつ』的な顔で見るのやめろ。そしてスキルについて教えろ」
「すみません!流石にスキルはあると思ってました!」
「スキルもないなんて、どんなふざけた世界にいたのだ」
「いやいやカグラさん、俺から言わせればこっちの世界のがよっぽどふざけてるからね?」
なんだかんだ言いながらも相変わらず丁寧にスキルについて教えてくれた。テンプレだった。
だかまあ。あっちではなかった概念だ。整理しとこう。スキルには2種類あって、固有スキルと一般スキルがある。
まず固有スキルだが、これは生まれつき誰もが必ず持ってる先天的なもので、使えるようになるかは保持者次第ということらしい。
次に一般スキル。これは後天的に自分で習得するものだそうだ。行動や練習次第ということらしい。
スキルの確認方法も教えてくれた。人差し指と中指を揃えて振り下ろすそしたらゲームのステータスウィンドウみたいなのが現れる。要はそれに書いてあるらしい。ゲームかよ。ちなみに手は左右どちらでも構わないそうだ。ついでにこのウィンドウからもアイテムボックスを開けるらしい。(違うやり方を教わっていた)ゲームかよ。
そんなことよりスキルを確認しようではないか!どれどれ
ユウキ
ーーーーーー
固有スキル
********
********
********
一般スキル
剣術(我流)
索敵
隠蔽
剥ぎ取り
目利き
軽業
思考加速
お、おうふ。良いのか悪いのかさっぱりわからん。だが、思考加速なんて固有スキルで良くないか?
自分では判断できないのでダストに見てもらった。
「えっと、固有スキルは使えないみたいだね。一般スキルは、って多くないか?本当にこっちにきて数日なのかい?まあ僕の方が多いけど」
おい自慢か?自慢してるのか?それとも張り合ってるのか?ハッハッハ、生憎そんな子供じゃないんでね。他人と比べるようなこと俺はしないのさ!くっそ、羨ましいぃ。
「なんだか、生き残ることに関してものすごくバランスがいい構成になってるね。狙ってやったのかい?」
「んな訳ないだろ。こちとらスキルの存在もさっき知ったばかりなんだぞ?」
「そうか、そうだね。でもたまたまにしてはすごいな。そもそも、思考加速なんて、習得が最も難しいと言われてるスキルなんだけど、何したんだい?」
「思い当たる原因は戦闘で危なくなった時、打開策を高速で考えたぐらいなんだが・・・」
「まあ、それだね。思いっきりそれがきっかけだね」
それだけならなんでそんな高い難易度になってんだ?あ、そもそもこんな高頻度で危なくなる戦い方するやついないのか。
ま、結果オーライだ。危険に晒された甲斐はあった!ということにしておこう。そうしないと何かが崩れ落ちる気がする。
そう、そうだ。そうでもしないとこの大量のケガもただのバカの証明みたいじゃないか。
「そのケガの原因はおそらく思考加速が習得できるほど高頻度で危険に晒されたことの証明なんだね」
「ユウキ君って実はバカなの?」
アリシアが地雷を踏みました。
今俺の心は音を立てて崩れ落ちました。ポッキリ折れました〜。
「アリシア、その言い方はユウキが可哀想ではないか」
カグラさんが助け舟を!
「ユウキはただ、残念な頭の持ち主なだけだ!」
出してくれなかった。しかも心の傷をさらにエグってきた。グチャグチャと掻き回しにきたよ。全くフォローになってないよ!?
「そうですよ〜、どうせ俺はバカで頭の残念な奴ですよ〜」
激しく落ち込んだ末に、拗ねた。
だってさ〜仕方ないじゃん。会ってからそんな時間も経ってないのにこんだけ本人目の前にディスられたら誰でもこうなりますよ〜。
「ユウキさん、大丈夫ですか?本当にごめんなさい。あの2人も悪気があったら言ってる訳じゃないんです。たぶん」
ユーリさんや、そこは言い切って欲しかったな!
「本当にすまない。いつもあんな調子なんだ。最もいつもは僕が君の立場なんだけどね」
「ダストよ、お前苦労してるな。よくあんな無自覚のくせに真剣に言ってるからタチの悪い精神攻撃に耐えてるな。心の底から尊敬する」
「やめてくれよ、慣れってやつさ」
・・・遠い目をされておられます。ものすごく遠い目をして後半のセリフを言われました。南無。
そのままダストは放心してしまった。走馬灯でも見てるのかな?
アリシアとカグラの2人はまだ何か言い合いを続けている。最早収拾つかないことになっている。
「ごめんなさい。皆あんな調子で。それより、楽しいのですか?」
「今俺、どんな顔してる?」
「楽しそうにしてます。それに、出会った瞬間より、正気を感じます」
まるで死んでいたみたいに言われたんだが。
「そんなに俺は疲弊していたのか」
「そうみたいですね。今の様子を見る限り、人恋しかったんじゃないですか?」
「わからない。けど、こっちの世界にきて、人に会えなくて、色々不安だったのは確かだ。それを誤魔化すために無理にテンションを上げてたのも疑いようがない。なあ、ユーリちゃん、敬語使うのやめてくれないか?君に敬語を使われると酷く距離を感じる」 
「はい、いいで・・・いいよ。分かった。敬語はやめるね。・・・え!?どうしたの!?なんで、泣いてるの?」
「え、泣いてる?・・・あ、ほんとだ。は、はは。なんでだろ?」
気づいていた。気づかないフリをしていた。この子は、ユーリは、あいつに、朝霧に似ている。顔じゃない。声でもない。見た目とかの上っ面じゃなく、中身が、似ている。
同時に、もう1つ気づいた。いや、目を背けていたことに向き合った。俺は、朝霧が好きだ。
自覚した途端、会いたくなった。今まで隠して誤魔化してきた感情が、表に出てきた。それは、涙となって形に現れた。それが涙の理由。
さらにもう1つ、分かった。俺は案外、騒がしいのが好きなのかもしれない。
俺は何故あの時あんな約束をしたのか分からないでいた。だが、認めると簡単なことだった。朝霧が好きだから、あの連中が騒いでるのを見るのが好きだから。だから、戻ろうと思ったんだ。だから、約束したんだ。
口元が緩んだ。笑いがこみ上げてきた。いつしか、涙は止まり、太陽が昇り始めていた。
「急に笑い出して、どうしたの?ユウキさん、大丈夫?」
「名前、ユウキでいい。俺もユーリって呼ぶから。いいか?」
「え?あ、うん。・・・って、え!?呼び捨てなんて、できないよ・・・?」
「じゃあ君付けでもいいから、さんはやめろ」
「わ、わかった。努力する」
俺が急に笑い出したせいか、カオス状態は収まっていた。代わりに、奇異なものを見る目を向けられていた。
ま、当然だよね〜。なら、教えるのもいいかもしれない。
「そんな目で見るなよ。ただ、久しぶりに騒がしい光景を見たら、笑いがこみ上げてきただけだ。深い意味はない」
どうやら納得したらしく、それ以上は追求されなかった。
しかしまあ、太陽が昇り始めたとはいえ、まだ暗い。出発はもう少し先かな。
・・・おっと?気が緩んだなこりゃ。思い出したように全身が悲鳴をあげ出した。痛い痛い痛い痛い痛い。
「やっばいなこれ。なぁ、気絶しそうなくらいケガが痛み出したんだが、回復魔法とかあるなら使って欲しいんだけど?」
「なんでこのタイミング?なんでこんなに遅れてキテる訳?」
なんでってアリシアさん、そりゃあ。
「気が緩んだからな。そろそろ止まってた血も溢れ出すかもしれないな。よし、とりあえず上は脱ぐわ。汚れんのヤダし」
宣言通り上は脱いだ、自分の傷を改めて、というかここにきて初めてちゃんと見た。おぞましいの一言に限る状態であった。
全員(本人含めて)傷の状態に驚いていると、血が溢れ出てきた。
ダストは固まっている。カグラは目を背けた。ユーリはオロオロしている。アリシアは回復魔法をかけてくれている。
「おぉ、暖かいな。全然治る気配ないけど」
「これだけ大量の傷から血が流れてるんだから当たり前じゃない!全部を同時に治さないとダメに決まってるでしょ!?回復が遅いのは我慢して!て言うか、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!?」
「えっと、違うことに気を取られてて」
「傷は見えてたんだから治療しなかった私も私だけどね」
んなことより、さっきまでと口調が違くないですか?アリシアさん。
「口調が気になる?ごめんね。さっきまで猫被ってたから。これでも人見知りなの。でも、貴方は信用していいと思ったから猫被りはやめたの。だめ?」
上目遣いでだめか聞かないで。ズルイから。だってそんなんされたら
「いや、だめじゃない。寧ろウェルカム。全然オッケー」
そう答える以外にないだろう?可愛いから仕方ないじゃん!
・・・あぁ、俺ってチョロいな。
俺は、意識を失い、アリシアにもたれかかるようにして倒れた。
ちなみに
「え、ちょ、な、何してんの!?きゃ!」
という声と、何か柔らかい感触を得たのが最後だった。
「あのさ、何度も言うけど俺は異世界から来たんだよ。スキルなんてあっちではないのが当たり前なわけ。だから『何言ってんのこいつ』的な顔で見るのやめろ。そしてスキルについて教えろ」
「すみません!流石にスキルはあると思ってました!」
「スキルもないなんて、どんなふざけた世界にいたのだ」
「いやいやカグラさん、俺から言わせればこっちの世界のがよっぽどふざけてるからね?」
なんだかんだ言いながらも相変わらず丁寧にスキルについて教えてくれた。テンプレだった。
だかまあ。あっちではなかった概念だ。整理しとこう。スキルには2種類あって、固有スキルと一般スキルがある。
まず固有スキルだが、これは生まれつき誰もが必ず持ってる先天的なもので、使えるようになるかは保持者次第ということらしい。
次に一般スキル。これは後天的に自分で習得するものだそうだ。行動や練習次第ということらしい。
スキルの確認方法も教えてくれた。人差し指と中指を揃えて振り下ろすそしたらゲームのステータスウィンドウみたいなのが現れる。要はそれに書いてあるらしい。ゲームかよ。ちなみに手は左右どちらでも構わないそうだ。ついでにこのウィンドウからもアイテムボックスを開けるらしい。(違うやり方を教わっていた)ゲームかよ。
そんなことよりスキルを確認しようではないか!どれどれ
ユウキ
ーーーーーー
固有スキル
********
********
********
一般スキル
剣術(我流)
索敵
隠蔽
剥ぎ取り
目利き
軽業
思考加速
お、おうふ。良いのか悪いのかさっぱりわからん。だが、思考加速なんて固有スキルで良くないか?
自分では判断できないのでダストに見てもらった。
「えっと、固有スキルは使えないみたいだね。一般スキルは、って多くないか?本当にこっちにきて数日なのかい?まあ僕の方が多いけど」
おい自慢か?自慢してるのか?それとも張り合ってるのか?ハッハッハ、生憎そんな子供じゃないんでね。他人と比べるようなこと俺はしないのさ!くっそ、羨ましいぃ。
「なんだか、生き残ることに関してものすごくバランスがいい構成になってるね。狙ってやったのかい?」
「んな訳ないだろ。こちとらスキルの存在もさっき知ったばかりなんだぞ?」
「そうか、そうだね。でもたまたまにしてはすごいな。そもそも、思考加速なんて、習得が最も難しいと言われてるスキルなんだけど、何したんだい?」
「思い当たる原因は戦闘で危なくなった時、打開策を高速で考えたぐらいなんだが・・・」
「まあ、それだね。思いっきりそれがきっかけだね」
それだけならなんでそんな高い難易度になってんだ?あ、そもそもこんな高頻度で危なくなる戦い方するやついないのか。
ま、結果オーライだ。危険に晒された甲斐はあった!ということにしておこう。そうしないと何かが崩れ落ちる気がする。
そう、そうだ。そうでもしないとこの大量のケガもただのバカの証明みたいじゃないか。
「そのケガの原因はおそらく思考加速が習得できるほど高頻度で危険に晒されたことの証明なんだね」
「ユウキ君って実はバカなの?」
アリシアが地雷を踏みました。
今俺の心は音を立てて崩れ落ちました。ポッキリ折れました〜。
「アリシア、その言い方はユウキが可哀想ではないか」
カグラさんが助け舟を!
「ユウキはただ、残念な頭の持ち主なだけだ!」
出してくれなかった。しかも心の傷をさらにエグってきた。グチャグチャと掻き回しにきたよ。全くフォローになってないよ!?
「そうですよ〜、どうせ俺はバカで頭の残念な奴ですよ〜」
激しく落ち込んだ末に、拗ねた。
だってさ〜仕方ないじゃん。会ってからそんな時間も経ってないのにこんだけ本人目の前にディスられたら誰でもこうなりますよ〜。
「ユウキさん、大丈夫ですか?本当にごめんなさい。あの2人も悪気があったら言ってる訳じゃないんです。たぶん」
ユーリさんや、そこは言い切って欲しかったな!
「本当にすまない。いつもあんな調子なんだ。最もいつもは僕が君の立場なんだけどね」
「ダストよ、お前苦労してるな。よくあんな無自覚のくせに真剣に言ってるからタチの悪い精神攻撃に耐えてるな。心の底から尊敬する」
「やめてくれよ、慣れってやつさ」
・・・遠い目をされておられます。ものすごく遠い目をして後半のセリフを言われました。南無。
そのままダストは放心してしまった。走馬灯でも見てるのかな?
アリシアとカグラの2人はまだ何か言い合いを続けている。最早収拾つかないことになっている。
「ごめんなさい。皆あんな調子で。それより、楽しいのですか?」
「今俺、どんな顔してる?」
「楽しそうにしてます。それに、出会った瞬間より、正気を感じます」
まるで死んでいたみたいに言われたんだが。
「そんなに俺は疲弊していたのか」
「そうみたいですね。今の様子を見る限り、人恋しかったんじゃないですか?」
「わからない。けど、こっちの世界にきて、人に会えなくて、色々不安だったのは確かだ。それを誤魔化すために無理にテンションを上げてたのも疑いようがない。なあ、ユーリちゃん、敬語使うのやめてくれないか?君に敬語を使われると酷く距離を感じる」 
「はい、いいで・・・いいよ。分かった。敬語はやめるね。・・・え!?どうしたの!?なんで、泣いてるの?」
「え、泣いてる?・・・あ、ほんとだ。は、はは。なんでだろ?」
気づいていた。気づかないフリをしていた。この子は、ユーリは、あいつに、朝霧に似ている。顔じゃない。声でもない。見た目とかの上っ面じゃなく、中身が、似ている。
同時に、もう1つ気づいた。いや、目を背けていたことに向き合った。俺は、朝霧が好きだ。
自覚した途端、会いたくなった。今まで隠して誤魔化してきた感情が、表に出てきた。それは、涙となって形に現れた。それが涙の理由。
さらにもう1つ、分かった。俺は案外、騒がしいのが好きなのかもしれない。
俺は何故あの時あんな約束をしたのか分からないでいた。だが、認めると簡単なことだった。朝霧が好きだから、あの連中が騒いでるのを見るのが好きだから。だから、戻ろうと思ったんだ。だから、約束したんだ。
口元が緩んだ。笑いがこみ上げてきた。いつしか、涙は止まり、太陽が昇り始めていた。
「急に笑い出して、どうしたの?ユウキさん、大丈夫?」
「名前、ユウキでいい。俺もユーリって呼ぶから。いいか?」
「え?あ、うん。・・・って、え!?呼び捨てなんて、できないよ・・・?」
「じゃあ君付けでもいいから、さんはやめろ」
「わ、わかった。努力する」
俺が急に笑い出したせいか、カオス状態は収まっていた。代わりに、奇異なものを見る目を向けられていた。
ま、当然だよね〜。なら、教えるのもいいかもしれない。
「そんな目で見るなよ。ただ、久しぶりに騒がしい光景を見たら、笑いがこみ上げてきただけだ。深い意味はない」
どうやら納得したらしく、それ以上は追求されなかった。
しかしまあ、太陽が昇り始めたとはいえ、まだ暗い。出発はもう少し先かな。
・・・おっと?気が緩んだなこりゃ。思い出したように全身が悲鳴をあげ出した。痛い痛い痛い痛い痛い。
「やっばいなこれ。なぁ、気絶しそうなくらいケガが痛み出したんだが、回復魔法とかあるなら使って欲しいんだけど?」
「なんでこのタイミング?なんでこんなに遅れてキテる訳?」
なんでってアリシアさん、そりゃあ。
「気が緩んだからな。そろそろ止まってた血も溢れ出すかもしれないな。よし、とりあえず上は脱ぐわ。汚れんのヤダし」
宣言通り上は脱いだ、自分の傷を改めて、というかここにきて初めてちゃんと見た。おぞましいの一言に限る状態であった。
全員(本人含めて)傷の状態に驚いていると、血が溢れ出てきた。
ダストは固まっている。カグラは目を背けた。ユーリはオロオロしている。アリシアは回復魔法をかけてくれている。
「おぉ、暖かいな。全然治る気配ないけど」
「これだけ大量の傷から血が流れてるんだから当たり前じゃない!全部を同時に治さないとダメに決まってるでしょ!?回復が遅いのは我慢して!て言うか、どうしてもっと早く言ってくれなかったの!?」
「えっと、違うことに気を取られてて」
「傷は見えてたんだから治療しなかった私も私だけどね」
んなことより、さっきまでと口調が違くないですか?アリシアさん。
「口調が気になる?ごめんね。さっきまで猫被ってたから。これでも人見知りなの。でも、貴方は信用していいと思ったから猫被りはやめたの。だめ?」
上目遣いでだめか聞かないで。ズルイから。だってそんなんされたら
「いや、だめじゃない。寧ろウェルカム。全然オッケー」
そう答える以外にないだろう?可愛いから仕方ないじゃん!
・・・あぁ、俺ってチョロいな。
俺は、意識を失い、アリシアにもたれかかるようにして倒れた。
ちなみに
「え、ちょ、な、何してんの!?きゃ!」
という声と、何か柔らかい感触を得たのが最後だった。
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